G7保健大臣会合

2022年1月31日(月)
東京都
厚生労働省大臣官房総括審議官室
G7保健大臣会合にオンラインで出席する後藤厚生労働大臣

G7保健大臣会合がオンラインで開催され、後藤厚生労働大臣が出席しました。

今回の会合では、G7の議長国であるドイツ連邦共和国が取り組む予定の3つの議題「パンデミックへの準備と対応」「薬剤耐性(Antimicrobial Resistance: AMR)(※)」「気候変動にも対応した持続可能な医療保健システム」について紹介されました。

また、高い感染力があり、昨年末より世界的流行が続いている新型コロナウイルス感染症のオミクロン株に関する各国の現状や対策について意見交換を行いました。

後藤厚生労働大臣は、国内でオミクロン株の市中感染に伴う感染者数が急増していることに対して、無料検査やブースター接種などの取り組みを強化していることを説明しました。

また、オミクロン株の派生型など、新たな変異株発生への懸念から、ゲノム解析による慎重なモニタリング強化とG7各国との連携・情報共有の重要性についても述べました。

※薬剤耐性(Antimicrobial Resistance: AMR)
抗微生物薬の不適切な使用を続けることなどにより、微生物に対して薬が効かなくなること

大臣官房国際課
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線7354)

日本の状況についてスピーチを行う後藤厚生労働大臣