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2018年6月26日 第50回中央最低賃金審議会 議事録

労働基準局

○日時

平成30年6月26日(火)
15:00~15:10

 

○場所

厚生労働省9階省議室


○出席者

【公益委員】

仁田会長、戎野委員、中窪委員、藤村委員
 

【労働者委員】

伊藤委員、小原委員、冨田委員、永井委員、新沼委員、平野委員
 

【使用者委員】

秋田委員、佐久間委員、高橋委員、中西委員、橋本委員、増田委員
 

【事務局】

井上大臣官房審議官、武田賃金課長、瀧ヶ平主任中央賃金指導官、
伊㔟副主任中央賃金指導官、由井賃金課長補佐、大野賃金課長補佐
松本賃金課長補佐


○議題

(1)平成30年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)
(2)その他


○議事

○仁田会長
 それでは、定刻となりましたので、ただ今より、第50回「中央最低賃金審議会」を開催いたします。本日は、鹿住委員、松浦委員が御欠席でございます。
 初めに、委員に一部交代がありましたので、御紹介いたします。
 昨年の中央最低賃金審議会以降、法政大学の武石委員、日本労働組合総連合会の須田委員、産業別労働組合ジェイ・エイ・エムの木住野委員、全国中小企業団体中央会の小林委員が退任されました。
 新たに委員に就任された方々を御紹介いたします。まず、労働者側代表委員といたしまして、日本基幹産業労働組合総連合会の伊藤彰英委員でございます。

○伊藤委員
 伊藤と申します。よろしくお願いいたします。

○仁田会長
 同じく労働者側代表委員といたしまして、産業別労働組合ジェイ・エイ・エムの平野覚委員でございます。

○平野委員
 平野と申します。よろしくお願いいたします。

○仁田会長
 次に、使用者側代表委員といたしまして、全国中小企業団体中央会事務局の佐久間一浩委員でございます。

○佐久間委員
 佐久間でございます。よろしくお願いいたします。

○仁田会長
 最後に、本日、御欠席でございますけれども、公益代表委員といたしまして、法政大学キャリアデザイン学部の松浦民恵委員が就任しておられます。
 それでは、本日の議題に入らせていただきます。「平成30年度地域別最低賃金額改定の目安について(諮問)」でございます。
 事務局が諮問文を用意しているということですので、お願いいたしたいと思います。

○大野賃金課長補佐
 大臣からの諮問文を井上大臣官房審議官から会長にお渡しいたします。

○井上大臣官房審議官
 平成30年度地域別最低賃金額改定の目安について、働き方改革実行計画(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定)に配意した、貴会の調査審議を求める。厚生労働大臣 加藤勝信。よろしくお願い申し上げます。

(諮問文手交)

○仁田会長
 それでは、諮問に際して御挨拶をお願いいたしたいと思います。

○井上大臣官房審議官
 大臣官房審議官の井上でございます。本日は、お忙しい中、御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。ただ今平成30年度地域別最低賃金額改定の目安につきまして調査審議を求める旨の厚生労働大臣からの諮問を会長にお渡しいたしました。皆様方の御手元には、資料3としてお配りしております。
 我が国経済は、名目GDPと実質GDPがともに過去最大規模に拡大するとともに、有効求人倍率は44年ぶりの高さとなり、失業率は25年ぶりの水準まで低下しているなど、デフレ脱却への道筋を進んでおります。
 一方、昨年3月、総理を議長に産業界と労働界のトップが構成員となった働き方改革実現会議で決定された「働き方改革実行計画」における課題として、政労使が一体となって働き方改革を進め、生産性向上の成果を働く人に分配することで、賃金の上昇、需要の拡大を通じた成長を図る「成長と分配の好循環」が構築されること。また、「経済の好循環をさらに確実にすることにより、総雇用者所得を増加させていく」とされているところでございます。
 このような認識のもと、働き方改革実行計画においては、「最低賃金については、年率3%程度を目途として、名目GDP成長率にも配慮しつつ引き上げていく。これにより、全国加重平均が1,000円になることを目指す。このような最低賃金の引上げに向けて、中小企業、小規模事業者の生産性向上等のための支援や取引条件の改善を図る」とされているところでございます。
 皆様方におかれましては、このような点についても御配意いただきまして、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。

○仁田会長
 どうもありがとうございました。それでは、次の議題に移りたいと思います。今後の審議の進め方でございますけれども、御手元に資料No.2というものが配付されていると思います。運営規程でございます。第3条におきまして、「会長は、審議会の議決により、特定の事案について事実の調査をし、又は細目にわたる審議を行うため、委員を指名して小委員会等を設けることができる」となっております。
 目安につきましては、従前の例に倣いまして、今年度も「目安に関する小委員会」を設けて審議を行うこととしたいと思います。また、小委員会の委員には、御手元の資料No.7に挙げられている方々にお願いいたしたいと考えておりますけれども、皆様、いかがでございましょうか。よろしゅうございますでしょうか。

(異議なし)

○仁田会長
 それでは、皆様御苦労でございますけれども、小委員会委員については、案のとおり承認されたということにいたしたいと思います。
 次に、小委員会の委員長の選出につきまして、いかがいたしましょうか。どうぞ。

○戎野委員
 今年度も仁田会長に委員長を兼ねていただきたいと思いますけれども、いかがでございましょうか。

(異議なし)

○仁田会長
 それでは、私が今年度につきましても委員長を兼ねさせていただくということにいたしたいと思います。委員の皆様、御苦労をおかけすることになりますけれども、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。そのほか、当審議会で皆さんから御意見がございますれば承りますけれども、何かございますでしょうか。よろしいですか。
 それでは、小委員会での審議に移ることといたしたいと思います。本日の審議会は以上で終了することといたします。議事録の署名につきましては、平野委員と増田委員にお願いいたしたいと思います。
 引き続き、目安に関する小委員会を開催いたしますので、小委員会の委員の皆様は、準備の都合上、開催までしばらくお待ちいただきたいと思います。

 

 

(了)
<照会先>

労働基準局賃金課
最低賃金係(内線:5532)

代表:03-5253-1111

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