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第2回全世代型リ・スキリング国民運動に関する有識者会議 議事録
日時
令和8年7月31日(金) 10:00~12:00
場所
TKP新橋カンファレンスセンター 13階B(東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング)
出席者
磯貝委員、漆原委員、佐藤委員、角田委員、長久委員
浜田委員、平田委員、堀内委員、守島委員
厚生労働省人材開発統括官 蒔苗審議官 澤口参事官
(オブザーバー)
厚生労働省 人材開発統括官 人材開発政策担当参事官室
文部科学省 総合教育政策局 生涯学習推進課
経済産業省 経済産業政策局 産業人材課
議題
(1)本有識者会議について
(2)第1回シンポジウム(11月・東京)のコンセプト・プログラム等について
(3)全世代型リ・スキリング国民運動の特設ウェブサイトの基本構成及び掲載コンテンツについて
(4)全世代型リ・スキリング国民運動のキャッチコピー・ロゴについて
(5)シンポジウム及び特設サイトに係る広報媒体の活用について
(1)国民運動の方針について
〇事務局 それでは定刻となりましたので、ただ今から「全世代型リ・スキリング国民運動第2回有識者会議」を開催いたします。本会議の司会進行は事務局の藤谷が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。本日の出席状況につきまして、漆原構成員、角田座長代理、林構成員、平田構成員、守島座長が会場でのご参加、佐藤構成員、長久構成員、浜田構成員、堀内構成員がオンラインでのご参加、磯貝構成員、片岡構成員が欠席となっております。なお、佐藤構成員は11時までのご参加となります。それでは、ここから頭取の時間を取ります。しかしながら、今日はプレスの方が予定の方がお見えになっていないということなので、割愛させていただきます。では早速第2回有識者会議を進めてまいります。
〇守島座長 今日はお集まりいただきありがとうございます。それでは、これより議事に入りたいと思います。本日は、全世代型リ・スキリング国民運動の方針および本件に関わるネーミングやキャッチコピー・ロゴ、シンポジウム、特設ウェブサイトについてご議論いただくことを予定しております。活発にご議論いただくとともに、円滑な議事の進行にご協力いただけますようよろしくお願いいたします。それでは議題1国民運動の方針について、まず事務局より資料2の説明をお願いします。
〇事務局 第1回有識者会議内での討議を踏まえて、国民運動の対象者・方向性を整理し、資料内に国民運動の方針について記載しています。本事業では主な対象者を個人に設定し、企業については人材育成及び企業における学びの支援等の取組を促し、個人へは学びを更に身近に感じてもらい、学びを通じた自己実現や学ぶ楽しさに気づいてもらえるよう、自分らしく働き続けるための第一歩を踏み出せることを意図した周知啓発を行っていきます。また、これまで「全世代型リ・スキリング国民運動」を名称としていましたが、この名称は個人にとっては、やや事業の印象が伝わりにくく、自分事として捉えにくいという課題がありました。そのため、第1回有識者会議のご意見や国民運動の方針を踏まえ、より一人一人に主体的に関わっていただけるような名称への見直しを検討しています。検討にあたって、リ・スキリングを特別なものではなく、身近なものに感じてもらい、学び直しやスキルアップを自分の未来や可能性につながるものとして捉えてもらえることを重視しました。また、諸外国の事例も参考にしつつ、分かりやすく親しみやすい名称となるよう検討を進めた結果、事務局としてマーカーを引いている2案に絞って、2ページに掲載しています。一人一人が自身の成長や将来に向けて取組プロジェクトであることを表現し、主語を“あなた”に置くことで、自分事として捉えていただくことを意識した名称として、「あなたのリスキリングプロジェクト」。リ・スキリングへ主体的な行動を促すことを意図し、シンプルで覚えやすく、国民運動としての一体感や広がりを表現した「リスキリングアクション」も候補に挙げています。今回は国民運動の方針について、異議がないかご確認いただき、併せて国民運動の方針を基にネーミングについても検討したく、構成員の皆様のご意見を踏まえた上で、本会議後に事務局でブラッシュアップを行い、最終決定をすることを想定しています。資料の説明については以上となります。
〇守島座長 はい、ありがとうございました。只今のご説明を踏まえて、本事業の方針及び方針に基づくネーミングの設定について、ご参加の構成員の皆様のご知見をお借りし、改良すべき点や確認事項等も含めて自由討議いただきたいと思います。
〇守島座長 では、漆原委員、お願いいたします。
〇漆原委員 はい。漆原です。確認ですが、リ・スキリングは、“リ”の後に中ポツ(・)が入るものと入らないものがあるのですが、本事業のネーミングについては、分かりやすさの観点から中ポツ(・)が無いリスキリングにしているということでしょうか。
〇澤口参事官 厚生労働省の澤口です。その点も含め、少し精査した方が良いかと思っていますが、中ポツ(・)があると確かに見づらいということもあります。政府の関係で使っているものですと、漆原委員からご指摘がありましたように、リ・スキリングを使用しています。その辺も含めて事務局としては、精査したいと思っています。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。他にいかがでしょうか。では、浜田委員お願いします。
〇浜田委員 はい。浜田です。今回のネーミング案について、国民運動よりは全然よいと思います。国民運動というと、「集団でやる」みたいな感じがしていたので、「あなたの」といった表現で、個人に訴えかけるのは、私は良いと思います。まず、リ・スキリングの名称について、正式名称かどうかよりも“リ・スキリング”と“リスキリング”のどちらが一般的に流通しているのかを重要視した方が良いと思います。恐らく、リ・スキリングを検索すると中ポツ(・)が無い方が圧倒的に多いと思います。メディアで使っているリ・スキリングは中ポツ(・)が無いですし、私も原稿を書く時は基本的に中ポツ(・)を入れないで書いてきています。検索に引っかからなければ、従来の“リ・スキリング”と“リスキリング”は違うものだと思われてしまう恐れがあり、なかなかサイトとかへもリーチしてもらえないと思うので、まずは一般的にどちらが使われているかということを重視した場合、中ポツ(・)が無い方が私は良いと思います。まずは以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございました。他にどなたか。私から伺いたいのですが、資料の2ページに赤くピンクにハイライトされている2案が候補だという話でしたが、その理解でよろしいんですか。
〇事務局 はい、ありがとうございます。資料2ページの候補一覧は、赤マークの2案に絞るまでに挙げていたものです。最終的に、「あなたのリスキリングプロジェクト」と「リスキリングアクション」に絞ったことを表現したく、赤マーカーを付けております。
〇守島座長 わかりました。その上で申し上げたいのですが、「リスキリングアクション」というと、主語があまり明確じゃないかなという感じが少しします。この運動の中では個人というか、働く人たちにアクションを取ってほしいということだと思いますが、「リスキリングアクション」というと、一般論で全然違った主体が動いてるのかなというイメージがあるように思います。この二つであれば、「プロジェクト」を入れるかどうかという問題はあるけれども、「あなたのリスキリング」がよいように思います。主語はとにかく“あなた”国民なのだということを明確にしていただいた方が良いような気はします。
〇事務局 貴重なご意見ありがとうございます。
〇守島座長 他にいかがでしょうか。では、林委員お願いします。
〇林委員 はい、林です。2点ほどございまして、先ほど少し触れられたのですが、リのところに中ポツ(・)を入れるかどうかみたいな話について、中ポツ(・)を入れて「リ」を強調してしまうと、「再び」というイメージが多分強くなると思います。リ・スキリングの中には、ある意味リデザインするようなもの、つまり元々あってすごく良いものだけども、上手く伝わっていないものとかというのも含めていくということを考えると、「リ」が強調されすぎると「やり直す」みたいなイメージになってしまい、今までのリ・スキリングを否定してしまう可能性があるのかなと思ったので、私も「リ・スキリング」を一つのワードとして処理することには賛成です。2点目について、少し難しいところですが、賛成部分と提案部分がございます。主語を明確にするといいますか、誰に向けてリ・スキリングするか、というところは、主語を“あなたの”とすることに私は賛成するものの、一方で少し懸念を申し上げますと、従来リ・スキリングはどちらかというと企業の中で使われることも結構多い文脈があり、リカレントとしては個人がアップデートするというイメージがあったのですが、あまり個人が強調されすぎてしまうと、企業において少し懸念があるかもしれません。個人で頑張るものだよ、と強調されすぎてしまうと、やはり企業にも取り組んでほしいというところが弱すぎてしまってはいけないため、企業は二番になっているというのはよく理解はしているつもりですが、この辺の表現と実行の部分で上手く付き合っていけるのか、あるいは“あなたの”に対して、例えば“我々の”のような別の言葉を検討するといった余地もあるのかなと思った次第でございます。いずれにしろ、誰に向けたものかというのは大事なことだと思っております。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。平田委員が手を挙げていらっしゃいました。今の林委員の点についても企業の立場から触れていただけると思います。
