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- 第155回先進医療会議 議事録
第155回先進医療会議 議事録
日時
場所
(ハイブリッド開催)
出席者
- 構成員等
-
- 新井座長
- 竹内座長代理
- 北脇構成員
- 近藤(晴)構成員
- 近藤(正)構成員
- 佐藤構成員
- 滝田構成員
- 手良向構成員
- 長瀬構成員
- 比企構成員
- 藤原構成員
- 松山構成員
- 山本構成員
- 事務局
-
- 審議官
- 先進・再生医療迅速評価専門官
- 医療技術評価推進室長補佐
- 医療課長補佐
- 研究開発政策課長
- 研究開発政策課長補佐
- 医療機器審査管理課審査調整官
- 他
議題
- 1 新規技術(7月受理分)の先進医療A又は先進医療Bへの振り分
けについて(案)
(先-1)(別紙1)(別紙2)(別紙3) - 2 先進医療Aに係る新規技術の科学的評価等について
(先-2)(別紙4) - 3 先進医療の保険導入等の検討について
(先-3)(別紙5) - 4 その他
議事
15:00開会
○新井座長
それでは、時間となりましたので、ただいまより「先進医療会議」を開催いたします。
構成員の先生方の出欠状況ですけれども、本日は全員御出席いただいております。
続きまして、資料の確認を事務局からよろしくお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
頭撮りについてはここまでにさせていただきます。
それでは、まず資料の確認をさせていただきます。
議事次第、委員名簿に続きまして、議題1「新規技術(7月受理分)の先進医療A又は先進医療Bへの振り分け(案)について」として先-1、別紙1、別紙2、別紙3、議題2「先進医療Aに係る新規技術の科学的評価等について」として先-2、別紙4、議題3「先進医療技術の保険導入について」として先-3、別紙5の資料がございます。
資料については以上でございます。
なお、今回の先進医療会議におきましては、現地及びウェブを組み合わせたハイブリッド開催で行うこととさせていただいております。
先生方におかれましては、本日使用する資料一式を事前に送付させていただいております。申請書類等については、送付させていただいた資料を閲覧していただきます。
発言者は会議資料のページをあらかじめ御発言いただけますと、議事の進行上助かりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○新井座長
ありがとうございます。
資料等、よろしいでしょうか。
皆様、特に問題ないようです。ありがとうございました。
それでは、今回検討対象となる技術等に関しましては、事前に利益相反の確認をしておりますが、その結果について事務局から報告をお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。
今回検討対象となる技術等に関しての利益相反はございません。
事務局からの報告は以上でございます。
○新井座長
ありがとうございました。
このほか、出席されている構成員におかれましては、利益相反はないということでよろしいでしょうか。
確認させていただきました。ありがとうございました。
それでは、事務局から先-1、新規技術(7月受理分)の先進医療A又は先進医療Bへの振り分け(案)についての資料が提出されておりますので、御説明をお願いいたします。3件ございますので、まず1件目から事務局より説明をお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。
それでは、資料について御説明させていただきます。まずは1件目の技術について、先-1の資料に基づき御説明をさせていただきます。
1件目の技術は、受理番号186番、技術名は「着床前胚異数性検査」でございます。
適応症につきましては、胚移植を受ける不妊症患者でございます。
今回、三重大学病院から申請がございました。
係る費用につきましては、表にお示ししたとおりでございます。
続きまして、技術の概要について御説明させていただきます。別紙1にお移りいただき、1ページ目を御覧いただければと存じます。
概要。卵巣刺激、採卵は各施設が行っている通常のARTの方法にて実施する。受精後一定期間培養した後に、胚盤胞の栄養外胚葉細胞の一部を生検し、各体外受精実施施設からアジレント製造のPGT-A検査関連試薬を用いて検査を提供している衛生検査所へ移送する。生検された細胞のDNAを増幅し、NGS法により染色体数的異常の判定を行う。その後、検査実施医療機関において、改めて患者に解析結果を開示し、カウンセリングを行った上で移植胚を選択する。移植胚数は単一とする。
効果。本法の実施によって、NGS法を原理としたPGTai解析プラットフォームの胚診断指針に準じた判定と移植胚の選択における有用性を裏付ける臨床性能が検証されるとともに、着床率・妊娠率が高まり流産率は低下するなど、体外受精・胚移植の臨床成績の向上が期待できる。加えて、流産手術を回避できるという点で、身体的、精神的、経済的負担の軽減につながると考えられるといただいております。
ページをおめくりいただきまして3~4ページ目を御覧いただければと存じます。
2-1の②にございますとおり、本技術は未承認の医療材料及び医薬品に該当することとなってございます。
