第75回WHO西太平洋地域委員会について

日時

令和6年10月21日(月)~25日(金)(フィリピン・マニラ)

出席者

鈴木康裕厚生労働省国際参与、井上肇国際保健福祉交渉官他

主な議論概要

  1. (1)鈴木国際参与による日本政府代表演説が行われた。
  2. (2)WHO西太平洋地域における新しい地域ビジョン「Weaving Health for Families, Communities, and Societies in the Western Pacific Region(2025-2029)」が発表された。
  3. (3)事業予算:2022-2023年予算最終報告が発表され、2026-2027年予算の更新が示された。
  4. (4)プライマリ・ヘルスケア(PHC)に関するパネルディスカッションが行われ、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成に向けたPHCの改革や新たな方向性に関する議論された。
  5. (5)保健財政:「UHC及び持続可能な開発達成に向けた保健財政のための地域行動枠組み」が承認された。
  6. (6)デジタルヘルス:「西太平洋地域におけるデジタルヘルス地域行動枠組み」が承認された。
  7. (7)インドネシアのWHO南東アジア地域事務局から西太平洋地域への移籍に関しての協議が行われた。
  8. (8)次回の第76回地域保健委員会は、2025年10月20日(月)から24日(金)にフィジー共和国を開催地とすることが決定された。