健康・医療ワクチンの供給状況について

 ワクチンは、ウイルスや細菌などを実際に培養して生産されるため、また、多くの人が接種することから極めて多くの生産本数が必要なため、一般の医薬品に比べて、生産に多くの時間を要します。また、冷蔵で保存しなければならない製品が多く、有効期間が短いことなど、流通にも十分な配慮が必要です。
 国は、ワクチンの生産や流通が円滑に行われるよう、関係者への働きかけや調整を行っています。しかし、不測の事態等により、ワクチンの需給のバランスが不安定になった際には、短期間での増産が難しいというワクチンの特性を踏まえ、医療機関、卸売業者をはじめ関係者の方々や、接種を受ける皆さまに、様々なご協力をお願いすることがあります。
 このページでは、ワクチンの供給状況や、関係者の皆さまへのお願いに関する情報を掲載します。

<ワクチンのできるまで>
 

ワクチンごとの情報

インフルエンザ

2020/21シーズン向けのインフルエンザワクチンは、4価ワクチンに変更された平成27年以降で最大の約3,322万本(最大約6,650万人分)を確保できる見込みですが、新型コロナウイルス感染症の流行が懸念される中、インフルエンザワクチンの需要が高まる可能性があります。より必要とされている方に確実に届くよう、定期接種対象者の方(65歳以上の方など)は、10月1日以降早めに接種いただき、それ以外の方は10月26日までお待ちいただくなど、接種の時期についてのご協力をお願いします。詳しくはこちら
 また、関係者の皆様には、ワクチンの効率的な使用や安定供給に一層のご協力をお願いいたします。
  (2020/10/26更新)
・季節性インフルエンザワクチン接種時期ご協力のお願い(リーフレット)
・季節性インフルエンザワクチンの供給について(令和2年9月9日通知)
・今冬のインフルエンザワクチンの優先的な接種対象者への呼びかけについて(令和2年9月11日事務連絡)
・季節性インフルエンザワクチンの供給について(更新情報)(令和2年10月23日事務連絡)
・季節性インフルエンザワクチンの累積供給本数(令和2年12月4日更新)



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水痘

特別な情報やお願いは出されておりません。 (2020/4/27更新)

日本脳炎

日本脳炎ワクチンを製造している2社のうち、1社のワクチンの製造が一時停止した影響を受けて、2021年度の特に前半に、ワクチンの供給量が大幅に減少し、出荷量の調整が行われる見込みです。医療機関においては、供給が安定するまでの間、4回接種のうち、1期の2回(1回目及び2回目)の接種を優先いただくようお願いします。また、2021年度の、1期追加(4歳)と2期(9歳)の接種のご案内は、2022年度に繰り下げて行う予定です。  (2021/1/15更新)

乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンの定期の予防接種に係る対応について(令和3年1月15日通知)


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肺炎球菌(小児)

特別な情報やお願いは出されておりません。 (2020/4/27更新)

肺炎球菌(高齢者)

令和2年12月中旬以降にシリンジ製剤が発売予定であり、シリンジ製剤も、高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種に使用することが可能です。バイアル製剤とシリンジ製剤を合わせると、令和2年度中にわたり、昨年度をやや上回る供給量が見込まれていますが、需要が昨年度を上回る量で推移しているため、出荷量が供給量を上回らないよう、発注量に対する出荷量の調整が行われています。
医療機関においては、引き続き、必要量に見合う量のワクチンを購入いただくようお願いします。また、可能な限り、保険給付の対象者及び定期接種の対象者の接種を優先し、医師の判断等により、任意の接種を行う場合にも、初回接種を優先していただきますようお願いします。(2020/12/1更新)
 ・肺炎球菌ワクチン(販売名:ニューモバックスNP)の供給見通しについて(令和2年9月28日通知)
・肺炎球菌ワクチンの供給見通しについて(更新情報)(令和2年12月1日通知)