先-1にお戻りいただきまして、こちらは事務局案として、先進医療Bの振り分け案を提示させていただいております。こちらは資料先-1下方の備考の3「未承認等の医薬品、医療機器若しくは再生医療等製品の使用又は医薬品、医療機器若しくは再生医療等製品の適応外使用を伴う医療技術(2に掲げるものを除く。)」に該当するものとして、先進医療Bとしての振り分け案を提示させていただきました。
1件目の説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○新井座長
ありがとうございます。
ただいまの御説明について、何か質問などございますでしょうか。
特にないようです。ありがとうございました。
それでは、ただいまの受理番号186の技術については先進医療Bとして振り分けたく存じます。よろしくお願いします。
それでは、続きまして、2件目です。事務局からの御説明、お願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
それでは、資料について御説明をさせていただきます。
2件目の技術について。先-1の資料に基づき御説明させていただきます。2件目の技術は、受理番号187番、技術名は「尿管狭窄に対する内視鏡下手術用ロボットを用いた尿管形成術」でございます。
適応症につきましては、尿管狭窄症でございます。
今回、名古屋市立大学病院から申請がございました。
係る費用につきましては、表にお示ししたとおりでございます。
続きまして、技術の概要につきまして御説明させていただきます。別紙2にお移りいただき、1ページ目を御覧いただければと思います。
概要。尿管狭窄の原因は、消化器領域及び婦人科領域の悪性腫瘍に起因する尿管の圧迫や、悪性腫瘍摘出手術による影響、長期にわたって尿管結石を認める場合など様々である。さらに近年、尿路結石に対する内視鏡治療の増加に伴い、医原性尿管狭窄の合併症が激増している。尿管狭窄に対しては、内視鏡治療が第一選択とされるが治療成功率が低く、内視鏡治療で治癒が困難な場合は尿管形成術が行われる。尿管形成術は、狭窄部を切除し尿管と尿管、または尿管の部位によっては尿管と膀胱を吻合する手術である。本邦の保険診療上、開腹手術が適用であるが、ロボット支援手術は適用外である。ロボット支援手術は、開腹手術と比べて立体的な画像を拡大視野で行えること、ヒトの手と異なり細かな作業に優れるといった利点がある。そこで、先進医療として検証的単群ヒストリカルコントロール対照非盲検多施設共同研究を行い、尿管狭窄に対するロボット支援尿管形成術の安全性や有効性を調べる。
効果。尿管狭窄部の根治治療となり、尿管ステントや腎瘻を抜去することが可能となる。尿管狭窄に伴う水腎症や腎機能低下が改善する。開腹手術と比較して安全に手術が行えるとございます。
続きまして、ページをおめくりいただいて2ページ目を御覧いただければと思います。
本技術につきましては、適応外または未承認の医療材料及び医薬品に該当するものはございません。
先-1にお戻りいただければと存じます。
本先進医療技術は、手術という侵襲の大きい医療技術である点を踏まえ、資料先-1下方の備考の4「医療技術の安全性、有効性等に鑑み、その実施に係り、実施環境、技術の効果等について特に重点的な観察・評価を要するものと判断されるもの」に該当すると考え、先進医療Bとして振り分け案を提示させていただきました。
2件目の説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○新井座長
ありがとうございました。
ただいまの御説明について、何か質問等はございますでしょうか。
特にないようです。確認させていただきました。
それでは、受理番号187の技術については、先進医療Bとして振り分けさせていただきます。
続きまして、3件目でございます。事務局から説明をお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。
引き続きまして、3件目の技術について、先-1の資料に基づき御説明をさせていただきます。3件目の技術は、受理番号188番、技術名は「着床前胚異数性検査」でございます。
適応症については、胚移植を受ける不妊症患者でございます。
今回、徳島大学病院から申請がございました。
係る費用につきましては、表にお示ししたとおりでございます。
こちらは技術名としては先ほどの受理番号186番と同一のものでございますが、検査のための使用機器が異なっており、そちらの薬事承認を目指すロードマップとして申請のあったものでございます。
技術の概要につきまして御説明させていただきます。別紙3にお移りいただき、1ページ目を御覧いただければと存じます。
概要。卵巣刺激、採卵は各施設が行っている通常のARTの方法にて実施する。受精後一定期間培養した後に、胚盤胞の栄養外胚葉細胞の一部を生検し、各体外受精実施施設からライフテクノロジーズジャパン株式会社製造のPGT-A検査関連試薬を用いて検査を提供している衛生検査所へ移送する。生検された細胞のDNAを増幅し、次世代シークエンス解析法により染色体数的異常の判定を行う。その後、検査実施医療機関において、改めて患者に解析結果を開示し、カウンセリングを行った上で移植胚を選択する。移植胚数は単一とする。
効果。本法の実施によって、次世代シークエンス解析法を原理としたIon ReproSeq PGT-A GX5 Kitの胚診断指針に準じた判定と移植胚の選択における有用性を裏付ける臨床性能が検証されるとともに、着床率・妊娠率が高まり流産率は低下するなど、体外受精・胚移植の臨床成績の向上が期待できる。加えて、流産手術を回避できるという点で、身体的、精神的、経済的負担の軽減につながると考えられると記載されております。