〇平田委員 組織とか企業もきちんと関わらなければいけないという指摘はその通りであって、放っておいてもやる個人もいる一方、放っておくとやらない個人が、恐らく現在のターゲットで、林委員が仰る通りだと思いました。他方、個人向けに訴えかけていこうという大方針の下だと、言葉の問題ですけども、“プロジェクト”という言葉は、組織的に大掛かりという印象があるなと思いました。では、“プロジェクト”と“アクション”どっちが良いかと言ったら、“アクション”の方が良いように思いました。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。長久委員が手を挙げていらっしゃいます。どうぞ。
〇長久委員 はい、長久です。主語というところですけれども、“あなたの”という表現が別にそんなに違和感がある訳ではない一方で、やはり取り組むのは自分となりますと、“私の”という案はどうなのかなと思っております。また、企業の立場で申し上げますと、結局我々もそういう表現を使っていますが、個人を活かして、個人の集団が結局、企業になってくるため、個人にフォーカスを当てることは、私は企業の人間としては、違和感は無いということをこの場で申し上げたいと思います。以上でございます。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。他にいかがでしょうか。では角田委員お願いします。
〇角田委員 角田です。リスキリングに中ポツ(・)を入れないというのは皆さんと同じように入れない方が良いかなと思います。あと、“あなたの”という表現に対して、“私の”という案がありましたけども、私も候補に挙げて良いのではないかなと思います。あと、個人をフォーカスしたようなネーミングが企業の観点から違和感があるかもしれないということもありましたが、私は、全く違和感は無いと思いますので、気にしなくても良いかなと思います。それよりは、“プロジェクト”というキーワードの方が少し気になりました。“プロジェクト”という言葉の定義は、有期なものという定義だと思います。有期というのは期限があるものという言葉の定義なので、1年間やって終わりみたいな、そういうイメージ持たれるとあまり良くないので、“プロジェクト”という表現でない方が良いかと思いました。かといって今すぐ他の表現は思いつかないですが。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。他にいかがでしょうか。どなたか言われていましたが、やはり“プロジェクト”よりは“アクション”という言葉は活かした方が良いかなと思います。先程、申し上げたように、「リスキリングアクション」だと、社会現象を描写しているような感じがするので、やはり主語を明確にするって意味では、“私の”でも良いですし、“あなたの”でもよいかなと。皆様方のご意見を総合すると、「私の、あなたの、リスキリングアクション」みたいな、そんなイメージかなと思いました。まとめてしまって申し訳ないです。他の方もご意見があればお伺いしたいなと思いますが、大丈夫ですかね。何か事務局からはありますか。はい、大丈夫ですか。一応本事業のネーミングおよび方針については、ここまでで終わりにさせていただきたいと思います。
(2)キャッチコピー・ロゴについて
〇守島座長 また言葉の選択が続きますけれども、議題2キャッチコピー、ロゴについて、まず事務局より資料のご説明をいただきます。よろしくお願いいたします。
〇事務局 はい、ありがとうございます。資料3キャッチコピー・ロゴをご覧ください。第1回有識者会議のご意見も踏まえて、キャッチコピー4案、ロゴ3案を候補に挙げています。キャッチコピーについては、今回の討議を経てブラッシュアップを行い、最終確定をしていくということを想定しています。ロゴについては、3案の中から方向性について、本日ご意見をいただき、ブラッシュアップしたロゴを設定するという予定です。キャッチコピーにつきまして、考え方は国民運動のネーミングと共通しており、リ・スキリングを一部の人だけの特別なものではなく、一人一人に関わる身近な学びとして感じてもらい、自分自身の未来につながるものとして捉えていただくことを重視しています。また、難解な表現は避け、分かりやすく親しみやすい言葉を意識し、4案を候補に挙げています。まずA案は、「これからの自分に学びの選択を」、学びを人生や暮らしの選択肢を広げるための手段として伝える案です。成長やキャリアアップを目指すだけでなく、今の働き方や暮らしを少し良くしたいという方にも届くよう、自分に合った学びを前向きに選べることを表現した案です。B案は「リスキリングを、みんなの学びに」、リ・スキリングという言葉を正面から使いながら、その意味を分かりやすく伝える案です。リ・スキリングを特定の人のものではなく、誰にでも関係する身近な学びとして感じてもらうことを狙いとしています。C案は、「学びはこれからの選択肢になる」学びと未来のつながりをより強く打ち出した案です。転職やキャリアアップだけではなく、自分らしい働き方や生き方を選ぶための力として学びを位置付け、一人一人の新たな選択肢につながることを表現しています。D案は、「変わる時代に学びで進む」時代や働き方の変化を背景に、学びを前向きに進むための力として伝える案です。変化の大きな時代の中で、自ら未来を切り開くため、学びの価値を表現しています。資料2ページ以降は、各キャッチコピー案にサブコピーや国民運動のネーミング案を組み合わせた時の展開イメージを掲載しています。なお、サブコピーについては、全ての媒体で使用するものではなく、媒体特性や訴求内容に応じて使い分けることを想定しています。委員の皆様からは方向性をご検討いただきたく、幅広くご意見をいただけますと幸いです。ロゴについても、国民運動のネーミングやキャッチコピーと同様に、親しみやすさ分かりやすさを重視しました。A案は、リ・スキリングの頭文字である“R”をモチーフにしたキャラクターデザインです。親しみやすさと知的な印象を兼ね備え、幅広い世代に受け入れられるシンボルを目指しています。また、頭部の若葉には、学びによる成長や新たな可能性の広がりという意味を込めています。アニメーション展開も可能で、キャンペーンの象徴として様々な媒体で活用できます。8・9ページには、ロゴに各キャッチコピーを組み合わせて表記したイメージ図も掲載しておりますので、参考にご覧ください。B案については、国民運動の名称そのものをロゴとしてデザインした案です。学ぶことが自身を磨き、未来を明るくする行動であることをイエローのアクセントによる輝きで表現しています。また、アクションのAは一歩を踏み出す足をモチーフとしており、主体的な行動を促す意味を込めています。C案について、多くの方にとって馴染みのある花丸をモチーフにしたデザインです。学ぶ楽しさや小さな達成感を表現するとともに、リ・スキリングを特別な挑戦ではなく、身近な学びを積み重ねていく取組として表現しています。未来に向けた第一歩を後押しするメッセージを込めたデザインです。14ページでは、成長や若竹をイメージしたこのグリーン系に加えて、花丸を想起させる朱色やピンク系のカラーバリエーションも用意しています。ロゴについては、以上の3案の中から方向性を検討いただき、事務局側でいただいたご意見を踏まえブラッシュアップ行い、最終確定していくということを想定しています。また、本会議内でロゴの方向性が決定しない場合には、座長に一任し決定させていただくという形を取りたいと考えております。資料の説明については以上となります。
〇守島座長 はい、ありがとうございました。それでは、キャッチコピーおよびロゴについて自由討議いただきたいと思います。可能であれば、キャッチコピー、ロゴの方向性は、今回の会議で決定したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。よろしくお願いいたします。
それでは、林委員よろしくお願いいたします。
〇林委員 林です。ご提示ありがとうございました。1点確認ですが、キャッチコピーと先ほどのネーミングのバランスというか使い分けの点について、事務局側の想定を伺いたく考えています。基本的に優先するのはネーミングでしょうか。例えば、ウェブサイト上にネーミングが出ていて、そこにキャッチコピーが副題的につくというようなイメージでしょうか。その認識を改めて確認させてください。
〇事務局 はい、ありがとうございます。この事業自体が「全世代型リ・スキリング国民運動」となりますけれども、その名前をずっとサイト上で表記し続けると、個人にとっては少し堅いものと捉えられ兼ねないということもあり、馴染みやすさとしては、先ほどのネーミングを検討しております。よって、林委員が仰っていただいたように、ずっと出続けるのはネーミングの方で、ポスターやチラシですとかウェブ広告等で使用し、周知を訴求するようなキャッチコピー、ロゴというものを今回決めようとしているという整理になります。
〇林委員 ありがとうございます。想定されているかどうか存じ上げませんが、なんとなくキャッチコピーの方は、もしかすると個人のステージによって言葉が変わってくるのではないかなと思っています。単年度の浸透度合いによっては、セカンドステージのワードになってくるというような考えがあっても良さそうですかね。
〇事務局 ありがとうございます。そういった観点でもご意見頂戴できますと幸いです。
〇林委員 想定ではないこと言ってしまいすみません。あともう1点確認したいのですが、ロゴA・B・C案について、今日はこの案の中から択一にしなければいけないでしょうか。それとも、例えばですが、キャラクターになっているロゴA案の方がおそらく使い勝手が良くて、色々なストーリーなどが掲載されるリーフレットや冊子等で使用しやすいと思います。B案はキャラクターではなく、そういった媒体等での説明者とはならないので、逆に違うところでB案は使うとかですね、そういう複合的にこのABCは使いわけるというのはあり得るのでしょうか。色々な権利や予算の問題もありそうですが、そういうパターンもあるかないかだけ最初に教えていただければと思います。
〇事務局 ありがとうございます。これはあり得ることを前提に協議を進めさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇守島座長 はい、他の方いかがでしょうか。浜田委員お願いいたします。
