トラックドライバーの時間外労働削減など働き方改革に取り組んでいる企業との意見交換
- ■日付:
- 2024年8月27日(火)
- ■場所:
- NEXT Logistics Japan株式会社(東京都)
- ■担当局:
- 労働基準局
濵地厚生労働副大臣は、トラックドライバーの時間外労働削減など働き方改革に取り組んでいるNEXT Logistics Japan株式会社と株式会社ユーネットランスと意見交換を行いました。
2024年4月から、働き方改革の一環として、トラックドライバーに対しても、時間外労働の上限規制が適用されています。
濵地厚生労働副大臣は、物流業界が抱える問題や課題について説明を受け、時間外労働を削減しながら貨物輸送量を確保するための対策として両社が導入している、1人で大型トラック2台分の荷物を運べるトラックにトレーラーを連結したダブル連結トラックや、運行の中間地点にある営業所でドライバーが交代することで、宿泊運行を日帰り運行に改善し、ドライバーの労働環境を改善するドライバーチェンジ(中継輸送)などについて説明を受けました。
また、実際にこの仕組みを利用して働いているトラックドライバーから、4月以降の時間外労働の上限規制をどのように感じているのか、ダブル連結トラックやドライバーチェンジを活用することで労働時間に変化があったのかなどを質問し、感想を伺いました。
意見交換後、濵地厚生労働副大臣は、トラックドライバーの働き方改革については、2024年問題を契機として、物流業界が抱える課題に大きな視点で取り組んでいくことが必要とし、「両社のような先進的な取組みによって、輸送業務の効率化や生産性の向上が図られるよう、関係省庁とも連携しながら関係各所に働きかけていく」と述べました。