ンダバ・ンコシナティ・ハオラテ ボツワナ共和国副大統領兼財務大臣との会談

ンダバ・ンコシナティ・ハオラテ ボツワナ共和国副大統領兼財務大臣との会談
日付:
2025年11月27日(木)
場所:
厚生労働副大臣室(東京都)
担当局:
大臣官房国際課

仁木厚生労働副大臣は、ンダバ・ンコシナティ・ハオラテ ボツワナ共和国副大統領兼財務大臣と会談しました。

会談では、ンダバ・ンコシナティ・ハオラテ ボツワナ共和国副大統領兼財務大臣から、日本の公的保険制度や財源確保の仕組み、医療制度について理解を深めたいとの発言がありました。

仁木厚生労働副大臣は、2025年8月に日本で開催したTICAD9(※1)に参加いただいたことに謝意を示した上で、日本の国民皆保険制度について、利用しやすい価格でどこでも医療にアクセスできる仕組みを構築したこと、一方で、昨今の医療費の増大により制度の持続可能性を確保するための取り組みが必要であること、人口増加の変化に対応した制度の見直しの必要性について説明しました。

さらに、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(※2)達成に向けた取り組みを支援するため、日本が主導して「UHC ナレッジハブ」の設立をはじめUHC達成に向けた取り組みを進めていることや、日本の医療DX、遠隔医療、医療従事者の確保や待遇に関する取り組みを紹介し、両国の医療保険分野の協力について意見交換を行いました。

※1アフリカ開発会議(TICAD:Tokyo International Conference on African Development)
アフリカの開発をテーマとする国際会議。
9回目となるTICAD9を2025年8月20日~2025年8月22日、横浜市で開催した。
アフリカ開発会議(TICAD)|外務省(外務省ホームページ)
※2ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage(UHC))
全ての人が適切な予防、治療、リハビリなどの保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態。
意見交換をする仁木厚生労働副大臣
意見交換をするンダバ・ンコシナティ・ハオラテ ボツワナ共和国副大統領兼財務大臣
意見交換の様子