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「聞こえにくさ」感じていませんか? ~耳の日に「聞こえ」について考える~
3月3日は「耳の日」です
関係学会(耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)では、聞こえに関する理解や予防を広める日として主唱されています。由来は、3と3の語呂合わせのようです。
面白いことに、WHO(世界保健機関)でも3月3日を「World Hearing Day(世界耳の日)」としており、世界的にも、さまざまな普及啓発活動が行われています。数字の「3」が耳の形に似ているからということです。
【「耳の日」は気になっていた耳の悩みを解消するチャンス!(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)】
https://www.jibika.or.jp/owned/hwel/news/011/
さて、そんな「耳の日」をきっかけに、この記事では、皆さまと一緒に「聞こえ」について考えていければと思います。
「聞こえにくいこと」の問題
【Noncommunicable Diseases, Rehabilitation and Disability(WHO)】
https://www.who.int/teams/noncommunicable-diseases/sensory-functions-disability-and-rehabilitation/ear-and-hearing-care/hearing-loss-and-the-role-of-health-care-providers
多くの方が悩まされる「聞こえにくさ」(「難聴」ともいいます)は、私たちの生活にどのような影響をもたらすのでしょうか。
まず、後ろから近づいてきた車に気づかないなど、危機察知能力が低下することがあげられます。
それから、うまく聞き取れないことが原因で、コミュニケーションがうまくいかなくなり、そのせいで自信をなくしてしまい、場合によっては孤立してしまう、ということもあります。
また、近年では、認知機能に影響をもたらす可能性があるとの指摘もあります。

【「聞こえにくさ」感じていませんか?(厚生労働省)】
https://www.mhlw.go.jp/nanntyou/
「聞こえ」のチェックリスト
早めに耳鼻咽喉科を受診することが重要です。早めに受診して適切に対応すれば、進行を遅らせることができる場合もあります。

若い方も注意!~「ヘッドホン(イヤホン)難聴」
ヘッドホンやイヤホンを使い、大きな音量で長時間、音楽などを聞き続けることにより、音の振動を脳へ伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて、いわゆる「ヘッドホン(イヤホン)難聴」を引き起こすことがあり、近年問題視されています。
この難聴は少しずつ進行するため自覚しにくいともいわれますが、有毛細胞が壊れてしまうと、失った聴覚を戻すことはできないため、予防が重要となります。
WHOなどでは、次の予防策を提唱しています。
・可能な限り音量を小さくすること(WHOの推奨する限度は、大人は80dB以下、子供は75dB以下で1週間に最大40時間です)
参考:80dB(デシベル)は、走行中の地下鉄の車内ほどの音のレベルです。
・周囲の騒音をカットできる「ノイズキャンセリング機能」を使用し、音量を上げ過ぎないようにすること
・音量と視聴時間をモニターして長時間の使用を避けること(スマートフォンやアプリで簡単にモニターできるものもあります)
・少なくとも、1時間に1回、10分程度は耳を休めること
【健康日本21アクション支援システム(厚生労働省)】
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/sensory-organ/s-002
【Deafness and hearing loss: Safe listening(WHO)】
https://www.who.int/news-room/questions-and-answers/item/deafness-and-hearing-loss-safe-listening
補聴器を検討する場合には・・・
補聴器を適切に使用すれば、「聞こえ」を補うことができ、生活の質を高めることも期待できます。
補聴器の購入にあたっては、次のようなことに気をつけてください。
まずは、購入前に専門医(耳鼻咽喉科)に相談してください。
症状に応じて、補聴器を使用する必要があるのか、どんな補聴器が適しているのかなど、専門的な知見が必要です。
そして、購入する際には、専門知識・技術を持った人がいる販売店(認定補聴器専門店など)をお勧めします。
補聴器は管理医療機器のため、購入時の調整(フィッティング)、購入後のアフターケア、定期点検が必要になります。
また、店舗で補聴器を購入した場合や通信販売の場合、どれだけ高額の商品であったとしても、基本的に「クーリング・オフ」は適用されません。
補聴器の販売店へ行くときは、ご家族などと一緒に行くと安心です。
【補聴器の使用を検討中の皆さま、そして、ご家族等の周囲の皆さまへ(消費者庁)】
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_029
【補聴器を購入する前に(一般社団法人 日本補聴器販売店協会)】
https://www.jhida.org/kounyu/
参考
厚生労働省「聞こえにくさ」感じていませんか?
https://www.mhlw.go.jp/nanntyou/




