第30回社会保障審議会資金運用部会

年金局

日時

令和7年11月17日(月)(持ち回り審議による)

出席者

大野部会長、德島部会長代理、大森委員、加藤委員、金井委員、熊谷委員、佐藤委員、玉木委員、永井委員、長谷川委員、原委員、福田委員、山内委員

議題

GPIFの業務方法書の変更について

議事概要

 
GPIFの業務方法書の変更」について了承された。

なお、部会委員より以下の意見があった。
・大森委員より、「オルタナティブ投資は、その成り立ちから公開資産にはない投資の難しさがあるが、それだけに異なる投資機会が期待できる。安定したGPIF資産の成長のために有意義な取組みであり、着実に投資を進めてほしい。」との意見。
・加藤委員より、「匿名組合について、業務方法書等を通じてLPSと同等の規制をかけることは適当だが、匿名組合・LPS、それぞれのスキームで組成・流通・実務におけるプラクティスが異なることを意識して運用を行い、必要があれば見直してほしい。」との意見。
・佐藤委員より、「投資家保護の観点からも、投資を実施するにあたっては、経営委員会への報告を含め、関係部署が密に連携して、投資前のみならず、投資後においてもPDCAサイクルをきちんと回してほしい。その中で、要件2の外部監査の実施については、LPSと同程度の水準を確保するべく、一貫性・継続性を伴ったものとなるよう、あわせてお願いしたい。」との意見。

以上