2016年8月30日　相模原市の障害者施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム（第３回）議事要旨

・　冒頭、事務局より資料１（相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止検討チーム（第２回）における主な意見）の説明を行った。

・  事務局においてこれまでの議論を整理した資料（非公開資料）について、意見交換を行った。

・　福祉施設における防犯対策については、「できるだけ早く、防犯チェックリストのようなものを作成し、社会福祉施設の防犯意識の向上を図るべき」との意見や、「防犯カメラの設置等に対する支援を求めている施設がある」との意見があった。

・　措置入院に係る手続きについては、「入院中や措置症状消退について判断する際に、自傷他害の症状の再発防止に関する評価を行うことで、患者のニーズに合わせた支援計画を検討できるのではないか」、「一般的に容疑者のような症状が大麻の使用で生じるとは考えにくいが、緊急措置入院から外来までそれぞれの時点で診断が変わっているように診断の確定が難しい」といった意見があった。

・　退院後のフォローアップについては、容疑者が外来予約のキャンセルをした際に病院が電話などで様子を確認していたか等について確認し、議論を深めた。

・　田中構成員より、資料２（相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止検討チーム報告書に並びに検証・検討に対する意見）について説明があった。