第1回全世代型リ・スキリング国民運動に関する有識者会議 議事録

 

日時
令和8年6月30日(火) 13:00~15:00
場所
PASONA SQUARE 16階イベントホール(対面・オンラインのハイブリッド開催)
出席者
磯貝委員、漆原委員、佐藤委員、角田委員、長久委員
浜田委員、平田委員、堀内委員、守島委員
厚生労働省人材開発統括官 蒔苗審議官 澤口参事官
(オブザーバー)
厚生労働省 人材開発統括官 人材開発政策担当参事官室
文部科学省 総合教育政策局 生涯学習推進課
経済産業省 経済産業政策局 産業人材課
 
議題
(1)本有識者会議について
(2)第1回シンポジウム(11月・東京)のコンセプト・プログラム等について
(3)全世代型リ・スキリング国民運動の特設ウェブサイトの基本構成及び掲載コンテンツについて
(4)全世代型リ・スキリング国民運動のキャッチコピー・ロゴについて
(5)シンポジウム及び特設サイトに係る広報媒体の活用について
 
(1)本有識者会議について
○事務局 それでは定刻となりましたので、ただいまから「全世代型リ・スキリング国民運動キャンペーン 第1回有識者会議」を開催いたします。本有識者会議はオンライン併用での開催といたします。本日の出欠状況ですが、磯貝委員、漆原委員、佐藤委員、角田委員、長久委員、浜田委員、平田委員、堀内委員、守島委員がご出席、片岡委員、林委員がご欠席です。また、開会に先立ちまして、厚生労働省人材開発統括官蒔苗審議官より、ご挨拶いただく予定としておりましたが、公務により途中参加となるため、後ほどご挨拶いただきます。
それでは早速、第一回有識者会議を進めてまいります。本有識者会議は11名の委員の皆様にご参画いただいております。構成員の名簿につきましては、開催要綱・同有識者会議構成員名簿の別紙をご覧ください。構成員の委員の皆様のご紹介させていただきます。磯貝初奈様、漆原肇様、片岡英彦様、佐藤弘太様、角田仁様、長久良子様、浜田敬子様、林靖人様、平田充様、堀内麻祐子様、守島基博様、以上11名になります。
また、オブザーバーもご紹介させていただきます。文部科学省総合教育政策局生涯教育推進課、経済産業省経済産業政策局産業人材課の方々にもご参加いただいております。
続きまして、配布資料7点をご案内いたします。資料1開催要綱・同有識者会議構成員名簿、資料2全世代型リ・スキリング国民運動_概要、資料3全世代型リ・スキリング国民運動_年間スケジュール(案)、資料4第1回シンポジウム(11月・東京)コンセプト・プログラム(案)、資料5キャンペーン特設ウェブサイト_構成・掲載コンテンツ(案)、資料6キャッチコピー・ロゴ(案)、資料7周知広報に使用する媒体(案)以上7点になります。
不足はございますでしょうか。 もし何か問題がございましたら、挙手またはチャット機能等でお知らせください。 また、資料については随時モニターでも投影いたしますので、見やすい方をご覧ください。 続いて、お手元の資料1の開催要項をご覧ください。 趣旨検討事項について説明します。グローバル社会の進展や労働供給制約が進行する中、労働生産性の向上、生涯を通じたキャリア形成や労働移動の円滑化を図るために、労働者、企業、大学等の教育機関、業界団体等においてリ・スキリングの重要性や必要性、認知、理解を促進し、様々なレベルでの取り組みや国民の中でのさらなる機運の醸成を図るため、令和8年度より国民運動を展開することとし、この国民運動における取り組み内容や効果的な発信方法等を検討するため、以下のとおり有識者会議を開催する。(1)シンポジウムについて(2)特設ウェブサイトについて(3)キャッチコピー・ロゴについて(4)広報媒体の活用について(5)その他本国民運動における周知広報等について。2参集者は別紙の通りでございます。3その他。(1)有識者会議は厚生労働省人材開発統括官が構成員の参集を求め開催する。(2)有識者会議の座長は構成員の互選により選出する。(3)有識者会議は座長代理を置くことができる。座長代理は構成員から座長が指名し、座長を補佐するとともに、座長に事故があるときにはその職務を代行する。(4)有識者会議には、必要に応じ、別紙構成員以外の有識者等の参集を依頼することができる。 (5)有識者会議の庶務は、キャリア形成・リ・スキリング推進事業事務局である、株式会社パソナが行う。 (6)有識者会議の会議議事録及び資料は原則として公開とする。 ただし、座長は公開することにより個人の権利利益を害する恐れがあると認める時その他正当な理由があると認める時は非公開とすることができる。 この場合においては、少なくとも議事要旨を公開する。 (7) この要項に定めるもののほか、有識者会議の開催に必要な事項は、厚生労働省人材開発統括官が座長と協定の上定める。それでは座長の選出に移ります。 事務局としては、守島先生に座長をお願いさせていただきたいと考えていますが、皆様よろしいでしょうか。 皆様ありがとうございます。 それでは守島先生、よろしくお願いいたします。
 