〇浜田委員 はい、ありがとうございます。キャッチコピーについて、全体的に何か学びそのものが目的に見えてしまう印象がありました。やはり、リ・スキリングって何のためにやるのかというと、自分の未来を切り開くためだと思っています。リ・スキリングをしている個人とか企業の取材をしていると、やはり現在上手くいっていない要素は、学びそのものが目的化しているからだと思うんです。何のために学ぶのかというところが、やはり企業においてもはっきりしてないので、皆さんに良いラーニングのプログラムをばらまいたけれども、上手く回ってないみたいな現状があると思っています。やはり学びは手段であって、学ぶことがあなたの未来の選択肢を、とか、人生の次のステージに進めるんだ、とか、未来の選択肢を広げるんだ、といった、学びを進めることで、それがどのような結果をもたらすのかみたいな、そういう明るい未来を想起させるニュアンスをもう少し入れた方がよいのではないかと感じました。まずはキャッチコピーについて以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。他にどなたかいらっしゃいますか。私もキャッチコピーに関して、浜田委員と全く同じ意見で、学びが目的化することが、このキャンペーンの目指す姿なのかというと、多分そうではなくて、それによって働く人たちがより人生の選択肢が増えて幸せになり、かつ、その人たちが働いている企業等も良くなるというところがやはりポイントだと思います。その観点でいうと、特にA案、B案は学びということが全面に出てきているので、少し私は気になりました。C案は良いのですが、「になる」という文末で、文章になっているのが気になりました。だから「選択肢」のような、体言止めの方が良いような気がします。あと、D案はまあ良いと思いますが、もう少しフォーカスをした方がよいかなという感じはします。私の個人的な意見で、別に全然無視していただいても構わないですが、他の方いかがでしょうか。では、角田委員お願いします。
〇角田委員 角田です。お二人の意見を受けて、D案の方向性で進め修正していくという流れでいかがでしょうかと思っています。時代背景のようなものを気持ち少し入れたく、進むという意味合いも込めて、「変わる時代に学びで未来を切り開く」という表現をすると、学びという言葉が手段になるのではないでしょうか。そのため、「変わる時代に」のところは、「AI時代に」と言ってしまいたい気もしなくもないのですが、「変わる時代に学びで未来を切り開く」ぐらいがよいかなと思います。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。創造性のあるご発言でよかったと思います。ありがとうございます。私はそういった文才はないので、あまりついていけないのですが、他の方いかがでしょうか。では平田委員お願いいたします。
〇平田委員 私も文才がないですが、確かに“進む”よりも“切り開く”の方が良いのかなと思います。前向きな感じがあるのと、守島先生も体言止めと仰っていましたけど、リズム感というんですかね、韻を踏むとかそういうのがあると良いのかなと思いました。その辺りは、専門家の方に聞くことができないかなと思いました。
〇守島座長 ありがとうございます。他の方いかがでしょうか。では漆原委員お願いいたします。
〇漆原委員 個人的には、D案を少し修正するような感じのものが良いかなと思っているところでございます。「進む」という言葉が良いのかというのは、個人で差があり、年代によっては刺さるものと刺さらないものがあるのかなという気もするので、果たして若い人はどう考えるのかも含めて、検討が必要かと思った次第です。あともう一つ、ロゴについては、キャラクターとの違いについて、先ほどの説明の中でも気になりました。ロゴとすれば、例えば名刺に印刷するとか色々な使い方があり、キャラクターだとするとまた別の使い方もあるので、その点についてです。C案の花丸については、緑よりはピンクというか赤系の方が花丸だと認識しやすいと思いました。青だと何か青虫みたいなものを想起されても良くないので、ちゃんと花丸とわかるような色使いの方が、これは花丸なんだなと認識されやすく、良いのかなという気がしました。また、厚生労働省のロゴと対になって並ぶような表示を見た時に、名刺に印刷するなどのイメージを持ったところ、そういった時にはこの花丸の方がなんとなく落ち着きが良いのかなとも思いますが、どういう用途でどう使うかによって、二つのロゴが共存するということもあり得るのかなと思ったところです。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。では平田委員お願いします。
〇平田委員 すみません、ロゴの件なのですが、事前に内部で検討をした時は、花丸だと100点満点をイメージしそうだということになりました。リ・スキリングは、途中段階でも意味があるものだと思いますので、少しコンセプトとしてはどうなのかなということと、Rのマークの方が、インパクトがあるのでは、という議論をしていました。
〇守島座長 ありがとうございます。他にどうでしょう。オンラインの方いかがですかね。ロゴでもキャッチコピーでもどちらでも構わないですが。長久委員お願いいたします。
〇長久委員 はい、ありがとうございます。キャッチコピーは、あまり読点が入らない方が良いのではないかなというのが、まず見たところの印象です。「変わる時代に」という表現は良いと思うのですが、今の若い方は時代が変わることが当たり前と思っているのかなという印象もあり、若干、上の世代の方を狙っているような印象は受けました。とはいえ、「環境が変わっていくということに対して対応していく」というような意味合いは入れても良いのではないかなと思いました。ロゴについては、どなたか仰られた通り、何に使うか、どんな風に使うかというところは勿論あるかと思いますが、キャッチーであることは必要なのかなと思うと、これは個人的な観点ですが、このRのロゴは可愛らしいかなと思います。ただ、このロゴから学ぶということが連想されるかというと、そこは正直疑問があるかもしれません。私は初めRにも実は見えませんでした。一方、可愛らしさとか、心に残るという観点では良いかなと思いました。あと、厚生労働省のロゴとの対比で考えると、色の感じはもう少し考えても良いのかなということも同時に思いましたが、これもどこに使用するのかで、やはり見え方が変わるのかなと思いますので、もう少し実際こういうところに使いますとか、こんな使い方がありますという例があると分かりやすいかなと思いました。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございました。佐藤委員、手を挙げてらっしゃいます。どうぞ。
〇佐藤委員 はい、ありがとうございます。まずキャッチコピーについては、私もD案をベースに考える方向でよろしいのではと思います。語尾の「進む」が良いのか、あるいは労働者自身も変わるという側面もあると思いますので、ここの部分についてはより効果的なものの検討が必要なのかなと思います。また、ロゴについてC案の花丸マークの小さな達成感、未来への一歩というコンセプトは、納得感があると思っています。では、この花丸のマークが良いのかということではないのですが、恐らくこの花丸は、この絵自体が意味を持つというところに対して、A案はキャッチーではあるけれど、このキャラクター自身の意味合いというのが明確なものではないと思いました。この花丸が良いかは置いておいて、この絵を見て、「あ、“よくできました”なんだな」等、絵から何か想起できる意味がある方がロゴとしてはよいのかなというのは思いました。以上でございます。
〇守島座長 ありがとうございます。では浜田委員お願いいたします。
〇浜田委員 はい、ありがとうございます。こちらのキャッチコピーは、どういうところで実際に使用するのか、ということと、今ポスターとかチラシは、ほとんど見られないし、実際にそれが流通してもあまり目に触れない、気にされていないんじゃないかと思います。では、こういうある種のプロジェクトとか運動の時って、何が一番皆さん使うのかというと、どこまでお金がかけられるかにもよりますが、今は圧倒的にシールだと思います。シールはパソコンにみんなが貼ります。実は、私自身もいくつもパソコンに貼っています。そういうところには、中身よりもキャラクター自体が可愛いと思ったら、シールを貼って、そのプロジェクトを応援するという意を示すということが多いのかなと思っています。私はマイクロソフト社の社内のリ・スキリングのプロジェクトを取材したことがありまして、どうやって会社全体の動きにしていったのかという時に、やはりロゴがとても大事だったという話は聞いています。会社の様々な場所にロゴを掲出したり、メッセージを発信したりするだけでなく、キャラクターやカラーを含めた視覚的なインパクトを活用することが重要だと思います。例えば、ワッペンやTシャツを制作し、「AI時代に対応するためのリ・スキリングに、エンジニア全員で取り組もう」というムーブメントを広げた事例があると聞いています。私は、この中だったらA案が良いと思っています。A案は人目を引くし、今どういうロゴがすごく広まるかというと、ダサ可愛いロゴがすごく人気になります。典型的なのは、大阪万博のミャクミャクだと思いますけども、やはり最初見た時はどうなのかな。と思っても、なんかダサ可愛さが癖になったようで、ものすごい人気になったわけですよね。なので、その観点でも、このA案のキャラクターは可愛いし、できればそのキャラクターに名前がつくと、よりミャクミャクみたいな感じで広がっていくのではないかなと思いました。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございました。他にどなたか。私はこのA案が割合と好きで、上に葉っぱみたいなものがあるじゃないですか。あれが未来を少し象徴しているのかな、そういうイメージを持ちます。これから育っていくみたいなイメージがあるので、結構良いかなと思います。だから、そういう意味でいうと青が良いのかどうかという問題も少しありますね。他にどなたか。色々な意見が出てきていますが、これはどう決めればよいのでしょうかね。
