平成29年度の未払賃金立替払事業の実施状況

~未払賃金の立替払総額は約87億円~

 厚生労働省では、平成29年度の「未払賃金立替払事業」の実施状況を取りまとめました。
 未払賃金立替払事業とは、企業倒産に伴い、賃金が支払われないまま退職を余儀なくされた労働者に対して、未払賃金の一部を国が事業主に代わり、立て替えて支払うものです。
 本事業による未払賃金の立替払いは、労働者とその家族の生活の安定を図る国のセーフティネットとして欠くことのできないものとなっていますので、今後とも、迅速かつ適正な支払いに努めていきます。

【平成29年度の実施状況】

○ 企業倒産件数の減少を受け、立替払を行った企業数は前年度を下回ったものの、支給者数及び立替払額は、いずれも前年度を上回りました。
    ・企業数は、1,979件(2.5%減)
    ・支給者数は、22,458人(2.4%増)
    ・立替払額は、86億6,445万円(3.6%増)

未払賃金立替払事業(平成29年度)の実施状況について(概要) [126KB]
平成29年度の立替払状況・平成29年度の上半期・下半期の立替払状況(表1・2) [32KB]
企業規模別の立替払状況(表3) [34KB]
業種別の立替払状況(表4) [67KB]
未払賃金立替払事業の実施状況の推移(表5) [46KB]
未払賃金の立替払制度の概要(参考1) [42KB]
全国企業倒産状況(参考2) [41KB]