〇守島座長 ただ今座長に任命されました学習院大学の守島です。皆様方の協力を得て、円滑に進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。  続いて座長代理ですが、一般社団法人デジタル人材育成学会会長の角田さんにお願いしたいと思います。
 
〇角田委員 座長代理を拝命しました角田です。微力ながら座長を補佐して頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
 
〇守島座長 続いて、事務局より説明の通り、本有識者会議の議事録及び資料については、原則公開としますが、ご参加の皆様、ご了承いただけますでしょうか。 ありがとうございます。  それでは、議事に入ります。 本日は、全世代型リ・スキリング国民運動に関わるシンポジウム、特設ウェブサイトやハッシュコピー、ロゴ、広報媒体の活用などについてご審議、ご議論いただきたいと思っています。 活発に議論いただくことと、円滑な議事の進行にご協力をお願いします。  それでは議題1、本有識者会議について、厚生労働省澤口参事官より資料2,3のご説明をいただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。
 
○澤口参事官 厚生労働省人材開発統括官参事官の澤口と申します。よろしくお願いいたします。事前にもご説明をしている部分もありますので、ポイント絞ってご説明をさせていただきます。 まず本事業の概要について、でございます。基本的な考え方のところにございますように、グローバル社会の進展や労働供給制約が進行するなかというのもありますし、求められるスキルが本当に速スピードで変化していると。こういった状況の中で、社会全体としてリ・スキリングの重要性であるとか必要性をしっかりと理解をしていただいて、積極的な取組が推進されるように、全国民的、また全国的な気運の醸成を進めていこうということでございます。そのため、労働者や労働組合、企業、大学等教育機関、業界団体等も連携して、こうした関係者の皆さんを巻き込みながら、それから関係省庁とも連携をしながら、国民運動を展開して、リ・スキリングに取り組んでいこうということで、前向きな流れを作っていきたいということでございます。取組事項のところになりますが、国民運動の取組については、この有識者会議の場で皆様からご意見等アイデアをいただきながら取組を進めていきたいと考えております。取組内容としましては、シンポジウムの開催ということで、こちらの有識者会議のメンバーにもぜひご協力をいただきながらと思ってますが、シンポジウムで普及啓発等の取組を行うこと、それから、その下にございますように、特設サイト、SNS等を使って情報発信をしていこうということでございます。また、本日後ほどご説明をさせていただきますので、いろいろご意見等いただければと思っているところでございます。
それから年間スケジュールでございます。有識者会議は、年3回予定をしております。今回の6月が第1回目ということで、第2回目を7月、それから第3回目を翌年2月頃に考えてございます。この有識者会議では、取組内容であるとか、キャッチコピーをこういったものも決定をいただき、その後順次具体的な取組を進めていきたいと考えているところであります。シンポジウムでありますが、今年度はスタートの年度ということで、年度後半で3回ほどを考えております。 第1回目は11月に東京で実施し、 2回目3回目は大阪、福岡ということで、12月、2月ぐらいということで考えております。また、特設サイトの SNS を活用した情報発信ということで、この有識者会議でのご議論、ご意見を踏まえ、夏頃から順次内容を充実させながら進めていきたいというふうに考えているところであります。本日はいろいろ皆様からご意見をいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。簡単ですが、私の方から以上です。


(2)第1回シンポジウム(11月・東京)のコンセプト・プログラム等について
〇守島座長 ありがとうございました。 ただ今の説明を基に、シンポジウムのテーマと全体の構成、それから全体のプログラムの構成案について、ワークショップ内容や基調講演の登壇者など、この参加構成員の皆様のご意見をお伺いし、対応すべき点や確認事項について、teams 参加の方も含め、自由討議いただきたいと思います。まずは、事務局から資料4の説明をお願いします。
 
