RSウイルス感染症(五類・定点)
RSウイルス感染症とは
RSウイルスは、急性の呼吸器感染症で、年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
主な症状
感染経路
RSウイルスに感染した人の咳やくしゃみなどによる飛まつ感染と、ウイルスの付着した手指や物などを介した接触感染といわれています。
検査・治療方法
基本的には、症状に応じた治療(対症療法)を行います。重症化した場合には、酸素投与、点滴、呼吸管理などを行います。
予防と対策
日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒し、流水・石鹸による手洗い、またはアルコール製剤による手指衛生を行うことが重要です。また、鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合はマスクが着用できる年齢の子どもや大人はマスクを使用することや、手洗いや手指衛生といった基本的な対策の徹底を行うことが大切です。
発生状況
国内の発生状況
RSウイルスは、感染症発生動向調査において5類定点把握疾患に分類され、全国約2,000カ所の小児科定点医療機関からの毎週の報告に基づいて発生動向が収集・分析されています。
最新の発生状況については、感染症発生動向調査をご参照ください。
啓発ツール
Q&A
RSウイルスについて理解を深めてもらえるよう、よくある質問について、Q&Aをまとめていますので、詳しくはこちらをご参照ください。
医療機関・自治体の皆さま
感染症法に基づく医師の届出のお願い
定点として指定された医療機関は、対象の感染症の発生状況を指定の期間(週又は月)ごとにとりまとめて、保健所に届け出てください。
都道府県により届出様式が異なる場合がありますので、最寄りの保健所にご確認ください。


