「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典

2020年10月29日(木)
東京都
厚生労働省正面玄関
らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の碑に献花する山本厚生労働副大臣

厚生労働省は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」式典を行いました。

山本厚生労働副大臣は
「かつてとられた隔離政策により、多くの患者・元患者の方々が、人権上の制限、差別などを受け平穏に生活することを妨げられたことを深刻に受け止め、改めて、深くお詫びするとともに、多くの苦しみと無念の中でお亡くなりになられた方々に哀悼のまことを捧げます。
また、ご家族の皆さまに対しても、長年にわたる極めて厳しい偏見・差別の中で、皆さまが強いられてきた苦痛と苦難に対し深く反省し、心からお詫び申し上げます。
これからも皆さまが安心して穏やかに暮らしていけるよう、引き続き、皆さまのお声に真摯に耳を傾けながら、課題の解決に全力で取り組んでまいります」
と、田村厚生労働大臣の式辞を代読しました。

この式典は、ハンセン病の患者であった方々の追悼・慰霊・名誉回復のため、毎年、6月22日の「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」に合わせて開催していますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、規模を縮小して開催しました。

健康局難病対策課
問い合わせ先 代表:03(5253)1111 (内線2369)

式辞を代読する山本厚生労働副大臣
式典の様子
らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の碑