○事務局 「資料4第1回シンポジウム(11月・東京)コンセプト・プログラム(案)」の資料について説明します。第1回全世代型リ・スキリング国民運動シンポジウム開催案を記載しています。本事業では、リ・スキリングの機運醸成を目的に、東京、大阪、福岡での全3回のシンポジウムの開催を予定しています。第1回は東京で開催し、第2回、第3回については大阪、福岡での開催を予定しておりますが、いずれも日時や場所は決定しておらず、開催形態は対面とオンラインのハイブリッド開催とします。第1回の東京開催のシンポジウムについては、11月26日に九段会館での開催予定です。同じ厚生労働省の事業であるグッドキャリア企業アワードの表彰式と共同で開催します。第1回シンポジウムのプログラム内容については、メイン会場では全体プログラムを実施し、基調講演、リ・スキリングに取り組む企業の事例発表、パネルディスカッション、参加者によるグループディスカッションを予定しており、別フロアでは他省庁等によるブース出展コーナーの設置や来場者参加型プログラムとしてキャリアコンサルティング体験コーナーや来場者参加型ワークショップ等の実施が予定されています。全体プログラムやワークショップの内容を含め、案として記載しています。シンポジウムの開催をする上で、より国民に訴求ができるようなプログラムを検討したく考えています。全体プログラムの登壇者やワークショップの内容についても、まだ現状では検討段階であり、一例として個人の各対象者層に向けたファシリテーターを招集し、講演を行っていただくといった記載をしています。しかし、ワークショップの内容については検討中であるため、より来場者に訴求ができる内容を検討したく、本日は幅広く案をいただきたいと考えています。その他、大阪、福岡での開催については、日時等も未定であるため、開催の方針についても、もしご意見ございましたら伺いたく考えております。資料の説明については以上となります。
 
○守島座長 只今の説明より、シンポジウムのテーマと全体の構成、それから全体のプログラムの構成案について、ワークショップの内容や基調講演の登壇者など、この参加構成員の皆様のご意見をお伺いし、対応すべき点や確認事項も含め、自由討議いただきたいと思います。どなたでもご意見のある方はご発言ください。会場参加の方は挙手をいただき、オンラインの方はteamsに挙手機能がありますので、挙手いただけますと、私の方から指名させていただきますので、ご発言をお願いします。
 
○平田委員 質問です。全体プログラムの参加型グループディスカッション(予約制)というのは、来場者の全員が見るわけではないと理解しています。他方、参加型プログラムの来場者参加型ワークショップ内容の記載に個人(在職者)向けとありますが、このプログラムには、企業に勤める人や企業の人事部に勤める人など、どの層に向けたプログラムなのか想定はありますか。
 
○澤口参事官 参加型プログラムの来場者参加型ワークショップについて、現時点で具体的に決定していない要素が多く、大枠のイメージだけで記載をしていて、在職者向けと記載している分については、企業で働いている労働者のイメージで記載をしているが、ワークショップ内容や対象層も含めて委員の皆様にご意見を伺いたく考えていました。
また、全体プログラムの参加型グループディスカッションについては、来場者が講演等を聞くだけでは、一方的に話を聞くだけになってしまうため、パネルディスカッション後に、参加グループディスカッションを設定し意見を交換することで、来場者に響くのではということで、アイデアとして記載しています。
この辺も具体的な内容や方法はまだ具体的に詰められていないですが、色々とアイデアをいただきたく考えています。以上です。
 
○浜田委員 いくつか質問をさせてください。東京のシンポジウムについては、グッドキャリア企業アワードと共催のような形で実施すると言っていましたが、グッドキャリア企業アワードと国民運動の位置づけを教えてください。グッドキャリアというのは、リ・スキリングを推進している企業のアワードなのかをまず教えていただきたいです。
私自身、日本経済新聞社のリ・スキリングアワードの審査員を2年務めていたのですが、日本経済新聞社は、記事などを活用し、かなり一生懸命リ・スキリングについて啓発して、企業の活動を表彰するというようなことを2年続けてやっていました。特に岸田政権の時に、リ・スキリングについて総理が言及されたこともあり、その直後メディアの報道もかなり増え、色々なところでシンポジウムが開かれたという経緯があり、私も当時所属していた雑誌で海外の事例とかも取材に行ったりもしていました。そういった経験も講演などの場で発信してきました。ただ、日本経済新聞社は今年のアワードは行わず、2年で終わったんです。正直、リ・スキリングをテーマにしたシンポジウムは、少し一段落ついているような印象を持っています。
しかし、これから労働力が減っていく中で、リ・スキリングはこれから必要になるため、本当に国民にリ・スキリングを浸透させていかなくてはいけないのはこれからだと思っています。過去に行われたリ・スキリングをテーマにしたシンポジウムなどを検証されて、どういう風に違いを出していこうとしているのか、つまり過去に行われたリ・スキリングを推進する取組など、ここ2、3年やってきたことがなかなかうまく世間に定着してないわけです。正直、リ・スキリングを推進している企業も限定されてきていて、応募企業も限られてくるのです。
国民にリ・スキリングが周知されていないことには原因があると思っていて、それを踏まえて、過去を分析して本事業を推進しなければ、同じことの繰り返しになるというように正直思います。
特に民間を中心とした、今までの動きを検証されて、本事業を設定しているのか、そこがシンポジウムのコンテンツにも大きく関わってくると思うので、その辺をどう考えているのか、伺わせてください。
 
