雇用・労働若年技能者人材育成支援等事業(ものづくりマイスター制度)
若年技能者人材育成支援等事業では、若者のものづくり、技能離れ等の実態を踏まえ、技能尊重機運の醸成、産業活動の基礎となる技能者の育成を図ることを目的として、「ものづくりマイスター」による技能継承などの技能振興の取組を実施しています。
※「ITマスター」及び「テックマイスター」は令和4年下半期から「ものづくりマイスター」に一本化されました。
1 ものづくりマイスター制度とは
ものづくり分野及びIT分野に関して優れた技能、経験を有する方(※)を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、「ものづくりマイスター」が中小企業や学校などの若年技能者に対して実践的な実技指導を行うことで、効果的な技能の継承や後継者の育成を行うものです。
(※)1級技能士相当以上の技能を有する指導経験豊富な熟練技能者を想定しております。
なお、「ITマスター」及び「テックマイスター」は令和4年下半期から「ものづくりマイスター」に一本化されました。
事業の概要[PDF形式]
2 ものづくりマイスターの認定要件および対象分野
次の3つすべてに該当する優れた技能、経験を有する方をものづくりマイスターとして認定しています。
(1) 技能検定の特級・一級・単一等級の技能士またはこれと同等の技能を有していると認められる方、技能五輪全国大会の成績優秀者(第3位まで)のいずれかに該当する方
(2) 対象職種に関する実務経験が、(1)の認定基準に定める資格取得、入賞、表彰、認定等の時点から5年以上ある方。
(3) 認定対象職種に関する実技指導経験が、認定基準に定める資格取得、入賞、表彰、認定等の時点から3年以上ある方。((2)の実務経験期間と重複して構いません。)
(4) 技能の継承や後進者の育成に関して意欲を持って活動する意思及び能力がある方
3 ものづくりマイスター(+DX)の認定要件および対象分野
次の4つすべてに該当する優れた技能、経験を有する方をテックマイスターとして認定しています。
なお、テックマイスターは、ものづくりマイスター又はものづくりマイスター(+DX)に統合されました。
(1) ものづくりマイスターの認定要件に該当する方
(2) DX・IT関連の資格及び講師経験がある方
(3) DX・IT技術利活用の実績がある方
(4)NC機等の利用の実績がある方
ものづくりマイスター(+DX)の詳細についてはこちら
なお、テックマイスターは、ものづくりマイスター又はものづくりマイスター(+DX)に統合されました。
(1) ものづくりマイスターの認定要件に該当する方
(2) DX・IT関連の資格及び講師経験がある方
(3) DX・IT技術利活用の実績がある方
(4)NC機等の利用の実績がある方
ものづくりマイスター(+DX)の詳細についてはこちら
4 ものづくりマイスター(IT部門)の認定要件および対象分野
次の3つすべてに該当する優れた技能、経験を有する方をものづくりマイスター(IT部門)として認定しています。
なお、ITマスターは、ものづくりマイスター(IT部門)に統合されました。
(1)以下のいずれかに該当する方
ア.技能検定(ウェブデザイン)1級技能者、 ITSS(※)のスキル習熟度レベル4以上に相当する情報技術関連の資格を有する方
イ.技能五輪全国大会の競技職種のうち、ITネットワークシステム、ウェブデザインの成績優秀者(銅賞以上)
ウ.技能五輪国際大会の競技職種のうち、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ、ウェブデザイン、ITネットワークシステム管理、グラフィック デザイン、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、モバイルアプリケーション開発、3Dデジタルゲームアートの成績優秀者(敢闘賞以上)である方
(2)対象職種に関する実務経験が、(1)の認定基準に定める資格取得、入賞等の時点から3年以上ある方
(3)対象職種に関する実技指導経験が、(1)の認定基準に定める資格取得、入賞等の時点から3年以上ある方((2)の実務経験期間と重複して構いません。)
(4) 技能の継承や後進者の育成に関して意欲を持って活動する意思及び能力がある方
※ ITSSのスキル習熟度レベル
経済産業省が定めている個人のIT関連能力を職種や専門分野ごとに明確化・体系化しIT人材に求められるキャリア(職業)を示した指標。
ものづくりマイスター(IT部門)の詳細についてはこちら
なお、ITマスターは、ものづくりマイスター(IT部門)に統合されました。
(1)以下のいずれかに該当する方
ア.技能検定(ウェブデザイン)1級技能者、 ITSS(※)のスキル習熟度レベル4以上に相当する情報技術関連の資格を有する方
イ.技能五輪全国大会の競技職種のうち、ITネットワークシステム、ウェブデザインの成績優秀者(銅賞以上)
ウ.技能五輪国際大会の競技職種のうち、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ、ウェブデザイン、ITネットワークシステム管理、グラフィック デザイン、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、モバイルアプリケーション開発、3Dデジタルゲームアートの成績優秀者(敢闘賞以上)である方
(2)対象職種に関する実務経験が、(1)の認定基準に定める資格取得、入賞等の時点から3年以上ある方
(3)対象職種に関する実技指導経験が、(1)の認定基準に定める資格取得、入賞等の時点から3年以上ある方((2)の実務経験期間と重複して構いません。)
(4) 技能の継承や後進者の育成に関して意欲を持って活動する意思及び能力がある方
※ ITSSのスキル習熟度レベル
経済産業省が定めている個人のIT関連能力を職種や専門分野ごとに明確化・体系化しIT人材に求められるキャリア(職業)を示した指標。
ものづくりマイスター(IT部門)の詳細についてはこちら
5 ものづくりマイスター等の認定および派遣に関するお問い合わせ
ものづくりマイスターの認定申請書類の受付や派遣に関するコーディネートは、各都道府県技能振興コーナーが実施しています。お気軽にご相談ください。
各都道府県技能振興コーナーの所在地・連絡先はこちら(ものづくりマイスターデータベース)
各都道府県技能振興コーナーの所在地・連絡先はこちら(ものづくりマイスターデータベース)
6 その他
・「地域発!いいもの」事業
各地域で行われている「技能振興」や「技能者育成(人材育成)」などに役立つ特色ある取り組みを「地域発!いいもの」として選定し、国民へ広くお知らせすることにより、地域の技能振興や技能尊重の気運を高め、地域の活性化を図ることを目的とし、平成28 年度から毎年1回実施しています。(令和4年度から新規申請受付を中止しています。)
「地域発!いいもの」として選定された取組はこちら
・「グッドスキルマーク」事業
グッドスキルマークとは、優れた技能を駆使した付加価値の高い製品等であることを示すためのマークです。マークを通じて、国内外の消費者に対してアピールし、ものづくり日本の再興と熟練技能の伝承を図っていく制度です。(令和4年度から新規申請受付を中止しています。)
「グッドスキルマーク」に認定された製品はこちら
各地域で行われている「技能振興」や「技能者育成(人材育成)」などに役立つ特色ある取り組みを「地域発!いいもの」として選定し、国民へ広くお知らせすることにより、地域の技能振興や技能尊重の気運を高め、地域の活性化を図ることを目的とし、平成28 年度から毎年1回実施しています。(令和4年度から新規申請受付を中止しています。)
「地域発!いいもの」として選定された取組はこちら
・「グッドスキルマーク」事業
グッドスキルマークとは、優れた技能を駆使した付加価値の高い製品等であることを示すためのマークです。マークを通じて、国内外の消費者に対してアピールし、ものづくり日本の再興と熟練技能の伝承を図っていく制度です。(令和4年度から新規申請受付を中止しています。)
「グッドスキルマーク」に認定された製品はこちら