ページをおめくりいただきまして2ページ目を御覧いただければと存じます。
2-1の②にございますとおり、本技術は未承認の医療材料及び医薬品に該当することとなってございます。
先-1にお戻りいただきまして、本先進医療技術については、先ほどの受理番号186番、「着床前胚異数性検査」と同様の理由で、資料先-1下方の備考の3「未承認等の医薬品、医療機器若しくは再生医療等製品の使用又は医薬品、医療機器若しくは再生医療等製品の適応外使用を伴う医療技術(2に掲げるものを除く。)」に該当するものとして、先進医療Bとしての振り分け案を提示させていただきました。
御説明は以上となります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○新井座長
ありがとうございました。
ただいまの説明について、何か質問等ございますでしょうか。
特にないようです。ありがとうございました。
それでは、受理番号188の技術につきましては、先進医療Bとして振り分けるということにさせていただきます。
続きまして、議題2「先進医療Aに係る新規技術の科学的評価等について」の資料が提出されておりますので、事務局から説明をお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。
それでは、資料について御説明させていただきます。先-2に基づきまして御説明をさせていただきます。今回、先進医療Aの新規技術として御審議をいただく技術でございますが、整理番号359番、「歯科用OCT画像診断装置を用いた、シェーグレン症候群患者に対する不顕性齲蝕の検出率の向上、および管理療法」でございます。
適応症等は、シェーグレン症候群となってございまして、係る費用につきましては、資料にお示ししたとおりでございます。
東京科学大学病院より申請がございました。
こちらの事前評価につきましては、近藤構成員及び新谷技術専門委員にお願いしてございます。
続きまして、別紙4の4ページ目を御覧いただければと思います。
こちらは当該技術を実施するための実施責任医師及び医療機関の要件をお示ししてございます。
実施責任医師の要件でございますけれども、診療科は、歯科。資格は、歯科保存専門医。当該診療科の経験年数は、5年以上。当該技術の経験年数は、不要。当該技術の経験症例数は、不要としております。
実施機関の要件といたしましては、診療科は、歯科。実施診療科の医師数は、具体的な内容として常勤歯科医師2名以上を必要としております。他診療科の医師数については、不要。その他医療従事者の配置は、歯科衛生士の配置を必要としております。病床数、看護配置、当直体制、緊急手術の実施体制、院内検査、他の医療機関との連携体制については、不要としております。医療機器の保守管理体制については、必要としております。倫理委員会による審査体制については、不要としてございます。医療安全管理委員会の設置は、必要としてございます。医療機関としての当該技術の実施件数については、特に不要としており、頻回の実績報告につきましても不要としてございます。
事務局の説明としては以上となります。
○新井座長
ありがとうございます。
本技術につきましては、事前評価を近藤構成員、新谷技術専門委員にお願いしておりますので、まず近藤構成員より技術の内容及び評価結果について説明をお願いいたします。
○近藤構成員
近藤晴彦でございます。
別紙4の1ページ目の下のほうを出していただければと思います。総評のところです。齲蝕歯の標準的な診断法は現在、視診とX線写真でございますが、OCT、眼科領域は非常に使われているものでありますが、光干渉断層計の画像診断装置はより早期の齲蝕を検出できる可能性が指摘されております。感度に優れて、特異度は同等程度という報告が出されております。それを踏まえまして、齲歯発生のハイリスクグループでありますシェーグレン症候群の患者さんにおいて、標準診断法(視診とX線写真)とOCTを併用してフォローすることによってOCTによって早期の齲蝕の検出ができ、治療成績の改善につながるかを検証する前向き試験でございます。このOCTが歯科領域の齲歯の検出に有用であるということが証明されれば、齲蝕の早期診断法の進歩につながると考えられますので、先進医療としてふさわしい技術であろうかと思います。
戻っていただきまして上のほうです。適応症としましては、A、妥当である。シェーグレン症候群でハイリスクのものに対して齲蝕を早期に見つけようというスタディーでございますので、妥当であろうと考えます。
有効性は、従来の技術を用いるよりもやや有効。
安全性は、問題なし。
技術的成熟度は、当該分野を専門とし数多く経験を積んだ医師又は医師の指導下であれば行える。
社会的妥当性は、倫理的な問題等はないと考えます。
現時点での普及性は、OCTという機械のことを鑑み、罹患率、有病率から勘案して、普及していないということになります。
効率性は、やや効率的。
将来の保険収載の必要性は、将来的に保険収載を行うことが妥当になるかと思われます。
以上です。
○新井座長
ありがとうございました。
続きまして、新谷技術専門委員の事前評価の結果について、事務局より代読をお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。
それでは、別紙4の3ページ目を御覧いただければと存じます。
新谷技術専門委員よりの事前評価結果について読み上げさせていただければと存じます。
