第70回中央最低賃金審議会

第70回中央最低賃金審議会
日付:
2025年7月11日(金)
場所:
厚生労働省内省議室(東京都)
担当局:
労働基準局

厚生労働省は、第70回中央最低賃金審議会を開催しました。

鰐淵厚生労働副大臣は、藤村中央最低賃金審議会会長に令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について諮問文を手渡し、「賃金については、持続的・構造的な賃上げへの社会的機運などを背景に、春季労使交渉の賃上げ率は、連合の最終集計結果では全体5.25%、中小企業4.65%と、1991年以来33年ぶりの高い伸びとなった昨年を上回る高い水準となっております。
この賃上げの流れを、非正規雇用労働者や、我が国の労働者の7割が働いている中小企業にも波及させていくには、最低賃金による底上げも必要です。
物価の動向、賃金の状況、企業の業況など、最低賃金法に定める3要素のデータを考慮いただくとともに、地域間格差是正などにも配慮いただきながら、今年度の最低賃金額改定の目安について、真摯なご議論をしていただけますよう、よろしくお願い申し上げます」と挨拶しました。

第70回中央最低賃金審議会 資料|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

挨拶をする鰐淵厚生労働副大臣
審議会の様子
諮問文(令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について)を掲げる藤村中央最低賃金審議会会長と鰐淵厚生労働副大臣