令和8年版 厚生労働白書を公表しました

「必要なときに病院を受診できる」
「介護が必要になったらサービスを利用できる」

そんな当たり前が、当たり前でなくなったとしたら・・・?
人口減少と少子高齢化が進む中、医療・介護・障害福祉の現場では担い手不足が深刻化しています。

今年度の厚生労働白書では、「これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える」をテーマに、現場が直面する課題や、2040年頃を見据えた今後の方向性について紹介しています。

重要なのは、医療・介護・障害福祉の現場で働く人々が、その専門性を十分に発揮できる環境づくりです。そして今注目されているのは、ICT、AI、ロボットなどのテクノロジーを活用した生産性の向上です。



テクノロジーの活用というと、「機械が人に取って代わる」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、白書で示しているのは、単なる省力化ではありません。テクノロジーの力を適切に活用しつつ、人が担う支援の価値をより一層高め、安全性・効率性・利便性・サービスの質を総合的に向上させていく取り組みです。
今回実施したアンケートでは、医療や介護の現場でテクノロジーが活用されることについて、7割以上の方が肯定的に受け止めていることが分かりました。

白書では、スマホやAIを活用して業務改善を進める病院、見守りセンサーや音声入力システムを活用する介護施設、障害のある方の就労支援にAIを活用する事業所など、全国のさまざまな取り組みも紹介していますので、現場で活躍されている方はぜひ参考にしてみてください。

医療・介護・障害福祉は、誰もが人生のどこかで関わる身近で大切な社会基盤です。
これらのサービスを将来にわたって持続可能なものとしていくためには、現場で働く人々だけでなく、サービスを利用する私たち一人ひとりが、その課題について理解を深め、将来の姿をイメージしていくことも大切です。

未来の安心を支えるために、医療・介護・障害福祉のこれからを、一緒に考えてみませんか。

2040年のある日(介護の現場)のイメージイラスト

※生成AIを活用して作成したイメージ図。
2040年頃の将来像の一例を示したもので、必ずしも現行制度に基づくものではありません。
令和8(2026)年時点で導入、検討されていない内容も含まれています。
厚生労働白書は、厚生労働行政の現状や課題、今後の方向性について、広く国民の皆さまにお知らせするため、毎年厚生労働省が作成している年次報告書です。
令和8年版厚生労働白書では、2025年(令和7年)度の厚生労働行政の主な取り組みについても紹介していますので、ぜひご覧ください。


令和8年版厚生労働白書 これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える