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他分野の取り組み信州大学医学部と連携に関する協定を締結しました
厚生労働省社会・援護局は、戦没者遺骨のDNA鑑定の迅速化及び高度化に寄与することを目的とし、信州大学医学部との間で、「信州大学医学部と厚生労働省社会・援護局との連携に関する協定書」を締結いたしました。
厚生労働省では、戦没者遺骨収集事業により収容した戦没者遺骨の身元を特定するために、国内の鑑定機関(大学)にDNA鑑定を委託しており、信州大学についても、平成16年度から継続して、DNA鑑定にご協力いただいているところです。
戦没者遺骨は、長期間地中にあったこと等により、DNAの保存状態が良好でない場合が多く、そのため、戦没者遺骨のDNA鑑定は、僅かに残存するDNAを手掛かりに、DNA情報の解析やご遺族と共有するDNA情報を基にした戦没者の特定などを行う必要があることから、高い技術水準と専門性が求められます。
今般、新たに信州大学医学部との連携に関する協定を締結し、同大学構内に連携室を設置することにより、DNAの抽出や解析が難しい事案の研究などに集中して取り組みます。
厚生労働省では、引き続き、戦没者遺骨の鑑定の迅速化及び高度化に取り組み、1日も早いご遺骨の身元特定及びご遺族への引渡しに全力を挙げてまいります。
【協定の概要】(別紙参照)
・「目的」 政府が実施する戦没者遺骨のDNA鑑定の推進に関して両機関が相互に緊密な連携を
図り協力することにより、戦没者遺骨の鑑定の迅速化及び高度化に寄与すること
・「連携協力事項」 両機関は、目的を達成するために必要な事項について連携し協力するとと
もに、信州大学の構内に連携室を設置する
出典:信州大学ホームページ(https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/topics/2024/04/12186583.php)
別紙 協定書[323KB]
お問い合わせ先
厚生労働省社会・援護局事業課戦没者遺骨鑑定推進室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2電話 03-5253-1111(代表) 内線4524
直通 03-6812-7821