リチャード・ハチェットCEPI最高経営責任者による表敬

- ■日付:
- 2025年3月12日(水)
- ■場所:
- 厚生労働副大臣室(東京都)
- ■担当局:
- 大臣官房国際課
仁木厚生労働副大臣は、リチャード・ハチェット感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)(※)最高経営責任者による表敬を受けました。
リチャード・ハチェットCEPI最高経営責任者からは、日本のCEPIへの支援や国際保健への貢献とリーダーシップに対する謝意が述べられました。
また、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの教訓を踏まえ、将来のパンデミックに備えるための新規ワクチン開発を進める重要性を強調した上で、CEPIの活動の進捗や2027年から2031年までの第3期戦略(CEPI3.0)策定に関する最新状況について説明がありました。
仁木厚生労働副大臣は、将来のパンデミックへの予防・備え・対応を強化する上で、ワクチン開発を支援するCEPIの活動が持つ重要性を理解し、日本も共通の目的をもって取り組んでいることを述べるとともに、日本政府が国内のワクチンの研究開発や製造能力を強化することを重視していることを紹介し、今後のCEPIとの連携や協力について意見交換を行いました。
- ※感染症流行対策イノベーション連合(CEPI:Coalition for Epidemic Preparedness Innovations)
- CEPIは、世界連携でワクチン開発を促進するため、2017年1月にダボス会議で発足した官民連携パートナーシップです。
日本、ドイツ連邦共和国、ノルウェー王国、英国、欧州委員会、アメリカ合衆国、カナダ、ウェルカム・トラスト、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などが拠出を行っています。
平時には需要の少ないエボラ出血熱のような世界規模の流行が生じる恐れのある感染症に対するワクチンの開発を促進し、流行が生じる可能性が高い低・中所得国でもアクセスが可能となる価格でのワクチン供給を目的としています。


