ASEAN+3社会福祉大臣会合

ASEAN+3社会福祉大臣会合
日付:
2025年8月29日(金)
場所:
厚労省内省議室(東京都)
担当局:
大臣官房国際課

第8回ASEAN+3社会福祉大臣会合がオンライン形式で開催され、日本から仁木博文厚生労働副大臣が出席しました。

この会合には、ASEAN加盟国と日本、中華人民共和国、大韓民国の社会福祉を担当する大臣などが出席し、今回のテーマ「ASEAN共同体の脆弱な人々への応答性のある社会的保護の強化」に沿って意見交換を行いました。

仁木厚生労働副大臣は、日本の社会保障・社会福祉分野の諸施策の取り組みや、ASEAN諸国を含む途上国のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(※)達成のための保健財政の強化を目的とした「UHCナレッジハブ」の取り組みなどについて説明しました。

その上で、日本として、ASEAN地域の脆弱な立場にある人々への社会的保護に関する取り組みが一層効果的に実施されるよう、引き続き、会合参加各国と協力していくと述べました。

ASEAN+3社会福祉大臣会合
ASEAN10か国(ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インドネシア共和国、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー連邦共和国、フィリピン共和国、シンガポール共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国)と日本、中華人民共和国、大韓民国の社会福祉・開発分野の共通課題や、日本からの技術協力などについて意見交換を行う会合。
なお、ASEAN加盟予定の東ティモール民主共和国もオブザーバーとして参加。
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage(UHC))
全ての人が適切な予防、治療、リハビリなどの保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態。
日本の取り組みを説明する仁木厚生労働副大臣