〇事務局 座長や浜田委員にもA案の話をいただきましたけれども、A案のカラーバリエーションについても少しご紹介させていただくと、この4色というのも少し検討しておりまして、検証したものを候補に挙げております。葉っぱの部分がエンジ、オレンジの、本体がライトブルー、オレンジのものですとか、あとピンク、ソフトピンクとボルドー、またライトグリーンとブルーグリーンで、マスタードベージュとブラウンというようなバリエーションで作ってみております。元々、投影させていただいたものはマスタードイエローですけれども、マスタードイエローに葉っぱの部分は色を変えてみるとか、メガネを変えてみるとかとったことですとか、あとはモチーフの検証も行い、最終的にこの葉っぱが良いのではないかということで提案させていただいてるのですが、本を乗せてみたり、博士のような帽子をかけてみたり、ひらめきの電気ですとかキラキラを乗せてみたりといったもの考案しておりました。
〇守島座長 バリエーションとしてはそんなものがあるんですね。よく理解しました。ありがとうございます。で、どう決めればよいですかね。今の段階だと、あまり意見が集約をされてないように私は理解をしてるのですが。ミャクミャクもそうでしたけど、出てきた時は、これはどういう形で大阪の万博に繋がってくるのかと思いましたが、さっき浜田委員も仰ってましたが、そういう意味では、非常に人の目を引いたというところは強くあると思うので、そういう意味でいうと、3つの中だと、私もA案かなと個人的には思います。C案は少し従来の厚労省の事業と似かよりすぎてる。くるみんとか、そんな感じが少ししていて、やはり今回は違うことやっているんだよ、というようなイメージでいうと、A案かなと思います。先程、皆さんも仰っていたように、「あなたのリスキリングプロジェクト」っていう言葉ではなくなるんだと思いますけれども、用途によってはB案を使っていくということもあるのかなというようには思いました。以上です。林委員、お願いします。
〇林委員 はい。先程、ロゴの使い方についてお聞きしたんですけども、皆さんの意見を聞きながら、内容について一言申し上げると、私自身も事前に資料を拝見した時に、やはりA案が個人的には一番良いと思っていました。というのも、やはり今回、人にフォーカスをしている事業ということなので、ある種キャラクターがいるということは結構重要だと思っていて、このA案の名前は知らないんですけども、この黄色い子が、ある種自分のアバターのような存在で、この子と一緒になって社会に浸透させていくんだよってことなので、人とまでは言わないですけども、そういうキャラクターとか擬人化されたものがいるということ自体はすごくやりやすいことだと思いますし、お話があったように、こういったものが色々なところに貼られた時に、目に入りやすいです。文字って正直瞬間的に認識しにくいのと、頭の中で変換をしなければいけないので、こういうキャラクター自体のインパクトがある方が、ある種浸透させていくというツールとしてはより使いやすいとは思います。多分、残念ながらミャクミャクのことを覚えていても、万博のキャッチコピーって皆必ずしも覚えてないんですよね。それはもう失礼な言い方になってしまって申し訳ないんですが、今回についても全く同じだと思います。以上です。
〇守島座長 ありがとうございます。他の方いかがでしょうか。そうすると、ロゴについて、カラーはまた決めるとして、A案の方向でよろしいでしょうかね。反対の方いらっしゃったら、これが最後のチャンスなので言っていただきたいと思います。よろしいですか。キャッチコピーについて、やはりD案に少しバリエーションをつけるという方向が良いのでは、という意見が強かったように思うのですが、ただそれを“変わる時代”にするのか、“学ぶ”“進む”という表現にするのかというところは、まだ検討の余地があるというようにご意見を伺ってて思いました。その点はいかがでしょう。仮にD案とした場合の代案といいますか、私は全然そういう意味では文才が無い人間なのですが、どなたかいかがでしょうか。林委員、どうぞ。
〇林委員 何度も恐縮です。言い忘れてしまったのですが、先程、聞いた質問の中にも絡むのですが、キャッチコピーについてネーミングと両方使うと文字量が多くなると思っています。難しいかもしれませんが、キャッチコピーについてネーミングも同時に使うのであれば、D案についてできるだけワードは、更に短くした方が個人的には良いのかなというように思っていますし、先程キャラクターと並べるとしても、本当に一番言いたいことだけを、目的ベースで一発で表現するということになるのかなと思っておりました。回答でなくすみません。以上です。
〇守島座長 ありがとうございます。他の方いかがでしょうか。
〇事務局 今、投影している資料が、A案のロゴにキャッチコピーをつけたものです。イメージとして投影しております。
〇守島座長 ロゴに文字がないのと、国民運動の事業自体にもネーミングを設定する流れだったと思うので、ネーミングで本事業の方向性は示していることになると思うので、キャッチコピー自体の設定が必要なのかどうかという問題も、私は個人的には疑問を少し抱いてきました。他の方はいかがでしょうか。
〇事務局 守島座長からも少しまとめていただきましたけれども、ロゴについてはA案を基に再考させていただき、検討を進めさせていただきます。また、キャッチコピーについては、皆様からご意見をいただいた通り“未来を切りひらく”だとか、短くするとか、韻を踏むとかですね、そういったご意見を踏まえて再検討させていただき、最終的に皆様へご提示できればと思います。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。今回、議論はしなかったですが、若手を対象とするのか、それともある程度、中高年で昔から言われているリ・スキリングの対象となるような人たちを念頭に置くのかということによっても、キャッチコピーで“未来を創る”“未来を切りひらく”等の言葉を使うかどうかとも少し関係するかなと思ったのですが、そういう意味でいうと、“未来を切りひらく”は少々長くなってしまうので、“未来を創る”くらいでも、個人的には良いのかなと感じてはいました。この程度の決め方でよろしいんでしょうか。澤口参事官いかがですか。
〇澤口参事官 ありがとうございます。色々ご意見をいただきましたので、キャッチコピーはD案をベースにし、ロゴはA案で進めるということで、ご意見を踏まえて修正を考えたいと思います。そういう意味では、また委員の皆様には修正案等のお示しをさせていただければと思っています。大体の方向性は決めていただきましたし、ご意見もいただきましたので、また整理したいと思います。本当にありがとうございます。
〇守島座長 はい、ありがとうございました。それでは、キャッチコピー・ロゴについては、以上となります。
(3)キャンペーン特設ウェブサイト構成・掲載コンテンツについて
〇守島座長 それでは、次の議題3に移りたいと思います。特設ウェブサイトの基本構成及び掲載コンテンツについて、でございます。事務局よりまず資料のご説明をお願いいたします。
〇事務局 続きまして、資料4キャンペーン特設ウェブサイト構成掲載コンテンツをご覧ください。特設ウェブサイトについては、国民運動の方針を基に一部修正を行っています。まず、ページ右側の赤枠検討事項をご覧ください。第1回有識者会議では、個人や企業の事例についてはアンバサダーとして活動促進を行っていただく予定をしていましたが、アンバサダーというネーミングは少々敷居の高さを感じさせる可能性もあるというご意見をいただき、より参入障壁を下げることを目的に、「応援団・サポーター・パートナー」といった表現へのリネームを検討しています。続いてページ左側をご覧ください。ページサイトの構成案を掲載しております。第1回有識者会議からの変更点としましては、個人を主な対象として設定した場合、個人の活動を促進できるようなサイト構成を目指し、トップページの上部に個人の事例掲載を予定しております。個人の事例については、周知を図るため著名人を中心に取材を行い、事例紹介及びメッセージを掲載するということを想定しています。なお、著名人というのは芸能人やスポーツ選手の他、現代の名工等を1案として検討しております。また、企業事例も掲載すると共に、事例企業とは別にリ・スキリング宣言企業というものを募ることを想定しています。サイト内に企業宣言登録フォームを設けて、リ・スキリングに取り組む企業から社名やロゴを提出していただき、サイト内に宣言企業として掲載をしていく予定です。続くページの2・3ページにはサイトイメージを掲載しておりますのでご確認ください。今回は掲載コンテンツ及びアンバサダーのリネームについてご意見等をいただきたく考えております。また、サイトの構成案についても異論がないかご確認いただけますと幸いです。資料の説明については以上となります。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。それでは、先程と同じように自由討議をお願いしたいと思います。事前説明でお伺いした時に少し気になったのですが、アンバサダーのリネームについて、「応援団」という複数形で良いのでしょうか。アンバサダーは個人なのであれば、応援する人ということを出したいので、そうするとやはり“団”ではないような感じがします。「サポーター」や「パートナー」っていうことでもないような気がするので、この3案内であれば、私は「サポーター」の方がなんとなくしっくりは来ます。私から発言して申し訳ありません。どなたかお願いします。林委員どうぞ。
〇林委員 確認からなのですが、アンバサダーと個人事例の著名人等の話と私の頭の中で整理がついていないのですが、別物なのでしょうか。それとも同じ範囲の中入っていますか。
〇事務局 同じものです。
〇林委員 誰かというのは別としても、いわゆる著名人の方々にアンバサダーと名乗っていただくことは理解ができるのですが、守島座長が言われたように、「パートナー」という表現も少し違うかなと仰っていましたが、一緒に事業を推進していく並列の段階だと、アンバサダーではなくなってしまう気がします。そのため、誰がどういう役割を持ってるのかを改めて、回答したら良いかという点をもう一度教えていただいてもよろしいでしょうか。
