第12回G20労働雇用大臣会合

2021年6月23日(水)
東京都
厚生労働省専用第21会議室
第12回G20労働雇用大臣会合

第12回G20労働雇用大臣会合がイタリア共和国で開催され、田村厚生労働大臣がオンラインで出席しました。

田村厚生労働大臣は、日本が、ブリスベンゴール(※)達成に向けて期待されていた数値を達成し、男性の育児休業の取得や男女間格差の是正を推進していくこと、高齢者の就業機会の確保や子育て支援の強化に取り組んでいること、新型コロナウイルス感染症終息後の「新たな日常」での社会経済活動に合った雇用の実現が重要であること、社会的に弱い立場にある人を取り残さず、人間中心の回復を実現するためにあらゆる取り組みを行っていくことについて述べました。

今回の会合では「労働市場と社会の包括的で持続可能かつ強じんな回復の促進」をテーマに「女性にとってのより良い平等な有償労働」「変化する仕事の世界における社会的保護システム」「デジタル化時代の働き方、ビジネス組織、生産プロセス」について議論が行われ、労働雇用大臣宣言が採択されました。

今回採択された労働雇用大臣宣言は、2021年10月30日~31日にイタリア共和国で開催されるG20サミットに提出される予定です。

  • ブリスベンゴール
    2014年にオーストラリア連邦で開催されたG20ブリスベン・サミットの首脳宣言に盛り込まれた「労働市場参加率での男女格差を2025年までに25%縮小させる」という目標

大臣官房国際課
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線7310)

会合に出席する田村厚生労働大臣
会合に参加した各国代表と田村厚生労働大臣
主催国「イタリア共和国」での会合の様子