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『令和7年版厚生労働白書』より、次世代の主役となる若者の皆さんへ
-変化する社会における社会保障・労働施策の役割を知る-
次世代の主役となる若者の皆さんへ
皆さんは、社会保障や労働施策と聞いて、どのようなことをイメージしますか?
18歳になれば、成人として自分の意思で人生を選択していく自由と権利を手にしますが、誰にでも今後の人生の中で、思いもよらない出来事(病気、怪我、失業など)に遭う可能性があります。
令和7年版「厚生労働白書」の第1部では、高校生、大学生、社会人になったばかりの方を念頭に、次世代を担う若者の皆さんに向けて、「次世代の主役となる若者の皆さんへ-変化する社会における社会保障・労働施策の役割を知る-」と題し、厚生労働白書として初めて社会保障教育や労働法教育について取り上げました。
これからの人生で困難に直面した時に、「一人で悩まず、相談できる場所がある」「利用できる制度がある」ことを、今から漠然とでも知っておくことは将来の助けになるのではないか、転ばぬ先の杖として、社会保障や労働施策を身近なものに感じてもらい、自身や周りの大切な人が困難に直面した時に役立ててほしい、という思いから、なるべく平易な形で作成したものです。
社会保障や労働施策の役割と内容について、その歴史や各種施策を紹介するとともに、現状の課題についてデータを元に整理し、将来の見通しや今後の施策の方向性を提示しました。
また、高校生の皆さんに実施したアンケート調査の結果から、社会保障と労働施策に対する若者の意識を概観した上で、社会保障や労働施策を知ることの意義を提示して、それらを踏まえた今後の社会保障教育や労働法教育に関する取り組みの方向性などについて紹介しています。
・社会保障や労働施策にはどのようなものがあるの?
・今の若者は社会保障と労働施策についてどのように考えているの?
・今の人口減少・超高齢社会の社会状況とそれに合わせたこれからの社会保障・労働施策の方向性は?
・社会保障や労働施策を知る意義は?
そういったことに少しでもご興味のある方は、ぜひ「令和7年版厚生労働白書」をご覧ください。また、若者の皆さんだけでなく、既に社会人としてご活躍の方も、改めて我々の社会保障制度等について理解を深めていただければ幸いです。
※教育現場や職場などで、「社会保障」や「労働施策」について、簡単に知っていただくことができるよう、厚生労働省のホームページに、第1章を中心に分かりやすくまとめた「別冊版」を掲載しています。誰でも自由に、そのまま教材として利用することができますので、ご活用ください。
~社会保障や労働施策の教材・取組事例(令和7年版厚生労働白書から)~
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