〇事務局 そもそもアンバサダーは、何を指していたのか、という点をご説明できればと思いますが、アンバサダーについては、人材育成やリ・スキリング等に取り組んでいる企業や個人の方に本国民運動のアンバサダーを担っていただき、本事業の取組と、自らの具体的な取組内容を積極的に情報発信、PRいただくことで、本国民運動の機運拡大、機運醸成をリードしていただく方を想定していました。ただ、事務局で協議する中で、アンバサダーという表現は少し重いのではないかというお話と、そういったご意見をいただいたことで、もっとライトな表現を検討したく、「応援団・サポーター・パートナー」といった候補を今回挙げました。
〇澤口参事官 澤口です。具体的なイメージを申し上げますと、みんなでリ・スキリングを頑張ろうということで、国民運動の広告塔になっていただきたいということで、本日はご欠席なのですが、有識者会の中に磯貝委員も、自らもリ・スキリングに取り組んでおられたということで、そういった個人を参考に頑張りましょうということを発信していただいたり、であるとか、企業の方も企業としてもリ・スキリング頑張っていきますということで、発信をしていただける存在を作っていきたいということで、SNSやウェブサイトを通じて発信をしていくことをイメージし、アンバサダーの設定を検討しています。個人については、まず今年度は著名な方を選任して、その方から発信をしていただくということで、どうかというように考えています。その点も含めたご意見いただければと思っています。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。では、浜田委員お願いいたします。
〇浜田委員 ありがとうございます。ネーミングの前に、応援団やサポーターにしろ、その在り方というものをきちんと定義した方が良いのかと思っています。今回は個人を主体にした学びをどう進めるのかということだと思うので、やはり私は個人にフューチャーした方が良いと思っています。企業が、リ・スキリングを応援するというのは、今日、専門家の方もいらっしゃる前で言うのも恐縮ですが、私はずっとリ・スキリングの取材をしている時に、企業がやはり個人任せにしすぎだということに非常に問題提起をしてきました。特にその企業においてのトランスフォーメーションを起こすためのリ・スキリングが必要だという文脈の中では、私は企業がもっと主体的になるべきだと思います。それを企業は応援しているだけですよ、だからあなたたちは業務外で頑張ってねというような誤ったメッセージにならない方が良いと思っています。特に企業における個人の学びを促進させる場合は、本来は企業が何のために、つまり自分たちのビジネスモデルをどう変えていくから、そのためにこういう人材が不足するから、こういう技術を、スキルを新しく学んでほしいというような戦略を本来は描いて、そして学びを本当にきちんと業務内でやっていくってことをしないとリ・スキリングって進まないと思っています。各国ではやはりそういうことをやっています。例えばドイツの企業などではきちんと企業が将来必要になる職業を定義し、その職業に必要なスキルをリストアップして、毎年200人を選んでみっちり学ぶ機会を与えていました。
なので企業がサポーターみたいな位置づけになると、本当に個人に全部覆いかぶさってしまう印象を受けてしまいます。あくまでもやはり今回は個人が自分の未来を切り開くためのリ・スキリングという、そういう主旨だと思っているので、「企業が応援しています」というのは、私は本来のリ・スキリングというものの主旨とは少し違うのではないかなと思っています。企業がもっと主体になるべきだと思っています。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。イメージとしてはあれですか、例えば有名なスポーツ選手みたいのが出てきて、皆さん方まあ学んでくださいって言い方あれですけれども、そういうメッセージを強く発信してもらう役割って、そんなイメージですか。イメージとしてはあれですか、例えば有名なスポーツ選手みたいのが出てきて、皆さん方まあ学んでくださいって言い方少しあれですけれども、そういうメッセージを強く発信してもらう役割って、そんなイメージですか。個人のアンバサダーとかいう、ネーミングがなんと変わるにしても。
〇事務局 そうですね、個人については一般的な方ではなく、アンバサダー・サポーター等については著名な方ということで想定しています。
〇守島座長 アンバサダーの人が出すメッセージというのは、「皆さん学んで、もしくは学び直して未来を切りひらいてください」というイメージですね。
〇事務局 そうですね。もともと学びを実施してこられた方をアンバサダーとさせていただいて、その方にそういったメッセージの発信をしていただく。そのことによって機運醸成を進められるということを想定しています。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。そこはある程度しっくりきます。企業をどういう位置づけにするのか、アンバサダー・サポーター等の位置づけが良いのか、それとも、もう少し主体的に関わっていく位置づけがよいのかは検討が必要と思います。元々は国民運動なので、国としての運動を起こしていかなきゃいけないという視点に立つとすると、もちろん個人も変わらなきゃいけないし、学ぶことは大切だし、そこをフォーカスするということは大賛成なのですけれども、そのためにやはり企業も主体的に動かないといけないし、国も動かなきゃいけないし、社会も動かなきゃいけないと思います。そういうイメージでいうと、企業の位置づけというものをどう考えるのかというのは、今の浜田委員のご意見も含めて、もう少し考えた方がよいかなという感じはしました。
〇林委員 ありがとうございます。企業でのリ・スキリングとかリカレントとか、私も一緒にやってはいるのですけども、例えば特に大企業においては、もう言わなくてもどんどん進んでいきます。一方で、やはり中小企業の人たちが、例えば社長が理解していないと、社員がそういうことになかなか着手できなかったり、そもそも個人でもなかなか学ぶ時間が持てないとか、支援ももらえないみたいな状況があったりもするので、例えばここでいう企業の役割の解像度を少し上げていって、ここのイメージをもう少し具体的にした方が良いと思います。企業にとって、このサイトであったり、この運動がどういう形でその意味を持ってくるか、例えばその中小企業を応援していくというのであれば、何をここでお願いするとか、どういう形で企業の参画をここに入れていくかというところが、やはり具体的になった方がよいと思っています。その上でもう一言申し上げると、やはり支援の仕方とかがわからないという方も結構いらっしゃいます。どのようにリ・スキリングを考えたらよいの。とか、どういう支援を社員にしてあげたらよいの、とか。特に、あえて表現を選ばず言うと、中小企業という置かれた状況の中でどういうことができるの。とか、そういう事例とかですね、あるいは他企業ではこんなことやっているよ、ではおたくもどう。みたいな形で例えば情報共有できるようになると、こういう場所はすごく意味があるかと思います。一方、大企業における支援だけの話になってしまうと、本来一番多いはずの中小のところを巻き込むのが難しくなるとは思っています。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。また私の意見になってしまいますが、個人の部分に関しては、アンバサダーかサポーターかで別に大きな問題はないと思っています。確かに少し偉そうに見えるというポイントはありますが。とはいえ、他の場面でも結構使われている言葉なので、個人であれば、そんなに違和感はないように思います。しかしながら企業の位置づけというものを、もう少し、先ほど林委員とか他の方も言われたようなことを前提として考えないといけないと思います。企業がアンバサダーというのも、少し気になります。堀内委員何かございますでしょうか。
〇堀内委員 ありがとうございます。堀内です。中小企業の経営者として、先ほど浜田委員が言われたことは全くその通りだと思っております。なかなか中小・零細企業、特に製造業などで、経営者の方がなぜ学ばないといけないのかということを全く理解されていないということが、私の周りでもすごく多いですので、その方たちが本気でリ・スキリングしよう、自分たちの社員に学ばせようと思えるようなものにしていくと、すごくこの運動自体が動いていくのではないかなとも思っております。リ・スキリングのやり方がわからないというご意見が先ほど出ましたが、まずやろうとしていない方は、やり方もその調べようともしていません。なので、社員が学んだおかげで会社がこんな風になったという、成功事例みたいな、こんな風に会社が変わったとか、もちろん売り上げがこれだけ上がった、業績が良くなったとか、そういうところに結びつけていけるような事例が紹介できると、興味のない方が興味を持ってくれるんじゃないかなと思いました。
〇守島座長 そういう意味でいうと、堀内委員のところをご紹介いただくとか、そういうこともありだと思います。全く空想で申し上げていますけど、そういった事例をたくさん入れるというのは、ここにも企業個人の事例って書いてありますが、まさに私もお二人がおっしゃっていることに大賛成です。だからそういう意味でいうと、中小企業であるとか、地方の企業であるとか、そういうところですごく頑張っているところで社長が話をされていて、そこでこう熱いトークがある、みたいなことがこのウェブサイトに入ってくると結構よいかなと思います。ただ、そういった企業をアンバサダーと呼ぶかどうかというのは疑問があり、パートナー等の方が自然であるように思います。このような位置づけにするのであれば、少し複雑になるかもしれませんが、パートナーとアンバサダーと分けるなどの検討が必要かなと思います。アンバサダーというのはある意味では広告塔的な位置づけとして著名人を使ってやっていって、パートナーは企業の位置づけみたいな形で話していくというのは1つの案かなと思います。私の案で勝手なことを言っていますが。どうぞ、漆原委員。
〇漆原委員 すみません、1点確認ですが、ここの検討事項の1と2の関係なのですけれども、この2の個人なり企業なりをどなたかが選定して、取材対象者をアンバサダーなりサポーターという言い方にするのか。1と2の関係でいうと、取材対象者は自動的にその呼び方を活用し、アピールしていくという理解なのかどうなのか、というところはいかがでしょうか。
