千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式

2022年5月30日(月)
東京都
千鳥ヶ淵戦没者墓苑
千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式で納骨するご遺骨を受け取る古賀厚生労働副大臣

秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席のもと、厚生労働省主催の千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式を挙行しました。

本年は新型コロナウイルス感染防止のため、開催規模を縮小して実施し、式典には、遺族・来賓約100人が参列し、戦没者に拝礼を行いました。

また、内閣総理大臣(代理:木原内閣官房副長官)をはじめ、日本遺族会会長を含む遺族代表、政府関係者、国会関係者、各政党代表、各関係団体代表が献花を行いました。

今回の式典では、政府の遺骨収集事業によりロシア、マーシャル諸島などで収容した戦没者のご遺骨のうち、ご遺族に引き渡すことができない217柱を同墓苑に納骨しました。

既に納骨されたご遺骨と合わせると370,269柱となります。

古賀厚生労働副大臣は、後藤厚生労働大臣に代わり、式辞で
「政府においては、昭和27年以来、遺骨収集事業に取り組んでまいりました。
本年は、硫黄島、ハワイ諸島、カザフスタン、マーシャル諸島、ロシア、樺太、占守島、ウォーレアイ環礁
で収容した217柱のご遺骨を、新たにお納めします。
未だ各地に眠る戦没者のご遺骨が一日も早くふるさとに戻られるよう、全力を尽くしてまいります」
と述べました。

社会・援護局援護企画課
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線4500)

式辞を述べる古賀厚生労働副大臣
納骨後、納骨場所を整える古賀厚生労働副大臣
古賀厚生労働副大臣の先導でご拝礼に向かわれる秋篠宮皇嗣同妃両殿下
ご拝礼になる秋篠宮皇嗣同妃両殿下
献花する参列遺族代表
献花に向かう古賀厚生労働副大臣
献花後、拝礼する古賀厚生労働副大臣
式典後に拝礼されるご遺族