適応症については、A、妥当である。
有効性については、A、従来の技術を用いるよりも大幅に有効。
安全性については、A、問題なし。
技術的成熟度については、B、当該分野を専門とし数多く経験を積んだ医師又は医師の指導下であれば行える。
社会的妥当性については、A、倫理的問題等はない。
現時点での普及性については、C、罹患率、有病率から勘案して、普及していない。
効率性については、C、効率性は同程度又は劣る。
将来の保険収載の必要性は、A、将来的に保険収載を行うことが妥当。
総評として「適」をいただいております。
コメントもいただいておりまして、「使用機器の導入にあたりコストダウンが必要と考える。」と御記載いただいております。
事務局からは以上となります。
○新井座長
ありがとうございました。
ただいまの御説明について、何か質問、あるいは御意見ございますでしょうか。
よろしいでしょうか。ありがとうございました。
それでは、評価結果をまとめたいと思います。特に御意見もございませんようですので、事前評価結果どおり「適」と決定したいと存じますが、よろしいでしょうか。
(首肯する構成員あり)
○新井座長
それでは、そのようにさせていただきたいと思います。
続きまして、事務局から議題3「先進医療技術の保険導入について」の資料が提出されておりますので、説明をお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。
それでは、先-3に従って御説明をさせていただきます。既に御案内をさせていただいておりますとおり、先進医療は、評価療養として将来的な保険導入のための評価を行うものとして位置づけられておりまして、診療報酬改定に併せて保険導入に係る検討を行うこととされております。令和8年度の診療報酬改定におきましても、既に評価された技術については保険導入に係る検討を行っていただいたところでございます。
しかしながら、2ポツ目のところでございますけれども、一部の技術については、保険導入に係る有効性、安全性及び普及性等の評価に必要なエビデンスの蓄積が十分にできていないなどという理由から、結果として長期にわたって先進医療が継続しているところがございます。
昨年12月4日に開催されました第149回先進医療会議におきまして、御一方以上の評価担当の先生から先進医療から取り消すことが適当である旨の評価があった技術、また、会議におきまして保険導入に向けて特別に指摘のあった技術につきましては、次回の診療報酬改定における本会議での保険導入に係る検討までに各技術に応じた指摘事項への対応を求めることとされました。
2、対応(案)でございます。別添の各課題について、現時点での対応案の提出をそれぞれの医療機関に求めることとしてはどうか。また、次回の診療報酬改定までに対応がなされなかった場合等については、原則として先進医療告示から取り消すなどの対応を取ることとして、その旨を医療機関に伝達してはどうかという御提案でございます。
それぞれの技術と指摘内容及び対応を求める課題につきましては、次のページの表として、これまでの会議の先生方の御発言や評価に当たられた先生方からお伺いしたものを基にお示ししてございます。
まず、告示番号1番、2番。こちらは2つおまとめしておりますが、陽子線治療及び重粒子線治療でございます。指摘内容として「幅広い病期に対して実施されているが、患者背景等を踏まえた詳細な解析が乏しく、既存治療の成績との比較が困難である。適応症ごとにエビデンスを検討すべき。」というところをいただいておりましたので、課題として「症例集積の継続と、患者背景等を踏まえたデータの詳細な解析を行い、保険導入の可否判断に資する適応症ごとのエビデンスを構築すること。」を挙げさせていただいております。
続いて、告示番号3番、家族性アルツハイマー病の遺伝子診断でございます。指摘内容として「先進医療として開始されてから15年以上が経過しているものの、普及性が不十分である。家族性のアルツハイマー病の早期診断は、症例数は多くないものの、科学的意義は十分あると考える。エビデンスとして評価しうるものにするための必要な症例数が不明確である。」といった御指摘をいただいております。課題として「関係学会と連携して、当該技術の有効性の客観的な証明の手法について検討すること。普及性の向上に向けた対応を検討して報告すること。エビデンスとして評価しうる症例数を根拠とともに具体的に明らかにすること。」を挙げております。
続きまして、告示番号13番、内視鏡的胃局所切除術でございます。指摘内容として「R0切除率が低い割合でとどまっていた。全層切除としてからはR0切除率の向上は認めるが、内視鏡的に安全に縫縮できる方法がなく、先進医療Aの『人体の影響が極めて小さいもの』からは外れる。」という御指摘をいただいております。課題として「安全性の確保の観点から適応症を見直した上で、必要な手続きを検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号14番、子宮内膜刺激術でございます。こちらに関して指摘内容として「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいております。課題として「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号15番、タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養でございます。