「健康のため水を飲もう」推進運動

目覚めの一杯、寝る前の一杯。

しっかり水分 元気な毎日!

体の中の水分が不足すると、熱中症(ねっちゅうしょう)、脳梗塞(のうこうそく)、心筋梗塞(しんきんこうそく)など、さまざまな健康障害(しょうがい)のリスク要因となります。

健康のため、こまめに水を飲みましょう。

私たちが生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、その摂取量が不十分であることによる健康への障害が多くの悲劇を引き起こしています。児童生徒等を中心にスポーツなどに伴う熱中症による死亡事故は後を絶ちません。また、中高年で多発する脳梗塞心筋梗塞なども水分摂取量の不足が大きなリスク要因のひとつとなっています。これら脱水による健康障害や重大な事故などの予防には、こまめな水分補給が効果的です。

寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要です。

「健康のため水を飲もう推進委員会」では、「健康のため水を飲んで、熱中症や脳梗塞などの重大な事故から尊い人命を守る」。こういった運動を全国で広く展開し、

  1. [1]こまめに水を飲む習慣の定着
  2. [2]「運動中には水を飲まない」などの誤った常識をなくし、正しい健康情報を普及する
  3. [3]水道など身近にある水の大切さの再認識
    により、子どもから高齢者までの広く国民一般の健康増進、疾病・事故予防に寄与する活動を行っています。

Contents

【主唱】「健康のため水を飲もう」推進委員会(平成30年8月1日現在)

委員

  1. (委員長)
  2. 武藤 芳照東京健康リハビリテーション総合研究所所長
  3. (副委員長)
  4. 吉田  永公益社団法人日本水道協会理事長
  5. 泉  正文公益財団法人日本スポーツ協会 副会長兼専務理事公益財団法人日本水泳連盟 副会長
  6. 是澤 裕二厚生労働省医薬・生活衛生局水道課長
  7. 太田 美穂NPO法人水と健康スポーツ医学研究所理事長
  8. 仁井 正夫一般社団法人日本水道工業団体連合会専務理事
  9. 竹中 雅彦公益財団法人日本高等学校野球連盟事務局長
  10. 寺西  新足立保健所長(全国保健所長会)
  11. 西原 一裕水道産業新聞社代表取締役社長
  12. 磯部 光徳日本水道新聞社取締役新聞事業部長

事務局

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ポスター・チラシ

  • ポスター(A2版)は4種類です
  • 各地の水道事業体(水道局)を経由して医療機関、学校・教育機関、スポーツ団体などの協力を得て、掲示させていただくこととしています。
  • 配布を希望される場合は、事務局までお問い合わせください。(水道産業新聞社 TEL03-6435-7644 事務局担当 藤田) ※いずれか一種のみ・3枚まで。送料(着払)は希望者のご負担となります。あらかじめご了承ください。
  • 下の画像データからポスターをダウンロードできます。
  • ポスター及びシンボルマーク等を使用される際には、使用規約 の条件を満たす必要性があります。

過去のポスター

平成20年

平成21年

ポスター「『じゃ口』それは、一番身近な水分補給」[PDF形式:1,414KB]

平成22年

平成23年

平成24年

平成25年

平成26年

平成27年

平成28年

平成29年

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水と健康の基本情報

1.人の水収支

成人男子が比較的安静にしていたときの水収支は右図のとおりとされています。ここで「体内でつくられる水」とは、タンパク質や炭水化物、脂肪などの代謝によって得られる水を指します。

運動や温熱環境のために発汗量が通常より多いときには、それに見合う水分量の確保が必要となります。

<人体の水分>

出典:環境省熱中症環境保健マニュアル(2014)より) (Exercise Physiology 第4版, 1996, 53-54より引用、改変)

2.脱水と健康障害

(『水と健康ハンドブック』(武藤芳照ら, 日本医事新報社, 2006)、環境省『熱中症保健指導マニュアル2006』 等から引用し作成)

尿、汗等の喪失量に見合う水分を適量摂取できれば、血漿浸透圧は一定に保たれますが、水分摂取量が不足すると血漿浸透圧が上昇し、のどが渇き、尿が濃縮されます。水分の摂取量不足は、健康障害や重大な事故の大きなリスク要因の一つとなります。

[1]熱中症

発汗によって血液中の水分が減少すると、生体内では細胞外液と内液の移動によって循環機能に支障を来さないような体液を維持するような調整が行われます。しかし、水分補給を行わないと、脱水による血液の濃縮のために循環不全を起こし、酸素や栄養素の運搬あるいは体温調節にも重篤な障害を起こして、熱中症を起こすことがあります。

熱中症とは高温環境下での障害の総称で、重症度により、通常、

  • 熱疲労(血流増大の要求に心臓から送り出す血液量が追いつかなくなった状態。脱力感、倦怠感、めまい、悪心などの症状から始まり時には失神も見られます。)
  • 熱痙攣
  • 熱射病(異常な体温上昇により中枢神経障害を起こした状態。血液が固まらなくなったり、全身の臓器障害を合併したりすることが多く、死亡率も高くなります。)

の3種類に分けられています。

熱中症死亡数の図

熱中症による死亡者数の発生状況は上左図のとおりで、それぞれの年の気象条件によって大きな変動が見られますが、冷夏でもかなりの発生が見られます。

年齢・性別の死亡者数の発生状況は上右図のとおりで、労働現場だけでなく、スポーツ活動や日常生活の中でも死亡者の発生が見られます。

[2]脳梗塞(のうこうそく)

脳梗塞とは、脳血管が閉塞又は狭窄し、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になる疾患を言います。平成18年の人口動態統計によれば、脳梗塞による死亡者数は78,975人で日本人の死亡原因の中でも多くを占めており、また、後遺症を残して介護が必要となることが多く、福祉の面でも大きな課題を伴う疾患です。

発症時間で最も多いのが夜間から早朝にかけてで、これは、就寝中には水分をとらないために脱水傾向になることと関わっているとされています。また、年間を通じては夏と冬に多く、夏は脱水、冬は体を動かさなくなることが発症と関わっているとされています。

[3]心筋梗塞(しんきんこうそく)

心筋梗塞とは、虚血性心疾患のうちの一つで、冠動脈の血流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死、または壊死に近い状態になる疾患を言います。平成18年の人口動態統計によれば、急性心筋梗塞による死亡者数は45,039人で日本人の死亡原因の中でも多くを占めています。

動脈硬化病変を基盤として脱水状態になった場合には、閉塞性血栓が発生し、心筋梗塞に至る場合があります。

[4]その他

その他、いわゆるエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)等の予防のためにも、水分補給は重要とされています。

3.健康のための水の飲み方

(『水と健康ハンドブック』から引用し作成)

のどの渇きは脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。水分が不足しやすい、就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、飲酒中あるいはその後等に水分を摂ることが重要とされており、枕元に水分をおいて就寝することも重要です。水分の摂取量は多くの方では不足気味であり、平均的には、コップの水をあと2杯飲めば、一日に必要な水の量を概ね確保できます。

その際、砂糖や塩分などの濃度が高いと、吸収までの時間が長くなる点に注意が必要です。また、アルコールや多量のカフェインを含む飲料は、尿の量を増やし体内の水分を排せつしてしまうので、水分補給としては適しません。

なお、腎臓、心臓等の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は、この指示に従う必要があります。

水分補給は 早めに こまめに

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熱中症予防関係

安全でおいしい水道水関係

※ 水道水については法に基づき水質基準が定められ、定期及び臨時の検査により遵守されていることが確認され、さらにその結果が公表されています(水道事業体によってはHP上でも公開しています)。