平成29年度安全優良職長厚生労働大臣顕彰式典

2018年1月15日(月)
厚生労働省内講堂
安全優良職長厚生労働大臣顕彰式典で顕彰状を授与する田畑厚生労働大臣政務官

厚生労働省は、安全優良職長厚生労働大臣顕彰式典を行い、優れた技能と経験を持ち、担当する現場や部署で作業の安全を確保して優良な成績を挙げた職長(※)141名を「安全優良職長」として顕彰しました。

平成10年度から始まったこの式典は、職長を中心とした事業場や地域における安全活動の活性化を図ることを目的に毎年実施しており、本年度で20回という節目を迎えました。

本式典に出席した田畑厚生労働大臣政務官は、受賞者と列席者に向けて
「産業現場の第一線で『安全のキーパーソン』として、労働災害の防止にご尽力をされている職長の皆さまが、顕彰をお受けになられたことを、心からお慶び申し上げます」
と祝辞を述べました。

また、受賞者代表は
「職長として、『現場で働くすべての人が安全で安心して働ける職場環境を作り、その幸せを守らなければならない』という思いで取り組んでまいりました。そのために私自身が他の模範となるべく率先して安全衛生活動の大切さを後進に指導すると共に自ら実践してまいりました。これからは、この受賞に恥じることのないよう、これまで以上に安全衛生活動に全力で取り組むよう決意を新たにしております」
と、力強く謝辞を述べました。

厚生労働省は、今後とも、未来に向けて、働く人誰もが安全安心して活躍できるよう、労働災害を減らすための取り組みを積極的に進めてまいります。

  • 職長
    事業場で部下の作業員を直接指揮監督し、作業の安全確保・遂行に責任を持ち、第一線において「安全」を実現する監督者のこと。
    班長、作業長などとも呼ばれ「安全のキーパーソン」と言われる。

労働基準局安全衛生部安全課

祝辞を述べる田畑厚生労働大臣政務官
謝辞を述べる被顕彰者代表の林さん
式典の様子