千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式

佳子内親王殿下のご臨席のもと、厚生労働省主催の千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式を挙行しました。

拝礼式には約240人が参列し戦没者に拝礼を行うとともに、岸田内閣総理大臣をはじめ、日本遺族会会長を含む遺族代表、関係国駐日大使、衆参両院の議長、衆参厚生労働委員長、外務大臣、環境大臣、防衛大臣、各政党代表、各関係団体代表が献花を行いました。

今回の式典では、政府の遺骨収集事業によりロシア、硫黄島で収容した戦没者のご遺骨のうち、ご遺族に引き渡すことができない235柱を同墓苑に納骨しました。

既に納骨されたご遺骨と合わせると370,485柱となります。

加藤厚生労働大臣は式辞で
「現在、戦没者の遺骨収集の推進に関する法律に基づき、平成28年度から令和6年度までを遺骨収集の集中実施期間として取り組んでおります。
遺憾ながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、令和2年度から令和4年度までの間は海外における事業を計画どおりに実施できませんでしたが、現在では海外での遺骨収集事業を再開しております。
未だ各地に眠る戦没者のご遺骨が一日も早くふるさとに戻られるよう、全力を尽くしてまいります」
と述べました。

社会・援護局援護企画課
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