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第12回 日北欧高齢化セミナーについて
2018 年 11 月 1 日(木)から 2 日(金)にかけて、第 12 回日北欧高齢化セミナーを日本(東京)にて開催しました。
1 開始の経緯
リヨン・サミット( 1996 年 6 月)で提唱された「世界福祉構想」に基づき、 1997 年 6 月、橋本総理と北欧諸国(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン)首脳が、社会政策について、双方の交流を行うことに合意しました。続く同年 10 月、フィンランド大統領が来日し、総理と会談した折りに、フィンランド側より高齢化対策での日本との協力・交流について提案があり、 1998 年に第1回が開催されました。今回が第 12 回目となります。
2 これまでの実績
このシンポジウムは概ね 1 年半から 2 年に 1 回、日本と北欧諸国の間で、社会政策、特に高齢化対策について、セミナー開催を通じて、政策対話を行い、双方の協力・経験交流を促進することを目的に行っています。
最近の開催実績 / テーマ
第 9 回( 2011 年 10 月・東京)「1.医療と介護の連携、2.介護の人材確保と育成・専門性、3.地域包括ケア、4.高齢者の住まいと施設のあり方」
第 10 回( 2014 年 5 月・デンマーク)「1.在宅介護におけるリハビリテーション、2.医療と介護の連携、3.在宅介護における予防」
第 11 回( 2016 年 5 月・スウェーデン)「福祉テクノロジー及びイノベーション、認知症ケア、人材提供の分野における将来の各シナリオ」
最近の開催実績 / テーマ
第 9 回( 2011 年 10 月・東京)「1.医療と介護の連携、2.介護の人材確保と育成・専門性、3.地域包括ケア、4.高齢者の住まいと施設のあり方」
第 10 回( 2014 年 5 月・デンマーク)「1.在宅介護におけるリハビリテーション、2.医療と介護の連携、3.在宅介護における予防」
第 11 回( 2016 年 5 月・スウェーデン)「福祉テクノロジー及びイノベーション、認知症ケア、人材提供の分野における将来の各シナリオ」
3 第12回日北欧高齢化セミナー
(1)プログラム
〇日本、北欧による発表( 11 月 1 日(木))
・議長による開会挨拶
・テーマ「1.福祉テクノロジーを含めた介護労働支援について、2.高齢者に優しい社会、3.高齢者の孤立対策」
・ディスカッション
・次回のセミナー開催について
・閉会挨拶
○現場視察( 11 月 2 日(金))
世田谷区地域づくりによる介護予防推進支援事業及び特別養護老人ホーム新とみ視察
(2)出席者
日本からは、大島一博厚生労働省老健局長、小野太一政策研究大学院大学教授、松岡洋子東京家政大学准教授ほか 4 名、デンマークからはヨアキム・ステーン・バロン-ミケルセンデンマーク大使館公使参事官、ノルウェーからはイングン・ヨハネッセン保健社会省シニアアドバイザーほか 1 名、スウェーデンからはジェニー・ワダ保健社会省事務官ほか 1 名
※フィンランドはオブザーバー1名が参加
(3)概要
各国からは以下の内容で発表が行われ、 各国の高齢化に対する独自の取組に係る発表を元に活発な意見交換が行われました。
日本からは、福祉用具サービスや介護ロボットの開発、介護保険制度の概要、地域包括ケアシステム、新オレンジプランにおける取組例、日本における介護予防事業の紹介等を行いました。 デンマークからは、デンマークのヘルスケアシステム、日本とデンマーク間での協力例、健康な高齢者の生活のための支援策等が発表されました。
ノルウェーからは、ノルウェーの福祉サービスの概要、高齢者ケアの改革の内容、高齢化社会での課題及び対策について紹介がありました。
スウェーデンからは、高齢者介護の内容及び課題に対する活動、認知症対策を初めとした高齢者のための政策について発表が行われました。
(各国発表タイトル)
1 日本
・「介護保険における福祉用具貸与・購入と介護ロボットの開発・普及の促進」 ・「日本の地域包括ケアシステムと認知症施策について」
・「高齢者の介護予防について」
2 デンマーク
・「デンマークのヘルスケアシステム」
・「尊厳のある活発な高齢者の生活」
3 ノルウェー
・「高齢者のための品質改革」
・「高齢者に優しい社会」
4 スウェーデン
・「高齢者の介護」
・「高齢者に優しい社会」
さらに、施設見学では、世田谷区地域づくりによる介護予防推進支援事業及び特別養護老人ホーム新とみを視察しました。世田谷区の介護予防推進支援事業では、地域の高齢者グループの活動(通いの場)を見学し、特別養護老人ホーム新とみの視察では、介護施設で導入されている最新ロボットの説明を受けました。
(4)第 13 回セミナー
第 13 回は、 2020 年を目処にノルウェーで開催することで合意されました(テーマ等の詳細については今後調整予定)。
(5)会議の様子



〇日本、北欧による発表( 11 月 1 日(木))
・議長による開会挨拶
・テーマ「1.福祉テクノロジーを含めた介護労働支援について、2.高齢者に優しい社会、3.高齢者の孤立対策」
・ディスカッション
・次回のセミナー開催について
・閉会挨拶
○現場視察( 11 月 2 日(金))
世田谷区地域づくりによる介護予防推進支援事業及び特別養護老人ホーム新とみ視察
(2)出席者
日本からは、大島一博厚生労働省老健局長、小野太一政策研究大学院大学教授、松岡洋子東京家政大学准教授ほか 4 名、デンマークからはヨアキム・ステーン・バロン-ミケルセンデンマーク大使館公使参事官、ノルウェーからはイングン・ヨハネッセン保健社会省シニアアドバイザーほか 1 名、スウェーデンからはジェニー・ワダ保健社会省事務官ほか 1 名
※フィンランドはオブザーバー1名が参加
(3)概要
各国からは以下の内容で発表が行われ、 各国の高齢化に対する独自の取組に係る発表を元に活発な意見交換が行われました。
日本からは、福祉用具サービスや介護ロボットの開発、介護保険制度の概要、地域包括ケアシステム、新オレンジプランにおける取組例、日本における介護予防事業の紹介等を行いました。 デンマークからは、デンマークのヘルスケアシステム、日本とデンマーク間での協力例、健康な高齢者の生活のための支援策等が発表されました。
ノルウェーからは、ノルウェーの福祉サービスの概要、高齢者ケアの改革の内容、高齢化社会での課題及び対策について紹介がありました。
スウェーデンからは、高齢者介護の内容及び課題に対する活動、認知症対策を初めとした高齢者のための政策について発表が行われました。
(各国発表タイトル)
1 日本
・「介護保険における福祉用具貸与・購入と介護ロボットの開発・普及の促進」 ・「日本の地域包括ケアシステムと認知症施策について」
・「高齢者の介護予防について」
2 デンマーク
・「デンマークのヘルスケアシステム」
・「尊厳のある活発な高齢者の生活」
3 ノルウェー
・「高齢者のための品質改革」
・「高齢者に優しい社会」
4 スウェーデン
・「高齢者の介護」
・「高齢者に優しい社会」
さらに、施設見学では、世田谷区地域づくりによる介護予防推進支援事業及び特別養護老人ホーム新とみを視察しました。世田谷区の介護予防推進支援事業では、地域の高齢者グループの活動(通いの場)を見学し、特別養護老人ホーム新とみの視察では、介護施設で導入されている最新ロボットの説明を受けました。
(4)第 13 回セミナー
第 13 回は、 2020 年を目処にノルウェーで開催することで合意されました(テーマ等の詳細については今後調整予定)。
(5)会議の様子