○澤口参事官 1点目の質問である、グッドキャリア企業アワードの内容については、資料の※印にも記載していますが、基本的には記載の通り、従業員の自律的なキャリア形成支援について、積極的な取組を行っている企業を表彰するというものです。我々が今テーマとしているリ・スキリングの取組に、積極的な企業を表彰するという仕組みでありますので、その点から本事業との親和性があるため、連携をして行うことで相乗効果が望めるのでは、といった観点から本事業のシンポジウムに盛り込んでいます。
それから2点目のご質問については、非常に大事なご指摘だと思っています。一過性のイベントだけでは、やはり、機運の醸成という点でなかなか難しいと思います。浜田委員より、日本経済新聞社のアワードが2年で終わった、というお話も踏まえて短期間で、そういった取組が終わってしまうということは、やはりなかなか国民にリ・スキリングが広がっていかない、ということもあるかと思います。
過去の色々なシンポジウム、リ・スキリングのイベント等の検証というのは、まだまだ我々は不十分なのですが、そういったところも踏まえて、少しでも良い取組ができるようにしたいため、我々も考えていきたいと思っています。
また、有識者会議の構成員の皆様にも、様々なご経験の中で、リ・スキリングを推進する上で、もっとこういうことを思案しなければいけないなど、そういったところもご意見をいただきたく考えています。
本日、欠席されている片岡委員のご意見にもあるのですが、やはりターゲットを明確にして、何を行ってどんな出口を目指すのか、ターゲットの人に何を習得してもらい、行動に移せるよう促していくのか、そういった要素を熟考していかなければ、効果は上がらない、という様なご意見をいただいています。こういったご意見も非常に大事だと思っています。そのため、色々とご意見をいただければと思います。ありがとうございます。
 
○角田委員 まず、国民運動ということで、シンポジウムをはじめ、幅広く国民にリ・スキリングを推進していくことは、非常に良いことだと思っています。
私自身、大企業、中小企業、自治体、大学、など色々なセクターでデジタル人材という切り口でご支援しています。先ほど、浜田委員よりお話があった通り、2020年からリ・スキリングがビジネストレンドになり、大企業はリ・スキリングへの取組は、一周したところだと思っています。それで効果が非常にあったのかというと、結構厳しい評価になるかと思います。大企業の人材担当の役員の方とお話をすると、リ・スキリングを取り組むにあたり、かなりお金をかけたようでした。逆に、大手企業以外の中小企業や大学、自治体のようなところでは、これからリ・スキリングに取り組んでいく、もしくは、今までほとんど取り組んでいない、というように思えます。
既にリ・スキリングに取り組んだことのある大企業、まだ、リ・スキリング自体に取り組んでいない中小企業や自治体、大学など、ここの濃淡があり、そこを明確に打ち出していき、平たく国民運動を打ち出していくのではなく、まだリ・スキリングに取り組んでいないセクターも結構多いことを再認知し、大企業は一周したけれども、本当に効果があったのか、そこを検証していく必要があると思います。
リ・スキリングに感度が高い企業の取組を「2周目のリ・スキリング」と呼んでいて、実効性のあるリ・スキリングとは、どういうものなのかを検討していたり、行っていたりしています。そういった層にも上手に刺さるようにすることも良いんだろうなっていう風に思っています。特に、私の専門分野であるデジタルやAIに関して、デジタル分野においてリ・スキリングは一周したのですが、AI分野のリ・スキリングは大企業でも流石にこれからだと思うんです。
そのため、そういった様々な切り口から、挑戦していくというのは、私は悪いことではないかと思います。
また、1つお願いがあるのですが、11月の東京の第1回シンポジウムは、日程が決まっているかと思うのですが、第2回の開催日程が未定のようなので、早めに日程だけでも決定いただければと思います。この事業には、色々な方が関わると思いますし、皆さんお忙しいと思いますので、早めに日程は決めていただき、シンポジウムの周知をしていただければと思います。私からは以上です。
 
○守島座長 はい、ありがとうございました。それでは漆原委員が手を挙げていらっしゃいます。どうぞ。
 
○漆原委員 日本労働組合総連合会の漆原です。連合としても、リ・スキリングを広く盛り上げていく運動、労働者や求職者が、リ・スキリングに取り組むためのきっかけになるような活動は重要だと考えています。
その上で、事業概要の説明にもあった通り、この事業は3年を集中的に実施していくというお話がありましたが、今回のシンポジウムは、本事業のキックオフになる位置づけだと思っています。
そのシンポジウムの開催日時が、平日の14時からであるため、シンポジウムの内容を魅力的で、かつ労働者や求職者が「行ってみたい」と思わせるような仕掛けが必要だと思います。キックオフということからすれば、来場者参加型ワークショップなどについても、その内容が集客力の高いもので、会場が盛況になるような形で設定されることが、やはり望ましいと考えています。
ぜひ、行ってみようと思えるような、魅力がある内容にするために、例えば、著名なファシリテーターないし来賓を呼ぶということも大切だと考えていますので、よろしくお願いします。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。続きまして、佐藤委員から意見があるようです。どうぞお願いします。
 
