G7保健大臣会合

G7保健大臣会合
日付:
2024年10月10日(木)~2024年10月11日(金)
場所:
イタリア共和国(アンコーナ)
担当局:
大臣官房国際課

G7保健大臣会合が開催され、迫井医務技監が出席しました。

今回の会合では「グローバルヘルス・アーキテクチャー(※1)と将来のパンデミックへの予防・備え・対応(PPR:Prevention, Preparedness and Response)の強化」「生涯にわたる疾病予防を通じた健康的でアクティブな高齢化とイノベーション」「ワンヘルス・アプローチ(※2)」について議論を行い、G7保健大臣声明を採択するとともに「AIに関するG7政策概要:保健医療セクターへの機会と課題」を公表しました。

迫井医務技監は、PPR強化のための平時からの保健システムの強化を通じたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(※3)達成の重要性など、日本が重視する理念や具体的な取り組みについて述べ、2025年、日本に低中所得国のUHC達成のための先進的な拠点として「UHCナレッジハブ」を設置することを紹介し、各国と連携しつつ、UHC推進に取り組んでいくと発言しました。

また、迫井医務技監は、イタリア共和国、英国の担当大臣の他、会合に出席した各国首席代表や世界保健機関(WHO:World Health Organization)の高官と会談を行いました。

  1. ※1グローバルヘルス・アーキテクチャー
    国際保健協力の枠組み
  2. ※2ワンヘルス・アプローチ
    ヒト、動物、環境の健康(健全性)に関する分野横断的な課題に対して、関係者が協力し、その解決に向けて取り組むこと。
  3. ※3ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(Universal Health Coverage(UHC))
    全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態。
G7保健大臣会合で発言を行う迫井医務技監
オラツィオ・スキッラーチ イタリア共和国保健大臣との会談
ウェス・ストリーティング 英国 保健・社会福祉大臣との会談
マーク・ホランド カナダ保健大臣と言葉を交わす様子
アンドレア・パーム アメリカ合衆国 保健福祉省副長官との会談
アントワーヌ・リン・ドニ フランス共和国 保健省欧州国際局長との会談
マイク・ライアン WHO健康危機上級局長との会談