第66回中央最低賃金審議会

厚生労働省は、第66回中央最低賃金審議会を開催しました。

加藤厚生労働大臣は、藤村中央最低賃金審議会会長に令和5年度地域別最低賃金額改定の目安について諮問文を手渡し
　「今年の春季労使交渉の賃上げ率は、約30年ぶりの高い伸び率となっております。
　この賃上げの流れの維持・拡大を図り、非正規雇用労働者や中小企業にも波及させていくには、最低賃金による底上げも必要です。
　そして、これらの賃上げにおいては、実質賃金をプラスにしていくことが重要です。
　最低賃金の引上げに当たっては、中小企業が賃上げできる環境整備が重要であり、適切な価格転嫁対策や下請取引の適正化の推進・業務改善助成金などによる中小企業の生産性向上支援策の推進などについて、政府全体として取り組んでまいります。
　審議会の皆さまにおかれましては、今年の賃上げの状況や物価の動向、企業の業況などを考慮いただくとともに、地域間格差の是正にも留意いただきながら、今年の最低賃金額改定の目安についてご議論いただきますよう、よろしくお願いいたします」
と挨拶しました。

• 第66回中央最低賃金審議会 資料

労働基準局賃金課
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