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平成28年8月5日

【照会先】

労働基準局安全衛生部化学物質対策課

課   長 奥村 伸人

中央労働衛生専門官 小林 弦太

(代表電話) 03(5253)1111(内線5515)

(直通電話) 03(3502)6756

報道関係者各位


平成28年熊本地震のがれき処理作業等における石綿の気中濃度モニタリングの結果について

 厚生労働省は熊本地震の被災地において、本年5月下旬から7月の間に石綿の気中濃度モニタリングを実施し、今般その結果を取りまとめました。


 調査は10地点のがれき処理作業現場内で実施し、1地点で定量下限値(正確に定量できる最低濃度)を超える石綿が検出されましたが石綿発生施設の敷地境界における基準(10f/L)以下でした。検出された地点では、事業者への注意喚起と発散防止対策を講じるよう求めています。
 引き続き厚生労働省では、これから多くなる建築物の解体等作業における石綿へのばく露防止のため、モニタリングを行い、その結果を踏まえ湿潤化、保護具の着用などの指導を行ってまいります。

【気中濃度モニタリング実施場所】

 熊本地震の被災地で、集積、分別、破砕等が行われている災害廃棄物一次仮置場等

 

【気中濃度モニタリング方法】

 1 定点モニタリング

   作業を行っている時間帯で粉じんが最も激しく飛散していると思われる箇所の風下1か所の濃度を測定

 

 2 個人サンプラーによるモニタリング

   1地点につき原則として3名の労働者について、作業を行っている時間帯の呼吸域周辺の濃度を測定

 

【調査結果】

  測定地点数                             : 10地点

  石綿発生施設の敷地境界基準を超えた地点:  0地点

  (詳細は別紙参照)

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