御指摘として「すでに実施計画書に設定した症例数を達した状況であり、副次評価項目では有効であったものの、主要評価項目では有意差なしとなっている。」という御指摘をいただいております。課題として「副次評価項目含め、当該技術の有効性について統計学的に再度検証すること。関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号16番、子宮内膜擦過術でございます。こちらについても先ほどと同様の内容でございますが、御指摘として「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいておりましたので、先ほどと同様の課題として「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号17番、ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術でございます。こちらに関しても「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいておりますので、課題として「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号18番、子宮内膜受容能検査1でございます。こちらに関しましても「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいておりましたので、「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号19番、子宮内細菌叢検査1でございます。こちらに関しましても「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいておりましたので、「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号20番、強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術でございます。こちらに関しては、「有効性をより正確に検証するために、いま一度、必要な症例数や統計学的な根拠、実施体制について検討すべき。」という御指摘をいただいております。課題として「必要な症例数、統計学的な根拠、実施体制を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号21番、二段階胚移植術でございます。こちらに関して先ほどと同様に、「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいております。課題として「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号22番、子宮内細菌叢検査2でございます。こちらに関しましても「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいておりますので、「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号23番、子宮内膜受容能検査2でございます。こちらに関しましても「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいておりますので、「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
続きまして、告示番号25番、膜構造を用いた生理学的精子選択術でございます。こちらに関しましても「有効性をより正確に検証するために、多施設共同研究や交絡因子の調整を検討すべき。」という御指摘をいただいておりますので、「多施設共同研究や交絡因子を十分に加味し、有効性を正確に検証すること。あわせて、関係学会と十分に連携し、当該技術の臨床上の位置づけについて結論を出すとともに、有効性が証明されず取り消しとなった場合の対応について検討すること。」を挙げております。
最後となりますが、告示番号26番、血中循環腫瘍DNAを用いた微小残存病変量の測定でございます。こちらに関しては「1年間あたりの症例数が少なく、実施体制に見直しが必要。」という御指摘をいただいておりました。課題として「多施設共同研究など、1年あたりの症例集積が見込める体制を検討すること。」を挙げております。
事務局からは以上でございます。
○新井座長
ありがとうございました。
ただいまの御説明に何か御意見ございますでしょうか。よろしいでしょうか。
ありがとうございました。
それでは、本日の議題は残り「その他」となっておりますが、事務局から何かございますでしょうか。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局からは特にございません。
○新井座長
構成員の先生方から何かございますでしょうか。
特にないようです。
それでは、次回の開催について事務局から御説明をお願いいたします。
○先進・再生医療迅速評価専門官
事務局でございます。
次回の開催については、令和8年8月6日木曜日15時からを予定しております。
場所については、別途御連絡させていただきます。
○新井座長
ありがとうございました。
それでは、これをもって第155回の「先進医療会議」を終了とさせていただきます。
御協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