○佐藤委員 日本商工会議所の佐藤です。ご説明ありがとうございます。本事業の概要に技能五輪までの3年間を集中実施期間とするという旨の赤字の記載がございました。本シンポジウムの出口としても、国民運動自体がこの技能五輪をマイルストーンにするのであれば、技能五輪に向けた方針を公に打ち出した方がよいのではと考えています。特に技能職、エッセンシャルワーカーの人手不足、および当該層の育成については、商工会議所としても非常に問題意識を抱いております。これから登壇者を決定されるにあたり、ぜひ「技能職、現場のリ・スキリング促進」という視点は、本シンポジウムのみならず、本事業を推進する上で重視していただけると幸いです。以上です。
 
○堀内委員 堀内です。私は、大阪で中小企業の製造業を営んでいて、やはり周囲にリ・スキリングに取り組もうとしている同業者は、なかなか耳にすることがない印象です。
特に、弊社は表面処理業なのですが、できるだけ勉強が好きな子を採用しているのですが、大体製造業という業界は相対的に勉強が嫌いだから工場に就きました、という子がすごく多くて、そもそも勉強が嫌いな子たちが、自主的に学び直しをしなければならない、といったようなことを考える従業員の方は少ないのではないか、という様に思っています。その上、工場自体もラインを止めて勉強の時間を取るということは、なかなか難しくて取り組むことができない、という方もすごく多いです。
また違った取組になりますが、例えば、女性活躍がすごく話題になり、流行った時に、大阪で「男女いきいき・元気宣言」という宣言をしており、事業者登録を行い、事業マークをいただくと、そのマークを名刺につけることができる、といった取組もあり、企業がそういった取組に参画し、宣言をすることにより、人材採用にもすごく効果があり、若い方たちには取組に前向きな会社なんだと認知をしてもらうことができます。こういったリ・スキリング参加宣言のようなものを作り、認証のようなマークを、名刺やホームページなどにアピールすることができれば、採用の面でもすごく今製造業、特に大変ですので、そういうのもよいのかな、ということも考えておりました。 以上です。
 
○守島座長 シンポジウムの案でもそうなのですが、国民運動自体は個人がリ・スキリングするという部分にフォーカスをするのか、それとも、資料を拝見するに、個人のリ・スキリングをサポートする企業に対して、かなりウエイトをかけている印象があります。まず、国民運動全体含めて、対象をどこに設定しフォーカスをするのか、ウエイトを置くのか、その部分をまず明らかにした方が良いかと思います。先程も皆さんがおっしゃっていたように、リ・スキリングという考え方は、大手の企業だと、もう一周してしまっていて、ほとんど離れてしまっている企業も結構あるように、個人的には感じています。中小企業については、先程の堀内委員の話にもありますが、リ・スキリングに手をつけていない企業も多いと思います。だからこそ、このシンポジウムを開催すること、特設ウェブサイトを立ち上げる意味を整理し、どこに対象をおき、どういうところにフォーカスをするのか、といった部分を今一度、明確にする必要があると思います。個人に変化を促して個人がリ・スキリングをする、ということを奨励していきたいのか、それをサポートする企業を奨励していきたいのか、という部分を議論した方が良いような気が個人的にはします。
澤口参事官に伺いたいのですが、個人に向けた取組を想定しているのか、企業を想定しているのか、必ずしも分けられない部分もあると思いますが、どのように捉えていますか。
 
○澤口参事官 我々としては率直に言うと両方を想定しています。企業の状況についての話をいただいたとおり、リ・スキリングの取組について、大企業はかなり進んでいても、やはり企業規模が小さくなると、なかなか取組が進んでいない、というのが今の現実であるのかではないかと思っているところです。
堀内委員が言われたように、企業がリ・スキリングに取り組んだとしても、個人単位の意識はどうなのか、という方に目を向けると、自己啓発をしています、という労働者の割合が日本だと4割弱ぐらいだと思います。
けれども、自ら何か問題意識を持って、学び直しをしよう、とかという意識を持っている方がどれだけいるのかというと、やはりその部分についても盛り上げていかないといけないんじゃないか、と思っています。これについて言及してしまうと、ターゲットが明確にならないのではないかという話になるかもしれませんが、国民運動では、中小企業や個人単位で自主的にリ・スキリングに取り組まなければならない、という問題意識、その人たちがリ・スキリングの第一歩を踏み出せるようなきっかけになれば、と思った次第です。


(3)全世代型リ・スキリング国民運動の特設ウェブサイトの基本構成及び掲載コンテンツについて
○守島座長 続きまして、特設ウェブサイトの基本構成及び掲載コンテンツについて、まず事務局より資料5の説明をお願いします。
 