麻しん・風しん

第5期接種の実施に当たり、定期接種や任意接種の需要をまかなえるよう、メーカーが増産し、MRワクチンの安定的な供給が実現していますが、新型コロナウイルスの感染拡大等の影響により、第5期定期接種の実施が当初見込みを下回っていること等から、平時より使用期限が近いMRワクチンが流通する場合があります。流通するワクチンの有効利用について関係者に御理解いただくとともに、期限外の接種の防止等に御留意いただくようお願いします。(2020/7/9更新)
・乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの流通に係る対応について(協力依頼)(令和2年7月8日通知)

過去の通知等はこちら(麻しん風しん

BCG

BCGワクチンは、乳児の定期接種のために製造されており、メーカーが出荷できる量は出生数と同程度で、余剰はありません。
日本ワクチン学会から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するBCGワクチンの効果に関する見解」、日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会から「最近のBCGワクチンと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する報道に関連して~乳児へのBCGワクチンの優先接種のお願い~」が公表されています。(2020/4/6更新)
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するBCGワクチンの効果に関する見解(日本ワクチン学会)
・最近のBCGワクチンと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する報道に関連して~乳児へのBCGワクチンの優先接種のお願い~(日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会)

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B型肝炎

2019年11月以降、2社のうち1社の品目の供給が停止していましたが、2020年7月17日から、当該品目のうち0.25mL(シリンジ)製剤の供給が再開されました。
また、供給を継続しているもう1社の品目については、効率的に増産を行う観点から、引き続き0.5mL(バイアル)製剤のみが供給されています。このため、0.5mL(バイアル)製剤を使用して0.25mLを接種する場合には、可能な限り2回使用していただくようお願いします。(2020/7/29更新)


・B型肝炎ワクチンの供給について(予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産流通部会2019/8/7資料)
・組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)の安定供給に係る対応について(協力依頼)(令和元年8月9日通知)
・組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)の安定供給に係る対応について(更新情報)(令和元年12月26日事務連絡)
・組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)「ヘプタバックス-Ⅱ水性懸濁注シリンジ 0.25mL」の供給再開時期について(更新情報)(令和2年4月2日事務連絡)
組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)「ヘプタバックス-Ⅱ水性懸濁注シリンジ 0.25mL」の供給再開について(更新情報))(令和2年7月29日事務連絡)

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DPT-IPV

2019年度から、3社のうち1社で製造が停止しますが、他社からの供給により、需要を上回る供給が可能と見込まれます。 (2019/10/16更新)
・DPT-IPV及びB型肝炎ワクチンの供給について(予防接種分科会 研究開発及び生産流通部会2019/4/8資料)
・DPT-IPVワクチンの一部ロット自主回収への対応について(予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会2019/8/7資料)
・沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチンの自主回収への対応について(令和元年8月2日通知)
・沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチンの自主回収への対応について(補足情報)(令和元年10月4日事務連絡)
 

Hib

メーカーは、アクトヒブの添付溶剤のシリンジ容器の針に錆が発生した事例について、調査等を行ってきましたが、今般、調査等が完了し、アクトヒブの供給遅延が解消されることとなりました。今後、十分な量のワクチンが供給される見込みです。
しかしながら、現時点において、錆の発生を完全に無くすことはできないことから、医療機関においては、アクトヒブの添付溶剤を使用する際には、引き続き、目視等にて注意深くご確認いただき、錆が発生した添付溶剤の使用を避けていただくようお願いします。(2020/2/25更新)
・乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(販売名:アクトヒブ)の添付溶剤容器の取扱いについて(留意事項)(令和元年12月26日事務連絡)
・乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(販売名:アクトヒブ)の一時的な供給遅延に係る対応等について(令和2年1月27日通知)
・乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)(販売名:アクトヒブ)の供給遅延の解消について(令和2年2月25日事務連絡)

HPV

メーカーによると、HPVワクチンの需要が増加していることから、2種類のHPVワクチンのうち、サーバリックスについて、発注量が供給量を上回る場合には、出荷量が供給量を上回らないよう、出荷量の調整が行われます。
医療機関においては、HPVワクチンの初回接種では、できるだけガーダシルの接種を行うようにお願いします。なお、ガーダシルについては、現在のところ安定した供給が見込まれています。(2020/10/28更新)
・ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンの供給見通しについて(令和2年10月28日通知)
 

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