G20岡山保健大臣会合

加藤厚生労働大臣は、G20岡山保健大臣会合に議長として出席しました。

本会合には、G20（※1）の国・地域に加え、招待国、WHOやOECDなどの国際機関が参加しました。

「UHC（ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ）（※2）の達成」「高齢化への対応」「AMR（薬剤耐性）（※3）を含む健康危機への対応」の3つをテーマに、議論が行われました。

G20保健大臣会合として初めて議題となった「高齢化への対応」については、加藤厚生労働大臣が、高齢化のフロントランナーとして日本の経験を各国と共有し、議論を行いました。

また「UHCの達成」については、G20の保健大臣として、2030年までのUHC達成にどう貢献していくかについて議論を行いました。

会合の最後に、3つのテーマに対応するため必要な政策の方向性を盛り込んだ大臣宣言（※4）が採択されました。

G20保健大臣会合・G20労働雇用大臣会合（※5）は「G20金融・世界経済に関する首脳会合」（G20サミット）に加えて開催される分野別閣僚級会合のうちの一つです。

今回のG20保健大臣会合は、日本が議長国になり6月に開催されたG20の分野別閣僚級会合として開催されました。

その他、会合終了後、各国代表団向けの現地視察に橋本厚生労働副大臣が参加しました。

1. ※1G20
   G7（カナダ、フランス共和国、ドイツ連邦共和国、イタリア共和国、日本、英国、アメリカ合衆国）の7か国に、アルゼンチン共和国、オーストラリア連邦、ブラジル連邦共和国、中華人民共和国、インド、インドネシア共和国、大韓民国、メキシコ合衆国、ロシア連邦、サウジアラビア王国、南アフリカ共和国、トルコ共和国、欧州連合を加えた20か国・地域から構成されています。
2. ※2UHC（ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ）
   全ての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる状態
3. ※3AMR（薬剤耐性）
   抗微生物薬の不適切な使用を続けることなどにより、微生物に対して薬が効かなくなること
4. ※4G20岡山保健大臣宣言
   • 大臣宣言（英文）［PDF形式：978KB］
   • 大臣宣言（仮訳）［PDF形式：1022KB］
5. ※5G20保健大臣会合・労働雇用大臣会合

大臣官房国際課
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