建設現場の安全パトロール

- ■日付:
- 2025年7月28日(月)
- ■場所:
- 虎ノ門一丁目東地区(東京都)
- ■担当局:
- 労働基準局
鰐淵厚生労働副大臣は、第14次労働災害防止計画(※)に基づく対策の推進の一環として、建設現場の安全パトロールを行いました。
現場で実施している熱中症対策として、熱中症発生時の緊急連絡体制・手順などの掲示、モニタリングデバイスを用いた作業員の熱中症発症リスクの把握・管理、食べる熱中症対策などに関する説明を聞いた後、現場の状況を確認し、「食べる熱中症対策」として、手軽に塩分と栄養補給ができる塩バナナを試食しました。
また、日本語の理解度が低い外国人技能実習生に対し、日本人作業員がバディを組んで継続的な指導を行う「外国人技能実習生バディ制度」や、ヘルメットの色やシールによって安全責任者である職長が誰なのか一目でわかる「職長の見える化」について、外国人技能実習生や職長からお話を伺いました。
パトロールの中で鰐淵厚生労働副大臣は、「猛暑の中で、質の高い仕事をしていただいている皆さま方に、敬意を表します。
建設業における労働災害は、長期的には減少傾向にありますが、いまだ年間200名を超える方が亡くなられています。
熱中症対策を始め、労働災害防止対策を引き続き徹底いただきますようお願いいたします」と、作業員の方々を激励しました。
- ※1第14次労働災害防止計画
- 労働安全衛生法に基づき、厚生労働大臣が定める労働災害防止のための中期計画(計画期間:令和5年度から令和9年度)







