閣議後記者会見概要

H19.04.17(火)09:20~09:28 省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。本日の閣議ですけれども、記念貨幣が発行されますということです。一つはブラジル移住100周年等関連、もう一つは2007年ユニバーサル五輪の関連ということで、折衝をした結果、ユニバーサル技能五輪の方につきましても記念硬貨を発行していただくこととなりました。財務大臣からご報告がありました。シンボルマークと裏面は静岡県側から見た富士山、ここが非常に重要で、をデザインしたものということでございます。それから海外出張をされた閣僚からの報告でございます。以上でございます。

質疑

記者:
なぜ静岡県側なんでしょうか。
大臣:
これは静岡県で開催するということもありますし、ありますしというと何か次がありそうですが、やめておきます。
記者:
何か大臣の方からはたらきかけがあったとか。
大臣:
いや。そういうことじゃなくて。静岡県でありますから、静岡県の方。
記者:
ではお聞きします。日大板橋病院のですね、研修医が自殺したことに対して労災認定がされたそうなんですけども、その事実関係とですね、あと新しい臨床研修制度の下で過酷な労働環境が改善がみられていないと見ることもできるんですけれども、今後の対応についてお聞かせ下さい。
大臣:
これは研修といえどもですね、もちろん研修をしていただくことが大事でありますし、また同時に、労務管理というかそういうことをきちっとしていただかなきゃいけない、ということを強く思いますね。こうした事案が、不幸な事案が起こりますと、そういう気がいたしますので、総合的な診断のできるお医者さんをつくると、総合医療のできるお医者さんをつくるということで一所懸命やっていただいていると思いますけども、それだけになかなか負荷、労働が大変かと思いますが、そこはやっぱりきちっとした職場の管理者が管理をして貰いたいと、適切な管理をして貰いたいとそのように思います。
記者:
これについて実態調査、また、それを踏まえた上での何らかの規制を加えるというようなお考えはありますでしょうか。
大臣:
もうちょっとこの事案をよく調べて、そして、そういうものが一般的に起こり得るというようなことだったら、さらにそういう、今言ったようなことを考えなければいけないんでしょうけれども、とりあえずは、まず個別の事案について、しっかり状況把握をするということだろうと思います。
記者:
年金についてなんですけれども、70歳以上の方は年金を停止できるようになったんですけれども、大臣がこれを申請されたというようですけれども、これについてはいかがでしょうか。
大臣:
これは、私のことについてはコメントを差し控えさせていただきます。これは、よく私も地元なんかでも聞いたわけですね。「年金が苦しい苦しいと言っているのに、俺みたいに別に経済的に何も厳しい状況にないのに。」と、大体自営業、あるいは、それ絡みの人が多いんですけれども、私の後援者なんかで。「俺のところなんか年金なんかいらないのに。」というようなことを言っている方もおりましたね。そういうことで、そういうお気持ちがある人は是非、年金財政に少しでもご貢献いただくという意味で、また、むしろどうしても年金がほしいという方のところに、スムーズに、安定的に年金が行くように、そういうボランタリーな、自発的な返上という制度もあっていいではないかということで、そういう規定が入って、いよいよ実施に移されるということなんですけれども、別段、これは本当に、そういう本人のお気持ち次第ですから、かなり個人的なことで、ご判断でやっていただけばいいのではないかと、こう思います。
記者:
そうすると、大臣ご自身についてもご自身の判断であるということで。
大臣:
ですから、私のことについてはコメントしないと、こう言っているのは。はい。
記者:
研修医の過労自殺なんですけれども、大臣のご発言があったんですけれども、基本的にここの労災補償課というのは、こういった事例があった場合、今回日経さんが書いたんですけれども、事例があった場合、内容の確認等ですね、応じないんですけれども、大臣の今のコメントということは、報道されたことが大臣として確認なさっているということでよろしいでしょうか。
大臣:
いや、確認というか、そういう報道がありましたということですね。今、一般的に、研修医についてそういうことをしますかと言うから、事案が起こったんだったら、その事案について、まずどういうものかを考えなければいけませんねと、こう言ったということです。
記者:
後段はわかるんですけれども、要するに、今言ったように、担当課では対応しないんですよ。あったことが。
大臣:
外の方に対してね。プライバシーのことでしょう。
記者:
外ではない。我々に対してもですね。こういうことがあったかどうかということに関しても。大臣はお答えになったんで、これは事実関係としてあったということでよろしいんですか。
大臣:
私は、こういう報道がありますということを、これは毎朝の行事ですけれども、秘書官から聞いているので、それで反応したと、こういうことです。もうちょっと丁寧にだったら、私は役所、役所と言えば秘書官は役所だからね、担当の課で確認しているというわけでも必ずしもありません。
記者:
ということは、事実かどうかわからないということですか。
大臣:
そんな無責任なことは言いません。
記者:
報道されていることは事実であるという前提でのお話と考えてよろしいわけですね。
大臣:
そういうことです。

(了)