「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典

2021年11月30日(火)
東京都
厚生労働省正面玄関
らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の碑に献花する後藤厚生労働大臣

厚生労働省は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典を行いました。

後藤厚生労働大臣は
「かつてとられた施設入所施策により、多くの患者・元患者の方々が、人権上の制限、差別などを受け平穏に生活することを妨げられたことを深刻に受け止め、改めて、深くお詫びするとともに、多くの苦しみと無念の中でお亡くなりになられた方々に哀悼のまことを捧げます。
また、ご家族の方々におかれても、大変な思いを経験された方も少なくないものと推察いたします。
本日、厚生労働大臣として、こうした歴史を二度と繰り返さないという決意を改めて申し上げさせていただきます」
と、式辞を述べました。

この式典は、ハンセン病の患者であった方々の追悼・慰霊・名誉回復のため、毎年、6月22日の「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」に合わせて開催していますが、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、昨年に引き続き、開催時期を変更するとともに、規模を縮小して行いました。

健康局難病対策課
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線2369)

式辞を述べる後藤厚生労働大臣
献花する佐藤厚生労働副大臣
式典の様子
らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の碑