全国薬害被害者団体連絡協議会からの要望書受け取り

- ■日付:
- 2025年8月26日(火)
- ■場所:
- 厚生労働省正面玄関(東京都)
- ■担当局:
- 医薬局
福岡厚生労働大臣は、厚生労働省が正面玄関に設置した「誓いの碑」の前で、全国薬害被害者団体連絡協議会から要望書を受け取りました。
要望書を受け取った福岡厚生労働大臣は、「この要望には、二度と、医薬品による悲惨な被害を起こさないでほしい、という強い願いが込められていると受け止めております。
サリドマイド、スモン、HIV感染など医薬品によって亡くなられた被害者の皆さまのご冥福を心からお祈りするとともに、遺族の皆さまにお悔やみ申し上げます。
また、現在でも治療を続けている皆さまに心からお見舞い申し上げます。
近年、劇的に変化する医薬品開発など新たな課題などへの対応が求められ、必要な制度改正なども行ってきていますが、26年前に誓った厚生労働省の決意は変わることなく、引き続き、品質の確保された医薬品などを国民の皆さまに迅速かつ適正に提供するべく取り組んでまいります。
私をはじめ、厚生労働省の職員一人ひとりが、命の尊さを心に刻み、その職責の重さを忘れることなく、医薬品の安全性及び有効性の確保に最善の努力を重ねてまいります」と、述べました。
誓いの碑
厚生労働省は、血液製剤によるHIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないように、その決意を銘記した「誓いの碑」を、平成11年8月24日、正面玄関前に設置しました。