〇守島座長 すみません。少し今の質問に私が付け加えると、個人で学び直した人をアンバサダーとしてフューチャーするのか、それとも大谷選手みたいな広告塔的な人たちに出てきてもらって、リ・スキリング頑張りましょうみたいなことを言ってもらうことを、アンバサダーと呼ぶのか、というところはどちらなのでしょうか。
〇事務局 はい、ありがとうございます。個人も企業もアンバサダーと呼ぶことをまず想定しています。個人については、我々の方でこの方ってお声がけをさせていただいた方、先ほどのようにリ・スキリングを行ってきたような方にお声がけをして了承が得られたら、アンバサダーという地位についていただくことを想定しています。企業においては、このページの中段にもありますように、我々の方である程度の選定をしながらになると思いますけれども、登録フォームでエントリーしていただいた企業を基にアンバサダーとして就任いただくことを想定しています。
〇守島座長 漆原委員。今の質問に対してお願いします。
〇漆原委員 なんとなく著名人のアンバサダーのイメージはついてはきたのですが、企業の場合は結構難しいような気もしていまして。例えばリ・スキリングを業として行っている企業をどう考えるのか。そういった企業はリ・スキリングをすすめていく上では重要です。自社の利益に直結しますので、業として行っていない企業とは少し違う扱いになるのかなと思いました。そうするとそのサポーターなりパートナーとして選ばれるのかどうか、そういう企業もアンバサダーとなりうるのか、どういう考え方なのかな、というのは難しいと思ったところでした。
〇澤口参事官 あまりリ・スキリングを業としているところをPRしようという意図はなくて、色々ご議論いただいていましたように、従業員の方の人材育成、リ・スキリングに積極的に取り組んでいる企業の好事例を出していくってことも含めて、こんなふうに取り組んでいる、頑張っている企業があるんだよというようなことを発信できればと思っているのが企業の部分です。リ・スキリングに取り組んでいる企業を取材して、取組事例として紹介できればという意味で、この資料は書かせていただいております。
〇角田委員 角田です。まずアンバサダーのネーミングですが、確かにアンバサダーって言葉が馴染みない人もいるので変えられればよいと思いますが、今回の場合は他に代わるよいネーミングも思いつかないので、アンバサダーという言葉のままでよいのではないのかなと思います。で、個人と企業については、アンバサダーはやはり個人に名付けるものだろうという守島先生の話について、私ももう100%そうだろうなと思いますので、個人だけでよいのではないのかなと思います。かといって企業の推進をやめるということはありえないので、それはそれで行うのですが、全然施策も違うし、やはり企業と個人でごっちゃにならないように、呼び方を変えて違う色合い出した方が完全によいだろうなと思います。アンバサダーはここに書いてある通り、宣言という言葉がやはりよいと思いますが、実際にはお願いするのかもしれないですが、自らの発意で手を挙げた人がなる、という形式的はよいと思います。また、個人の方のアンバサダー宣言というのもよいと思います。一方、企業の方は「うちは頑張っています」と宣言させるのは、悪いわけではないですが少し違和感があるように思います。たとえば、宣言したら何かメリットがある、みたいなことを行うのはよいのかもしれませんが、経営者目線で見ると、僕は率直に言えば、これを宣言してどういう企業としてメリットがあるの?というところは気になります。企業はビジネスをしているので、ビジネス上のメリットがある、いうところを示さないと、施策としては、今一つ弱いように思います。「宣言するのはよいですが、どういうメリットがあるんですか。政府から、どういう施策があるんですか。」は必ず聞かれると思います。そこがないのであれば、運動論的なものだよというのであれば、宣言させるというのはやりすぎかなと思います。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。他の方いかがでしょうか。アンバサダーについては、私も恐らく個人でやっていった方が良いと思います。企業は、宣言フォームから募り、そこに取材に行くというイメージで良いでしょうか。それをすると、かなり偏ったサンプルしか出てこないと思います。企業でも、社長だけはすごく燃えてるのだけれども、それが全然現場に伝わっていないとかもあります。他事業でリ・スキリングアワードの選考をしているのですが、そういう企業はよく見かけます。そういうところよりは、実際に上手くいっているところを見つけ出して、それこそ記者にお願いし、詳細に取材をしてレポートしていく方が、なんとなく良いように個人的には思います。堀内委員、お願いします。
〇堀内委員 ありがとうございます。先ほどの宣言のところですが、例えば宣言した企業はロゴマークを名刺に載せられたり、使えたりするのでしょうか。大阪・関西万博の時ですが、弊社も名刺に万博のロゴマークを使わせていただいておりました。例えば名刺に、国民運動のロゴを入れると名刺交換した時、会社のPRにもなりますし一緒にこの運動のPRもできるということなので、ロゴを使えるというのはよいのではないかと思います。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。そういう案も確かにあると思います。他の方いかがですか。今日はこれについてはどこまで決めればよろしいですか。
〇事務局 本日はご意見をいただいて、後日我々で集約していこうと思っています。
〇守島座長 議論していただきたい点で一つあり、事前説明の時に現代の名工を検討するということを仰っていたように思うのですが、それって委員の皆さんどう思われますか。私は個人的には、今回の個人事例にはフィットしないのではないかと思いました。
私の勝手な印象ですが、現代の名工は熟練工の方々が多いので、リ・スキリングしなかったからこそ、逆に言うとすごく伸びたという、そんなイメージがあります。かつその著名な現代の名工の方々って、その若い人たちであるとか、一般ピープルにどこまで、アピールするかってことでいうと、少し気になりますのでご検討いただきたいなと思います。私の個人的な意見で、反対の方がいればご意見をお願いします。
〇澤口参事官 現代の名工については、事前の説明の中では少し触れておりました。考え方は、確かに職種を変えていくとか、ノウハウを転換していってという意味のリ・スキリングもありますが、一つの道を極めた方についても、当然、その中で色々な勉強、研鑽も積み重ねられて、現代の名工になったということもありますので、そういった分野もあってはどうかということも、考えてのお話でございました。このテーマについて、ぜひ委員の皆様から、どう考えるかも含めて、ご意見をいただければありがたいと思っております。以上でございます。
〇守島座長 お願いいたします。浜田委員どうぞ。
〇浜田委員 ありがとうございます。それについては、多分リ・スキリングの定義をしていないから、そういう方が検討要素として入ってくるのだと思うのですよね。やはり一番最初にキャッチフレーズを考えるときに、特に今、デジタルAIの時代、変わる時代にどのように自分のキャリアとか未来を切り開いていくのか、というのがリ・スキリングで、企業においては、それはビジネストランスフォーメーションとセットになっていると思っています。ですので、やはり現代の名工とは文脈が少し違うと思います。そこがブレてしまうと、結局皆さん今の職業をずっとやりたいから、もちろんその延長線でのスキルは磨くけれども、トランスフォーメーションにはならないと思われます。例えばスポーツ選手の方でも、私が知っているプロバスケットボール選手の方で、学生時代からバスケットボールに打ち込む傍ら、公認会計士の資格を取られて、結果的に今Bリーグに就任された後、その知識や経験が活きていると感じます。
結果的にその公認会計士の資格が活きて、今Bリーグの理事になってらっしゃるのですけど、バスケットボールの経営ということに非常に寄与しています。こういった方が非常にモデルとしては、個人的に私はすごくよいなと思っています。デジタルとかAIの知識だけではなくて、例えば介護の仕事をしている人でも、自分が少し違う技術を身につけたら、介護のトランスフォーメーションを起こせた、みたいなことであれば、同じ仕事の中でもトランスフォーメーションということが言えると思うのですが、やはり現代の名工は文脈としては違うのではないかなという印象を受けました。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。他の方、平田委員お願いいたします。
〇平田委員 はい。結局、定義の問題なのかもしれませんが、今、浜田委員が仰ったような、別の道を考えることもあってもよいと思います。他方、自分はこの道で行くんだということも、それはリ・スキリングじゃないのかもしれませんが、学び続けることは同じ道を進むにしても、環境が変わればアプローチの仕方が変わるとか、学び直しをしなければいけないので、現代の名工が私自身はいけないとは思っておりません。しかし、それが最初に出てきてしまうと、ハードルが高すぎるような気がしています。いくつかある中のそういう道もあるというのを示す意味では、一つの重要なカテゴリーなような気はしますが、そこがまず出てくるというのには少し違和感があるという感想です。
〇守島座長 ありがとうございます。現代の名工でも、色々な新しい技術であるとか、新しい方法みたいなものを学んでいくという意味では、リ・スキリングされているのだと思います。ただ、そういうことがどこまで一般ピープルに伝わるのかということを考えると、私は気になるという意味であります。他の方いかがでしょうか。はい、漆原委員お願いします。
