第72回WHO西太平洋地域委員会議長に就任

2021年10月24日(日)~2021年10月26日(火)
兵庫県
アクリエひめじ ほか
第72回WHO西太平洋地域委員会で議長を務める山本厚生労働副大臣

山本厚生労働副大臣は、第72回WHO(世界保健機関)西太平洋地域委員会(※1)の議長を務めました。

WHO西太平洋地域委員会は、西太平洋地域の37の国や地域から構成される、WHO西太平洋地域の最高意思決定機関です。今回の会議は19年ぶりの日本開催であり、新型コロナウイルス感染症対策をはじめとする地域の重要な保健課題について話し合いました。

議長挨拶の中で、山本厚生労働副大臣は、新型コロナウイルス感染症への対応に関するWHOの継続的な支援に感謝し、今回の議題である「学校保健」「プライマリ・ヘルスケア(※2)」「伝統的・補完的医療」「結核」の4つの重要な技術議題について説明しました。

また、記者会見では、日本国内の新型コロナウイルス感染症の警戒や、世界各国、特に、西太平洋地域の各国でのワクチンの更なる普及などの課題について述べました。

その他、山本厚生労働副大臣は、西太平洋委員会に領土が島で構成されている国が参加していることを踏まえ、兵庫県播磨灘に位置する家島諸島の医療体制を視察しました。

  • ※1世界保健機関西太平洋地域委員会(WHO Regional Committee Meeting : RCM)
    WHO西太平洋地域委員会の動き
  • ※2プライマリ・ヘルスケア
    生活の一番身近なところにある健康のための不可欠な保健医療サービス

大臣官房国際課
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線7328)

第72回WHO西太平洋地域委員会で挨拶する山本厚生労働副大臣
第72回WHO西太平洋地域委員会の様子
記者会見の様子
家島諸島の救急艇や軽四救急車などについて説明を受ける山本厚生労働副大臣
家島諸島の救急艇