電話リレーサービス開始セレモニー

2021年7月1日(木)
東京都
総務省
電話リレーサービス開始セレモニー

厚生労働省は、総務省と一般財団法人日本財団電話リレーサービスとの共催で、電話リレーサービス(※)の開始セレモニーを開催しました。

山本厚生労働副大臣は、このセレモニーに出席し
「電話リレーサービスの提供に当たっては、そのサービス水準を適正に担保し、手話通訳士など一定の資格や技能を有する通訳オペレータの確保を図っていくことが重要です。
そのため、厚生労働省では、手話通訳者や要約筆記者を養成する地方自治体に対する財政支援やその指導者の養成を行うとともに、手話通訳士試験の実施や、試験合格に向けた若年層を中心とする人材養成などの取り組みを実施しています。
今後とも、聴覚に障害のある方々への情報アクセシビリティの向上や意思疎通支援について、関係する皆さまのご意見もお伺いしながら取り組んでまいります」
と、挨拶しました。

このセレモニーでは、聴覚障害のある方が、通訳オペレータを介して総務大臣と電話リレーサービスを初めて利用しました。

  • ※電話リレーサービス
    聴覚や発話に困難のある方との会話を、通訳オペレータが「手話と音声」や「文字と音声」を通訳することで、双方向に電話でつなぐサービスです。
    このサービスは、令和3年7月1日から開始し、総務大臣から指定を受けた機関から提供されます。

社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線3076)

挨拶をする山本厚生労働副大臣
セレモニーの様子