ジョイ・プマフィ マラリア対策アフリカ・リーダー・アライアンス(ALMA)事務局長による表敬

ジョイ・プマフィ マラリア対策アフリカ・リーダー・アライアンス(ALMA)事務局長による表敬
日付:
2025年3月6日(木)
場所:
厚生労働副大臣室(東京都)
担当局:
大臣官房国際課

仁木厚生労働副大臣は、ジョイ・プマフィ マラリア対策アフリカ・リーダー・アライアンス(ALMA:African Leaders Malaria Alliance)事務局長による表敬を受けました。

ジョイ・プマフィマラリア対策アフリカ・リーダー・アライアンス(ALMA)事務局長からは、今年8月に日本で開催するTICAD9(※1)を見据え、アフリカ諸国でのマラリアや顧みられない熱帯病などの感染症対策と保健システムの強化に取り組むALMAの活動や、気候変動に伴うマラリアの感染拡大への懸念などについて説明があり、日本からの世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)(※2)への引き続きの貢献とアフリカ諸国への支援の要望について、発言がありました。

仁木厚生労働副大臣は、ALMAの取り組みを支持するとともに、グローバルファンドやグローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)(※3)への貢献を通じて、アフリカ諸国に対し、三大感染症(エイズ、結核、マラリア)対策として、日本政府ができる限りの支援を行っていることを紹介し、マラリア対策を含むアフリカ諸国の保健分野の課題解決に向けた取り組みなどについて意見交換を行いました。

※1アフリカ開発会議(TICAD:Tokyo International Conference on African Development)
アフリカの開発をテーマとする国際会議。
TICAD9は、2025年8月20日(水)~2025年8月22日(金)に横浜市で開催予定。
アフリカ開発会議(TICAD)|外務省 (外務省ホームページ)
※2世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)
三大感染症(エイズ、マラリア、結核)に対処するための資金を集め、その資金を最も必要とする地域へ振り向けるために2002年1月に設立された。
その目的を効果的に果たすため、政府や国際機関だけでなく、民間財団、企業などの民間セクター、NGOや感染症に苦しむコミュニティーといった市民社会が一体となってパートナーシップを組み、開発途上国での三大感染症の予防、治療、ケア・サポートおよび保険システム強化のために資金協力を行っている。
世界エイズ・結核・マラリア基金(グローバルファンド)|外務省(外務省ホームページ)
※3グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund:Global Health Innovative Technology Fund)
開発途上国を中心に蔓延する顧みられない熱帯病(NTDs)などの治療薬・ワクチン・診断薬の研究開発を支援する官民パートナーシップとして、2013年に、日本国政府、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、日本の製薬企業の協力により設立された。
グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)|外務省(外務省ホームページ)
意見を述べる仁木厚生労働副大臣
意見を述べるジョイ・プマフィALMA事務局長
意見交換の様子