○事務局 全世代型リ・スキリング国民運動に関する情報発信を行うため、特設ウェブサイトを開設します。開設時期については、第2回有識者会議を経て開設する予定です。今回の資料には、ウェブサイトの構成と掲載コンテンツの案を掲載しておりますが、あくまでも一例としてご覧いただき、既存のウェブサイトに囚われず、幅広くご意見を頂戴できれば幸いです。1ページ目にはウェブサイトの構成案を記載しています。2ページから4ページ目までに、各ページの掲載コンテンツ案を掲載しています。掲載コンテンツ案として、本事業、本国民運動キャンペーンのアンバサダーとして活躍いただく企業や個人の紹介、リ・スキリングに取り組む企業や個人の事例紹介の掲載等を予定し、今年度オープンした労働政策の集約サイトである「みんなの労働ナビ」への誘導も促す構成を予定しています。また、アンバサダー企業・個人を募集する上で、アンバサダーの定義を記載しております。アンバサダーはリ・スキリングに取り組んでいる企業・個人からアンバサダーを募集することを想定しています。資料の説明については以上となります。
 
○澤口参事官 アンバサダーの説明について補足をさせていただきます。ぜひアンバサダー企業・個人には広告塔となっていただき、先陣を切り国民運動のPR活動を担っていただく存在になっていただきたいと考えております。先程、シンポジウムの議論内で、堀内委員から話をいただいたようなイメージで、アンバサダーには、「リ・スキリングに、取り組んでいます」といった宣言をしていただき、また後程の議題での説明となりますが、キャッチコピー・ロゴなども使用していただいて、自らのPR活動にもつなげていただきたい、というようなことも想定しております。アンバサダー個人の方については、まずは著名な個人を特任アンバサダーとして担っていただき、資料5の例1に記載したように、まず、特任アンバサダーから国民運動の広告塔として発信を行っていただきながら、国民運動の周知を広げていきたいと考えています。個人に向けては、特任アンバサダーをスタート地点として、国民に広く周知して、アンバサダーも拡大していきたいと思っています。この有識者会議の構成員の皆様にも、ぜひアンバサダーを担っていただけたらよいなって思っています。また、アンバサダーについては企業・個人だけ記載していますが、有識者の皆様の団体であるなど、そういった団体の立場からもぜひ発信をしていただけると大変嬉しく思っておりますので、その点につきましては、よろしくお願いします。
 
○守島座長 はい、ありがとうございました。それではご意見を伺いたいと思います。どなたからでも。
 
○角田委員 アンバサダー制度はよいと思います。事業を推進する上での、特徴のような活性化策みたいなものだと思うのですが、アンバサダーを設定することは提案として、私は非常によいと思います。逆にしっかり盛り上げていかないと、失速してしまうので、アンバサダーを設定するからには、色々なメディアなどにピックアップしてもらったり、上手に良い意味で活用させてゆく、というアンバサダーの戦略を練って、皆で考えていく必要があると思います。あと、有識者のメンバーもアンバサダーを務めていただく、ということで、私自身はぜひアンバサダーを務めて、アンバサダーとして、できることはやっていきたい、頑張りたい、と思っています。
あと、先程のお話にもありましたが、今回の国民運動の事業において、中小企業への訴求にも重きを置いて活動されると思うのですが、そう考えると、色々な業種の方にアンバサダーを務めていただく、ということがポイントだと思います。私も中小企業支援を何年もやっていますが、やはり業種によって全然支援内容とか方法などが異なるのですが、清掃業や工芸業、食品業、商売業などなど、全然各業界によって、事情も異なりますし、支援の方法が異なるため、アンバサダーは業種毎に設定した方が良いと思います。なぜかというと、業種毎に設定をしなければ、アンバサダーがいない業界は、自分の業界は関係ないんだ、と思われてしまう可能性もあるため、色々な業界の方に意識的に幅広く、選出していただければと思います。 以上です。
○守島座長 はい、ありがとうございます。他にご意見は。では、お願いします。
 
