平成30年度卓越した技能者(現代の名工)の表彰式

2018年11月12日(月)
リーガロイヤルホテル東京
被表彰者に表彰状を贈る髙階厚生労働副大臣

厚生労働省は、平成30年度卓越した技能者(現代の名工)の表彰式を行いました。

本式典に出席した髙階厚生労働副大臣は
「現代の名工となられた皆さまの今後のご活躍は、将来を担う若者にものづくりや技能の道への第一歩を踏み出させ、若年技能者自らが技能向上に取り組む契機となるものです。
今後とも、皆さまがその卓越した技能と指導力をもって、広く技能者の模範として、後進の育成に一層積極的に当たっていただきますことを期待しています」
と挨拶しました。

本式典では、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰しました。

この制度の目的は、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ること、また、技能者の模範として、将来を担う優秀な技能者の確保・育成を進め、優れた技能を次世代に承継していくことです。

今年度の被表彰者は、鋳込工(いこみこう)として伝統的な蝋型鋳造(ろうがたちゅうぞう)技法による青銅器の製作や古代の鋳造技術の考察を踏まえた銅鐸の復元製作に卓越した技能を持つ小泉正弘氏をはじめ150名です。

人材開発統括官付能力評価担当参事官室

被表彰者に祝辞を贈る髙階厚生労働副大臣
被表彰者代表より謝辞を受ける髙階厚生労働副大臣
職種部門ごとに名前を呼ばれる被表彰者
表彰式に出席した皆さま(グループに分かれて写真撮影を実施)