自殺総合対策大綱~誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して~

旧大綱(平成19年6月8日閣議決定、平成20年10月31日一部改正、平成24年8月28日廃止)

自殺対策加速化プランの決定、自殺総合対策大綱の一部改正(平成20年10月31日)

 平成19年6月に閣議決定された自殺総合対策大綱を踏まえ、総合的な取組を開始したところではありますが、警察庁の自殺の概要資料によると自殺者数は十年連続して3万人を超える事態が続いていることに加え、平成20年に入り、インターネット情報に基づく硫化水素による自殺も群発しております。
 そこで、自殺総合対策大綱に基づき、策定後1年間のフォローアップ結果等も踏まえて、自殺対策の一層の推進を図るために、当面、強化し、加速化していくべき施策を自殺対策加速化プランとして、平成20年10月31日の自殺総合対策会議で決定しました。さらに、自殺対策加速化プランの決定にあわせ、閣議決定事項である自殺総合対策大綱の一部を改正し、インターネット上の自殺関連情報対策の推進等を盛り込んでおります。
 今後とも、自殺総合対策大綱及び自殺対策加速化プランに基づき、自殺対策の一層の推進を図ってまいります。

自殺総合対策大綱の策定(平成19年6月8日)

 平成19年6月8日(金)の閣議で、自殺対策基本法に基づき、政府が推進すべき自殺対策の指針である「自殺総合対策大綱」が決定されました。
 この大綱は、社会的な取組により自殺は防ぐことができるということを明確に打ち出すとともに、うつ病対策と併せ、働き方を見直したり、何度でも再チャレンジできる社会を創り上げていくなど、社会的要因も踏まえ、総合的に取り組むこととしております。
 今後、本大綱に基づき、地方公共団体をはじめ、医療機関、自殺の防止等に関する活動を行う民間団体等との密接な連携を図りつつ、自殺対策を強力に推進していきます。

自殺総合対策大綱[PDF形式:99KB]