〇漆原委員 個人のところで、名工の話もありましたが、どれだけサンプルが集まるかによってリ・スキリングの印象を狭く取ってしまうのか、広く取ってしまうのかにも関係すると思うのですけれど。確かにその現代の名工が昔から伝わる技術を新たに現代風にアレンジしてよいものを作っている方もおられるし、ただそれ以外にも、その全く違う仕事にチャレンジしている人もいればというような、そのバリエーションがどれだけ数が多くそこに示せるかが重要なのかなと思いますので、著名人といった場合に、それが特殊なケースだけが選ばれていると、そこもまた問題のような気もしますので、その幅を広く取るために何かよい手立てがあればというふうに思ったところですが、何か取材とするとかなり限定されて、数個だけそこに上がると、それもまた良くないのかなというふうに思ったところでございます。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。そういう意味でいうと、結構バラエティがないと難しいかなという気がします。先ほど浜田委員が仰ったような、スポーツから企業の経営に転換された方は、実はたくさんいらっしゃるので、そういう方はまた違った領域に移るって方もいらっしゃいますし、例えば建築家なんてまさにそうだと思います。建築技術って、どんどん発展するので新しいものを学んでいかなければいけないので、要するに重要なのは学ぶということを続けてくださいというメッセージを出すってことですから、それを伝えるためにどういう事例が良いのかということは考えていただければと思います。他に何かウェブサイトについて議論かご意見がある方いらっしゃればお願いいたします。ないようでしたら、これで議題3について終わらせていただきます。
(4)シンポジウム(東京・大阪・福岡)方向性・コンセプトについて
〇守島座長 最後の議題ですが、議題4シンポジウム、東京・大阪・福岡の方向性、プログラムについて移りたいと思います。まず、事務局よりご説明をお願いいたします。
〇事務局 はい。では資料5シンポジウムのコンセプト・プログラムをご覧ください。第1回シンポジウムは11月26日に東京の九段会館およびオンラインとのハイブリッドでの開催を予定しております。第1回有識者会議から大きな変更点はございませんが、来場者参加型ワークショップについては、まだまだ検討段階にございまして、特に皆様からご意見やアイデアを頂戴できればと考えているポイントでございます。第2回、第3回シンポジウムは、集客等を考慮した結果、1月中旬以降に福岡、2月に大阪での実施を想定しています。内容については、第1回シンポジウムをコンパクトにしたもので実施することで検討しております。こちらのシンポジウムのところについては、特に来場者参加型ワークショップを重点的にご意見頂戴できればと考えておりますが、様々な視点からのプログラムについてもご意見いただければ幸いです。資料のご説明は以上となります。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。それでは、今までと同じように何かご意見やご質問がありましたらお受けしたいと思います。来場者参加型ワークショップって、具体的にどういうことを実施するのかみたいなことをご説明をいただけますでしょうか。
〇事務局 はい。こちらの今投影しているページの中段右側に記載しておりますが、来場者参加型ワークショップとして個人、在職者向けということで書かせていただいております。対象者層ごとにロールモデルになるファシリテーターを招聘して、そのファシリテーターの方にいくつかのワークショップの島といいますか、ブースを設けながら進めていくことを想定しています。例えばということで米印に例を書かせていただきました。実施例として、AIを活用し、スマホでアプリを作成するというようなことを当日やっても面白いのではないかというようなご意見もいただいております。また、併せて事前の委員の方へのご説明の中でも、せっかくこの1日で実施するイベントであれば、明日からできること、または参加後すぐにできることということを観点に、この当日行えるものを企画してみてはどうかといったご意見も頂戴しております。
〇守島座長 はい、ありがとうございました。それではご意見とかありましたらお伺いしたいです。では浜田委員お願いします。
〇浜田委員 はい、ありがとうございます。いくつかお伺いしたいのですが、シンポジウムが主なのか、アワードの授賞式が主なのかがわかりにくいかと思うので、その辺をお聞かせください。グッドキャリア企業アワードというのは、多分熱心にリ・スキリングに取り組んだ企業ということだと思いますが、今回個人を主体にしたアクションということと、この企業アワードが矛盾しないのかということを感じました。また、資料を見て細かいことになりますが、パネルディスカッションが20分しかないと、ほぼ何も議論できないで終わるのではないかという印象も受けました。以上です。
〇守島座長 ありがとうございます。確か、グッドキャリア企業アワードは既に定期的に行われているもので、このシンポジウムのために特別に作るものではないですよね。既に行われている表彰式をこのシンポジウムでやりますという、単にそういう話ですよね。それもなんか、安易な感じがします。そういう意味で言うと、浜田委員が言われたこととも関係しますが、グッドキャリア企業アワードとは、何を表彰している賞でしょうか。
〇澤口参事官 グッドキャリア企業アワードは、以前から定期的に取り組んでいるものです。資料にもありますが、企業において自立的なキャリア形成支援について他の規範となる取組を行っている企業を表彰するものでございます。このシンポジウムのために行うというものではなくて、以前からこういった頑張っている企業を表彰する取組をやっております。このシンポジウムの機会に、合同でやりましょうといった発想でここに入れているものでございます。
〇守島座長 ありがとうございます。他の方いかがでしょうか。では、林委員お願いします。
〇林委員 まず気になっているのは、全体プログラムの中でパネルディスカッションが20分のみという点です。グッドキャリア企業アワード自体が既存の事業だったということは私も改めて理解したのですが、パネルディスカッション20分は本当に何もできないで終わってしまうため、第1回シンポジウムが今回の事業において、どういう位置づけを持つかによっても変わってくると思います。例えば、基調講演もありますし、こういうパネルディスカッションの中でいろいろな考え方を理解していこうというのがシンポジウムの目的だとすると、主従が逆転してしまう時間割りになってしまっているのではと感じます。トータル時間を延ばして対応できるのかはわかりませんが、少なくともパネルディスカッションを何のためにやるのかというのは、もう一回考え直す余地があるのかなと思います。
グループディスカッションも、どういった内容になるのかわからないのですが、これらと合わせてこの部分の位置づけを検討してもよいのかなと思いました。
ワークショップに関しては、私も事前の説明の中でお話させていただいたんですけども、多会場のキャパシティによって、できることが変わってくるかと思います。その時、私もこういうお話をさせていただいたのが、PCやスマホレベルで、その場でやってみて、こういう風に動くのかとかなど、その場で体験できるものであればすぐにできますし、明日から使えるような実用的なプログラムでも良いだろうというお話しました。
例えば、リ・スキリングというか、一次産業領域はDXやAI変革しやすい領域だと思っています。アイデアとしてスマート農業のデモを見せるなど、この場はそういったことを知る機会でもよいかなと思いました。参加型プログラムについては以上でございます。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。グッドキャリア企業アワードのことは、第1回の有識者会議で言うべきだったのかもしれませんが、このアワードは歴史が古いので、リ・スキリングの視点から極端に言ってしまえば、セレクションの中には入っていなかったような気がしています。リ・スキリングをどこまでサポートしているかというよりは、従業員がどのようにキャリアを描いていくのか、特に社員と寄り添って、キャリアカウンセリングを入れて、どこまで丁寧にやっているかという意味のアワードというように個人的には記憶をしています。
それと国民運動との相関性、整合性を考えた方が良いかと感じます。極端に言えば、全然違った趣旨のものが2つ以上入っているような感じがします。そう考えると、基調講演では、表彰時間に1時間費やすより、個人のリ・スキリングにフォーカスしていくと謳い、パネルディスカッションの中で、色々な企業の事例発表の時間を少し多めに取った方が良いかなと思います。他の方いかがでしょうか。はい、角田委員。
〇角田委員 はい、角田です。このシンポジウム、結構難しいと思うのですよね。今回、この運動自体が企業と個人両方を対象としているので、このシンポジウムも両方を対象にしたいところなのですけども、現実的には平日の昼間にやるわけで、平日の昼間、皆さん働いている、当たり前ですが、来場する人は会社の業務として来るわけです。そういった場合に誰を呼び込むのかと。私も平日の昼間に、自分でウェブセミナーを開催しますけれども、明確にターゲットを決めないとほとんど人が集まらないことがあります。デジタル部門なのかとか、企業のですね、多分このシンポジウムの場合、企業の人事部門の方中心に呼び込みをかけるのが、素直に真ん中だと思います。表向きは、形式上は個人向けも企業向けも皆で行う会ですと言いながらも、集客をかけたりこの中のコンテンツも企業の人事部の人が来てよかった、色々な知識を得られたという形にしないと、集客が難しいように思います。よって資料5の右側に参加型ワークショップの提案がありますが、これは多分個人をイメージしているのだと思いますけれども、この発想自体が少し的を得ていないような感じもします。本当に個人に来てほしいのだったら、休日、もしくは平日の夜にやるべきですね、当然ながら。旗を下ろす必要まではないと思うのですけども、個人の人に来てねと言いながら、内容的には企業の人事部の方をイメージしたコンテンツに一色にしてしまってよいのではないかなと。全面的に少し修正かけるのはいかがでしょうかという一つの案です。はい、以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。他の方いかがでしょうか。それはそもそもシンポジウムのそもそも論に戻ってしまう。で、私も角田委員と全く100%アグリーで、平日の昼間に開催するという問題もあるし、もう一つはどういう集客ルートというのですかね、どんなルートで行くのかってことも含めて、企業の人事の方に来ていただくというのが一番自然だとは確かに思います。その時に一つのメッセージとしては、企業がもう少し個人の学びというものに主体的に関わっていかないといけないという、メッセージを強く出すようなことが大切だと思います。そうなると、基調講演の内容も考えなくてはいけないし、同時にグッドキャリア企業アワードというのがよいのかどうかという問題もあります。あとパネルでお呼びする方というのも、個人のリ・スキリングを企業として積極的にサポートしていたような企業に事例の方として来ていただいて、多分それが理想形だと思うのです。そういうふうなことであれば、ある程度理解できるって話ですよね。他の方いかがですか。例えば長久委員は企業人事の立場からこのシンポジウムに来たいと思いますか。
