「防災の日」総合防災訓練

「防災の日」総合防災訓練
日付:
2025年9月1日(月)
場所:
厚生労働省内省議室(東京都)
担当局:
大臣官房厚生科学課

厚生労働省は、防災の日(9月1日)の政府総合防災訓練の一環として、厚生労働省の災害対策本部設置運営訓練を実施しました。

この訓練には、福岡厚生労働大臣、鰐淵厚生労働副大臣、仁木厚生労働副大臣、安藤厚生労働大臣政務官、吉田厚生労働大臣政務官のほか、厚生労働事務次官、厚生労働審議官、医務技監、大臣官房長、大臣官房総括審議官、各部局長、地方厚生局長が参加し、南海トラフ地震が発生した際の厚生労働省の初動対応について確認しました。

訓練では、石破内閣総理大臣の指示を踏まえ、福岡厚生労働大臣より各部局長などに対して「被害状況の早期把握」「DMAT(ディーマット)(※1)の派遣や、患者の受入体制の確保等災害医療の提供」「DWAT(ディーワット)(※2)の派遣による福祉的支援体制の確立や、避難所や市町村などとの連携による保健体制の拡充」「医療・衛生物資をはじめとする応急対応物資の確保に向けた官民一体となった応援体制の確立」など、保健医療福祉活動チームの協力を得ながら全力で取り組むよう指示を行いました。

また、保健・医療・福祉の関係部局長、被災地域の地方厚生局長から被害状況や対応状況について、大臣官房長から厚生労働省職員の安否状況について報告がありました。

  • ※1DMAT(ディーマット:Disaster Medical Assistance Team)
    災害の急性期(約48時間以内)に活動できる機動性をもった専門的な研修・訓練を受けた災害派遣医療チーム
  • ※2DWAT(ディーワット:Disaster Welfare Assistance Team)
    主に被災した社会福祉施設や避難所等に派遣される、災害派遣福祉チーム
各部局長、地方厚生局長に指示(訓練)を行う福岡厚生労働大臣