○堀内委員 堀内でございます。中小企業に力を入れていただけるのであれば、お願いがございます。大阪の行政とか、国の施策がなかなか中小企業に届かないという、補助金1つもですが、せっかく色々な施策を考えていただいて、色々な補助制度があっても、私たちみたいに自分で取りに行こうとする企業の経営者はよいのですが、待っているだけの経営者の方もたくさんいらっしゃいます。せっかく良い取り組みが全く現場に届いていないということをすごく耳にしますので、業界団体とかを使っていただいて、周知ということをお願いしたいと思います。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。他にどなたかご意見ありますか。堀内さんのご発言に少し関連するのですが、やはり中小企業ということをフォーカスするに重要なのは対経営者だと思います。企業と個人という分け方をしてしまうと、なんか経団連対連合みたいな、そういうイメージが湧いてしまうと思います。そうではなくて、やはり中小企業の経営者とすごく、特に最近若手で頑張といらっしゃる方、特に伝統工芸とかそういう部分にいくと、いらっしゃるので、そういう方々にぜひアンバサダーになっていただいて、堀内さんのおっしゃったように、こんなことをやっているのだよ、みたいなことをですね、アンバサダーという言葉がよいかどうかは少し疑問としても、そういう人たちになっていただけるとよいかなっていう感じで、個人的には思います。他にどなたかご意見何かございますでしょうか。はい、ありがとうございます。それでは議題3についてはここで終わりにさせていただきたいと思います。


(4)全世代型リ・スキリング国民運動のキャッチコピー・ロゴについて
○守島座長 続きまして、キャッチコピー、ロゴについて、まず資料6のご説明をお願いいたします。
 
○事務局 「資料6 キャッチコピー・ロゴ案」についてご覧ください。資料内にはリ・スキリング、学びにフォーカスしたキャッチコピー、ロゴの案について、キャッチコピー案を4案、ロゴ案を7案掲載しております。キャッチコピー・ロゴの使用用途としましては、直接ウェブサイトおよび各種資料やパンフレットに掲載し、全世代型リ・スキリングの国民運動のアイコンとなることを想定しています。本日はこのこちらのキャッチコピーとロゴの案の中から決定をするというわけではなく、案の中から方向性を有識者の方の皆様よりご意見をいただき、そこからブラッシュアップしたものを次の第2回有識者会議内でキャッチコピー・ロゴを決定するという流れとなります。資料の説明については以上となります。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。それではですね、今のご説明に関しまして、何かご意見のある方、お伺いしたいと思います。まずキャッチコピーからいきますかね。 キャッチコピーについて、複数案が出ているのですが、どれがよいか今日決めるわけではないというのはよく分かりましたけれども、何かご意見のある方、伺いたいと思います。 浜田委員からご意見があるようで、浜田委員お願いいたします。
 
○浜田委員 はい、ありがとうございます。これは、先ほどもご指摘あったように、誰がリ・スキリングの主体となるのかというところだと思うんですよね。先ほど厚労省の説明では個人と企業と両方だということだったんですけれども、それをやはりはっきりさせないとキャッチコピーがどっちつかずになるかなっていう印象を受けました。
少し事前打合せの時も申し上げたのですけれども、私は3年前にシンガポールの、本当に国を挙げたリ・スキリングのプロジェクト、スキルズフューチャーというのを取材に行った時に、シンガポールは完全に個人が主体となった運動でした。なので個人向けに2万ぐらいのコースがあって、バウチャーを配ってとにかく個人の力を高めるというところにすごくフューチャーをしていて。
というのは、リ・スキリングをした結果、社員は転職するのですよ、やはり。もっとよい条件の企業に行きたいというのは当然なので、そうするとやはり企業はリ・スキリングをさせるインセンティブがやはりあまり湧かないみたいな、そういう課題が実はシンガポールではありました。なのでやはり企業の上司は、勉強のために早退する、みたいなことを結構やらせなかったりします。
でもやはり国としては個人がとにかく力をつけてくれということをすごく打ち出していて、あなたの未来を自分で切り開こうと。それがスキルズフューチャーというプロジェクトだったと思います。かなり色々なところに、ロゴとかもう空港とかバス停とか、本当に街中色々なところにラッピングがしてあったりとか、スーパーマーケットの一部にパソコンがない人用に無料でパソコンが使えるようなブースがあって、みんなでそこで色々勉強ができるみたいな、そんな環境が整っていたんですけれど、このキャッチコピーを見ると、個人とその力をでは組織のために生かすのか、国のために生かすのかというのが、ちょっとそれが揃ってないので、まずそれを決められた方、決めた方がよいのかなって思いました。
個人的には私は個人のためにやるものだと思っていて、別に日本の力になるために私たちは働いているわけではなく、一人一人がやはり幸せになるために働いているので、組織のためとか日本のためよりは、例えばこのA案のような「自分の可能性、自分の新しい選択肢を自分で見つけていこう」という個人を主体としたものの方が、私個人的にはよいと思っています。以上です。
 