〇長久委員 シンポジウムに行きたいかというお話ですが、もうすでにリ・スキリングを行っている企業であると、おそらくこの内容だと、積極的にスタッフに行きなさいと言うかというと、少し違うかなという感じは正直します。それと、弊社の場合もリ・スキリングを行っていますので、先ほどからお話で出ている、まだリ・スキリングができていない会社様にこんなことができますといった提案は、もしかしたらできるかと思います。
〇守島座長 正直な感想ありがとうございます。でもこれはここまでの話をひっくり返してよろしいのですかね。言い方は失礼かもしれない。でもそういう意味で言うと、この運動はお金かけて行うわけですから、運動全体の中で意味付けのあるものにしましょうという風になると、かなりの大手術というか、変えていかないと難しいかなというのが、委員の皆さんの総合的なご意見か思います。他の方いかがですか。すみません。まだお話してらっしゃらない方。どうぞ。
〇漆原委員 個人が平日の昼間に果たして参加するのかというのは、前回も発言をさせていただいたのですが、仮に参加するとすれば、来賓が有名人で、この人の話をぜひ聞きたい、あるいは個人向けのブースで普段会えないファシリテーターが来るので、この人に会いたいというのがあれば話は別ですけれど、それ以外だと、平日のこの時間に人が集まるのは難しいかと思っています。そういう意味でその来賓が誰なのか、ファシリテーターが誰なのかというのは、この日程であるとすれば重要なのかなと思ったところでした。
〇守島座長 ありがとうございます。来賓というよりは基調講演ですかね。他の方いかがですか。
〇澤口参事官 ありがとうございます。本当にここは正直なご指摘の通りで、ご議論いただきありがとうございます。個人に向けて発信していこうという、その大きなコンセプトに合うような形でやっていきたいという思いがありつつも、ご指摘のように、これは単純に場所とスケジュールの都合ですが、平日の昼間ということになりますので、個人にターゲットを当ててとしつつも、やはり企業の方に来ていただくというようなことも想定して考えないといけないなということは、皆様からするとなんか焦点がぼやけた案になっていて、大変申し訳ないなと思っております。どんな形で改造ができるかというのは、皆さんのご意見も踏まえて考えていきたいというふうに思います。いろいろご意見をいただきまして、ありがとうございます。
〇守島座長 ありがとうございます。例えば、先ほど林委員が言われたような中小企業のリ・スキリングのノウハウを共有するのも一案としてあるかと思います。他の方も言われましたが、そういう部分を強調するというのも一つのやり方としてあるというようには思います。リ・スキリングへの意識は持っているけれど、具体的なアクションの方法がわからない経営者の方、人事の方が来る可能性はあるかなという感じはしています。はい、角田委員どうぞ。
〇角田委員 少々補足と補強と、エクスキューズをさせてください。例えば右側のワークショップについて、例えば人事部の皆様にやっていただくようなワークショップなどは良いのではと考えます。私事ですけど、私は企業のAIとかDX推進のコンサルとして、今5件、10件の案件を)持っているのですが、企業のどこがAIの導入やDXに一番反対するかというと人事部です。
皆、事情を知らない方は1番推進するのが人事部じゃないの?とびっくりされますが違います。多くの企業、大企業でも人事部が反対します。多くのデジタル部門や、もっと言うと経営者が積極的な姿勢を見せていても、人事部が反対する。これが多くの先進的といわれている企業や大企業でおきています。
ですので、そういう方々にもご理解いただきたいという意味から、人事部向けとまでは書かないでも、実際に推進する人が体験していくということは、私は意味があると思いますので、そういう感じで仕立てていけばよいのではないかと思います。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。堀内委員が挙手されていましたが、いかがでしょうか。
〇堀内委員 はい、ありがとうございます。私はこのキャリアコンサルティング体験ブースはない方がよいのではないかと個人的に思います。というのも、昨年、弊社で大阪市の助成が出た個人向けのリ・スキリング事業に参加しました。半年間無料で職業訓練が受けられるといった助成がありまして、12年在籍していた弊社の女性がデザイナーになりたいと言って、その助成でデザインの学校に行き、結果的に会社を辞めてしまったのです。リ・スキリングは、社内では推進しているのですが、結局受けた人が他の会社に行ってしまったのです。私はこの資料を見た時に、キャリアコンサルタントが助言やジョブカードの支援をしてしまうと、他の仕事を探して行ってしまうのではないかという、その時の経験が蘇ります。このシンポジウムに中小企業などの経営者の方を呼ぶのであれば、そういう方を敵に回してしまうのではないかなというような気がしております。以上です。
〇守島座長 はい、ありがとうございます。やはり経営者としては、リ・スキリングすることによって、自分たちの事業を伸ばしていくという部分に関心があるというお話ですよね。他の方いかがでしょうか。林委員、どうぞ。
〇林委員 私も一部エクスキューズです。シンポジウムの日程については、ワークショップの話もしていましたが、それはそれで1回こちらにおいての話になります。
現在私も、文科省や経産省と色々な関わりを持って、このリ・スキリング、エデュケアに取り組んでいます。例えばそれぞれの省庁で色々な事業をされていますよね。そういうところで採択されている我々のような大学だったり、あるいは支援を受けている企業はすでにあると思います。周知という意味で、そういったところのネットワークを使っていただいて、その事業の関係者は、先ほど言われたように仕事としてもいける可能性があるので、こういったことを、イノベーター的に集まってもらって動いてもらう人たちを集める発起人の会というか、ある種スタートアップという形であれば、すごくこの場所の意味はあるというふうに思っております。資料5の下の方に各種出展ブースのことが書いてありますけど、考慮いただけると良いのかなというふうに感じます。どちらかというと周知の手段の話に近くて申し訳ないのですけれども、感じたところです。以上です。
〇守島座長 周知の問題も大切なので、ありがとうございます。私は人事の人にしかコンタクトの機会がない人間ですけれど、そういう意味では教育関係者の方々も結構重要かなというふうに思います。他の方いかがでしょうか。
〇角田委員 すみません。今の林委員のご意見、私非常に素晴らしいなと思いました。特にキーワードでキックオフという言葉がでましたけれども、それをここに使って、例えばキックオフシンポジウムと呼ぶとか、キックオフミーティングと呼ぶとか、そうすると始まるのだなという感じも出ます。ほかにもアンバサダーをはじめ、推進している人たちが中心に集まるということに対しても、非常に納得感もあるしよい感じだなと思います。この後2回目、3回目もありますし、1回目にはキックオフという言葉を、ぜひどこかに入れていただくとよいかなと感じました。
〇守島座長 ありがとうございます。平田委員なにかありますか。
〇平田委員 シンポジウムは、どなたに来てもらうかという対象を練り直すことを、大手術になってしまうのかもしれませんけれども、ご検討いただければと思います。
〇守島座長 ありがとうございます。他にご意見、ご質問のある方いらっしゃいますでしょうか。はい、ありがとうございます。それでは、この議題はこれで終わりにさせていただきたいと思います。1から4まで議題全部終わりましたので、これで議事を終了させていただきたいと思います。本日も活発なご議論をいただき、大変ありがとうございました。資料3のキャッチコピー・ロゴの資料については、今後、事務局で調整し決定をします。その後に公開となりますので、有識者会議の資料としては非公開といたします。それでは事務局から最後の連絡をお願いいたします。
〇事務局 守島座長、委員の皆様、本当にありがとうございました。長時間にわたり活発なご議論をいただきまして、また円滑な議事運営にご協力いただきましてありがとうございました。本会議の議事録につきましては、事務局で作成の上、構成員の皆様に送付させていただきまして、厚生労働省のホームページで公開をいたします。また、先ほど座長から、資料3の取り扱いについて非公開というご案内をさせていただきましたが、お手元の配布資料のお取り扱いについては、十分にお気をつけいただければ幸いです。次回の第3回有識者会議については、来年の2月ないしは3月を予定しております。本日の議論を踏まえた全世代型リ・スキリング国民運動の今年度の取組につきまして、翌年度に向けた成長、成果と反省の総括を行うという会となります。本日の議論内容について、まだ最終決定というのが今日なされていない部分が多くございますが、それぞれのキャッチコピー、ロゴですとか特設サイト、またシンポジウムの内容等は、適宜こういう形になりますとか、情報共有させていただきながら進めてまいります。また、第2回、第3回のシンポジウムの日程および会場についても、追ってご連絡をさせていただきます。以上をもちまして、全世代型リ・スキリング国民運動第2回有識者会議を終了いたします。本日はお忙しい中ご参集いただきありがとうございました。また引き続きお願いいたします。
では、オンラインの方も随時ご退出ください。ありがとうございました。

