第71回WHO西太平洋地域委員会について
日時
- 令和2年10月6日(火)~9日(金)(バーチャル開催)
出席者
- 田村憲久厚生労働大臣他
主な議論概要
- (1)事業予算2018-2019年の実績:全事業の成果は十分に達成と評価され、緊急財源から支出されたCOVID-19対応関連支出とWHO標準事業に対して説明責任があると報告された。
- (2)新型コロナウイルス感染症への対応:田村大臣よりユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)やWHO検証の重要性について述べた他、日本が執行理事に立候補し、今後も国際保健分野に一層積極的に貢献していく旨を発言した。
- (3)高齢化:「健康な高齢化にかかる地域行動計画」が採択された。
- (4)外科手術:「安全で支払い可能な外科手術にかかる地域行動枠組」が採択された。
- (5)予防接種:「ワクチンで予防可能な疾病と予防接種にかかる地域戦略枠組」が採択された。
- (6)来年の地域委員会の技術議題: 1) 伝統的医療、2) 結核、3) プライマリーヘルスケア、4) 医薬品にかかる政策とガバナンス、5) 学校保健が提案された。
- (7)第72回、第73回地域委員会: 第72回日本開催及び第73回中国開催が確認された。
※参考 第71回WHO太平洋地域委員会HP(英語)