21年ぶり愛知県で第49回技能五輪国際大会の開催が決定 「一般財団法人2028年技能五輪国際大会日本組織委員会」を設立しました


2024年9月にフランスで開催されたWSI(ワールドスキルズ・インターナショナル)総会で、2028年に開催される第49回技能五輪国際大会(以下、第49回大会)の開催地が日本の愛知県に決定しました(21年ぶり4回目)。
 
日本での開催決定を受け、第49回大会の準備・運営等を担う「一般財団法人2028年技能五輪国際大会日本組織委員会」(以下、組織委員会)を2025年8月7日(木)に設立しました。
 
会長には、筒井義信一般社団法人日本経済団体連合会会長を選出。その後、第1回理事会および第1回評議員会が開催され、運営に必要な事項等が決定しました。
 
会議終了後に開催した設立記念イベントでは、特別顧問の福岡資麿厚生労働大臣があいさつを行い、続いて、2024年に開催された第47回技能五輪国際大会(フランス)で金メダルを獲得した星野悠音氏(トヨタ自動車株式会社)、濱吉優希氏(株式会社E-standard)が開催に向けたメッセージを送りました。
 

【組織委員会 役員一覧(役職順・氏名五十音順。敬称略)】

会長    筒井 義信(一般社団法人日本経済団体連合会会長)
会長代行  大橋 徹二(中央職業能力開発協会会長)
      大村 秀章(愛知県知事)
副会長   有馬 浩二(愛知県経営者協会会長)
      輪島 忍(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長)
事務総長  小林 洋司(中央職業能力開発協会理事長)
事務局長  花咲 恵乃(一般財団法人2028年技能五輪国際大会日本組織委員会)
理事    有吉 伸人(株式会社NHKエンタープライズ代表取締役社長)
      大関 東支夫(一般社団法人全国技能士会連合会会長)
      多 忠貴(全国専修学校各種学校総連合会会長)
      可知 洋二(日本労働組合総連合会愛知県連合会会長)
      勝野 哲(一般社団法人中部経済連合会会長)
      小林 健(日本商工会議所会頭)
      嶋尾 正(愛知県商工会議所連合会会長)
      中山 拓也(エクシオグループ株式会社アクセスエンジニアリング本部 中央技術研修センタ所長)
      新浪 剛史(公益社団法人経済同友会代表幹事)
      幡野 徳絵(タカラベルモント株式会社タカラ・インターナショナルエステティックカレッジ講師)
      森 洋(全国中小企業団体中央会会長)
      森 義久(全国商工会連合会会長)
      守屋 文俊(公益社団法人全国工業高等学校長協会理事長)
      山口 高広(愛知県中小企業団体中央会会長)
      芳野 友子(日本労働組合総連合会会長)
監事    池田 千絵(名川・岡村法律事務所弁護士)
      岡村 俊克(岡村俊克公認会計士事務所公認会計士)
評議員   國分 泰雄(学校法人ものつくり大学学長)
      宗宮 德昌(中央職業能力開発協会常務理事)
      武石 恵美子(学校法人法政大学教授)
      古本 伸一郎(愛知県副知事)
特別顧問  福岡 資麿(厚生労働大臣)

技能五輪国際大会とは?

技能五輪国際大会は、原則22歳以下の青年技能者を対象に、幅広い職種の技能競技を通じ、参加国・地域の職業訓練の振興や技能水準の向上を図ることを目的とした唯一の世界レベルの技能競技大会です。国際交流と親善を目的に2年ごとに開催され、ワールドスキルズ・インターナショナル(略称WSI:本部はオランダ)により運営されています。

技能五輪国際大会の歴史

1950年にスペインの職業青年団が提唱し、隣国ポルトガルとの間で各12人の選手が技能を競ったことから始まりました。原則2年ごとに開催され、徐々に参加国や出場選手が増えていき、日本は、1962年の第11回大会(スペイン)から参加しました。直近に開催された第47回技能五輪国際大会(2024年_フランス)では、全59職種の競技が行われ、60の国と地域から約1,300名が参加しました。

第49回大会の開催概要

・日時:2028年11月15日(水)~ 20日(月)
・場所:愛知県国際展示場 Aichi Sky Expo
・参加国、地域(予定):65か国・地域以上
・参加者(予定)選手:約1,700人、関係者:約3,600人、来場者:約30万人(目標値)
・ウェブサイト:WorldSkills.jp