第68回WHO西太平洋地域委員会について

日時・場所

  • 平成29年10月9日(月)~13日(金)(於:ブリスベン(オーストラリア))

出張者

  • 大沼みずほ厚生労働大臣政務官他
 

主な議論概要

  1. (1)事業予算2016-2017年の実績:業務管理、評価の提出は100%期限を遵守。予算削減されるも89のうち85のプログラムは順調。職員のジェンダーバランス向上を評価するが、活用できる資金不足の懸念が報告された。
  2. (2)麻疹、風疹の排除:「麻疹と風疹の排除戦略と活動計画」が採択された。
  3. (3)食品マーケティングによる子供への悪影響からの保護:地域行動計画の策定を求める決議が採択された。
  4. (4)SDGsにおけるヘルスプロモーション:「SDGsにおけるヘルスプロモーションに関する地域行動計画2018-2030」が採択された。
  5. (5)母子感染排除:「HIV、B型肝炎、梅毒の母子感染排除の地域枠組」を承認し、各国の取組の強化とWHO支援を求める決議が採択された。
  6. (6)統合財政への移行:「優先公衆衛生サービスの統合財政への移行に向けた地域統合フレームワーク」が採択された。
  7. (7)規制強化と整合化:「医薬品と保健人材における規制の強化、整合化と協力に関する西太平洋地域における行動アジェンダ」が採択された。
  8. (8)食品安全:「食品安全行動枠組」が採択された。
  9. (9)次回、第69回地域委員会: 2018年10月8日から12日にマニラで開催されることが決定された。

       ※参考  第68回WHO太平洋地域委員会HP(英語)