職場のトラブル110番 労働委員会に相談だ!

~個別労働紛争処理制度についてのご案内~



都道府県労働委員会※では、職場のトラブルに悩む方に対して、労働相談と個別労働紛争のあっせんという2つのサービスを提供しています。
これらのサービスは、労働者の方や事業主の方が無料でご利用できます。また、手続きも利用者ご本人により対応可能です。
※都道府県によっては、労働委員会ではなく異なる機関や部署(●●県労働相談センター、労働局など)が実施します。
 

労働相談と個別労働紛争のあっせんとは?

パワハラ・セクハラ、賃金未払い・引き下げ、退職金、解雇・雇い止め、配置転換、労働契約の変更、有給休暇等について、
幅広く相談を受け付けています。
パート・アルバイト、契約社員、派遣社員の方や、事業主の方も相談できます。

【個別労働紛争のあっせん:専門家が、中立な立場で、解決をサポート】

労働相談よりも踏み込んだ対応として、あっせんの制度があります。
あっせんでは、公益委員(弁護士等)、労働者委員(労働組合役員等)、使用者委員(経営者等)により構成されるあっせん員が、労働者の方と会社の方、それぞれの主張を聞きます。その上で問題点を整理し、歩み寄りによる解決を目指します。
※相手方が応じない場合、あっせんが開始されないことがあります。




その後、あっせん案(合意案)を両者が受け入れると、解決です。
※合意に至らない場合、打ち切りになることもあります。


 

「個別労働紛争処理制度」周知月間

中央労働委員会と都道府県労働委員会は、毎年10月を「個別労働紛争処理制度」周知月間とし、今年も10月の1か月間に集中的な周知・広報活動を全国的に展開します。
職場での雇用トラブルに悩まれている方は(労働者の方も、事業主の方も)、労働委員会の労働相談やあっせんによる個別労働紛争処理制度をぜひご活用ください。

■ YouTube動画:【どうすればいいの・・・?】職場のトラブル解決法(パワハラ・退職・残業代未払い)
https://www.youtube.com/watch?v=Mi6jtduLVZU

■ YouTube動画:R7年10月労働相談会を開催します!
https://www.youtube.com/shorts/krr_aMdHhEQ
本動画はR7年10月中のみの公開予定です。
 
■ 中央労働委員会ウェブサイト:「都道府県の個別労働紛争お問い合わせ先一覧」
https://www.mhlw.go.jp/churoi/assen/contact-list.html
※中央労働委員会では、個別労働紛争の相談やあっせん、お問い合わせは受け付けておりません。