第9回アフリカ開発会議(TICAD9)テーマ別イベント

第9回アフリカ開発会議(TICAD9)テーマ別イベント
日付:
2025年8月20日(水)
場所:
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(神奈川県)
担当局:
大臣官房国際課

仁木厚生労働副大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に出席し、JICA、世界銀行、世界保健機関(WHO)、UHC2030が共催するテーマ別イベント「アフリカの2030年以降のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(※)実現に向けた新たな道筋の再考」で、日本政府を代表して開会挨拶を行いました。

この会議で、仁木厚生労働副大臣は、日本が1961年に国民皆保険制度の確立を通じてUHCを達成し、高齢化社会の課題に対応しながら制度の発展と維持に努めてきたことや、長年にわたり「誰一人取り残さない」UHCの実現に向けた取り組みを進めてきたことを紹介するとともに、このテーマ別イベントが、対話を促進し、アフリカを含む世界のUHC達成に向けた協力のきっかけとなることへの期待を述べました。

そのほか、仁木厚生労働副大臣は、TICAD9の機会にアフリカ各国や関係機関の要人、国際保健分野の有識者などとの意見交換を行いました。

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ((UHC)Universal Health Coverage)
全ての人が適切な予防、治療、リハビリなどの保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態。
アフリカ開発会議((TICAD)Tokyo International Conference on African Development)
アフリカの開発をテーマとする国際会議。
1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催している。
開会の挨拶を行う仁木厚生労働副大臣(写真提供:国際協力機構(JICA))
テーマ別イベントの様子(写真提供:国際協力機構(JICA))
ムハンマド・アリ・パテ ナイジェリア連邦共和国保健福祉大臣と仁木厚生労働副大臣