○守島座長 はい、ありがとうございました。他の方いかがでしょう。
 
○角田委員 角田でございます。私も、浜田委員の意見に100パーセント賛同であります。私もスキルズフューチャーをよく耳にしますけれども、他のアジアの国、例えばマレーシアとか、経営者側が人材育成にお金使わないと先ほどありましたけれど、その通りで、法律でも利益の何パーセントでしたか、何パーセントかは使わないといけないと。研修とかみたいな法律があるぐらいです。
日本はそこまではやりませんけれども、そういった形で、どっちかというと個人の側に今回はフォーカスを当てた取組にすると、国民運動と名前をつけてるぐらいですので、ふさわしいかなって。 あと、日本はやはり今までのスキルというかやり方だと、大企業を中心にやはり企業を支えましょうという、そういう文化というか、これまで戦後ずっと来たわけですけれども、少しそこから脱却ということで、カーブを切って、今回個人にフォーカスを当てる大きな運動を起こす、というと、少しこう今までと違うね、という感じは出るのかなっていう、私も賛成いたします。 以上です。
 
○守島座長
 はい、ありがとうございました。それではオンラインで磯貝さん、それから長久さんから手が挙がっていらっしゃいます。磯貝さんからまずお願いします。
 
○磯貝委員 はい。 先ほどから話に上がっているところ、私も完全に同意です。おそらく「日本のために学び直しをしよう」というモチベーションを持つ方は少ないのかなというところで、「自分の可能性を広げる」という方向の方が個人のモチベーションを刺激する意味ではプラスに働くのではないかと思っています。ただそのD案の「リ・スキリング日本」やB案のといったフレーズに関して、考えられる効果としては、「これはもう国全体で今すごく力を入れてやっているのだな」いうメッセージを印象付けられるということはあると思うので、個人のモチベーションと一部トレードオフになってもというところであれば、それはそれでありなのかなと感じます。「実際に効果を発揮したい」というのを優先するのであれば、やはり個人の可能性に焦点当てた方がよいのかなと思います。また、B案の「何歳からでも」というフレーズについて、これもまた論点として挙がると思うんですけれども、「誰を対象として想定するのか」というところで、本当に「何歳からでも」という意図があるのであれば、「自分はちょっともう先が見えてるし関係ない」という人にも自分事として捉えてもらうという意味でこういった具体的なワードを入れるのもありかなと思いました。 以上です。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。では続きまして、長久さんお願いいたします。
 
○長久委員 まず今回の目的をやはりしっかりするというところが、このキャッチコピーにも反映するだろうと思っておりまして、全世代と言った瞬間に、なかなかこれが難しくなるかなっていうのは正直思っています。ただ、リ・スキリングという言葉ももう一つありまして、これ若い方とかにもやはり届かないといけないとなると、「学び直し」という言葉がそんなに引っかからない人たちも多いのではと思います。学び直しは1回学んでさらに、ということだと思うので、若い方にとってはまだこれから学びを増やしていく、やはりスキルアップ、リ・スキリングみたいな意味合いも実はすごく大きいのではないかなと思うので、学びというキーワードはあるかなと思っています。
私は企業の人間なので、個人の学びが企業のため、日本のためになってほしいなっていうのはすごく思うものの、キャッチコピーという視点からすると、そこをあまり強くした瞬間に響かなくなるかなって思うと、個人の力、個の力を強くするということが、ゆくゆくは企業であったり、日本の力になりますという、その目的、出したい目的と私たちが狙う目的というところを整理するとよいのではないかな、と感じてます。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。他にご意見ある方いらっしゃいますか。
 
○平田委員 私も同じ意見なのですけれども、もう一周しているという指摘もありました通り、大企業には届いているのだと思いますので、大企業は粛々とやっていけばよいと思っています。キャリアは会社から与えられるものではなくて、自分で考えていかなければならない時代になってきているのだと思っています。考えなければならない個人に届くようなキャッチコピーがよいと思っています。自分のことを言われているのだな、とわかるようなキャッチコピーがよいと思っています。
それから、若い人の話が先ほどありましたけれども、若い人はもう学び直しではなく、学ばなければいけない立場なのだと思います。そういったことも意識すると少し個人に届くキャッチコピーになると思っています。 以上です。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。他にどなたか。私も個人にフォーカスするのは大賛成なんですけれども、今日のお話の中で、何を学ぶのかということのコアの部分について、意図的に多分曖昧というか、あまり明確にしてらっしゃらないんだろうなって思うんですけれども。企業だとリ・スキリングと時には確かにAIであるとかITであるとか、DX も重要なんですけれども、例えばグローバル化していきますであるとか、あとはビジネスモデル変えていきますという部分も結構リ・スキリングという範疇に入ってくるのだと私は個人的には思っています。
そう考えた時に、個人に下ろした場合に一番今響く言葉というのはAIであるとか、IT、DX、AIが一番響く言葉なんです。うちの学生さんを見てると、本当に何かわかってはいないのではないかかぐらいに思われるほど反応するのですが。だから、そういった何学ぶのかと部分をもう少し絞り込んでいかないと、結構アピールできないのかな。 先ほど浜田さん言われましたけれど、シンガポールなんて完全に IT ですから、学び直しでやっているのは。
で、個人がそこで新しい IT スキルを獲得しないと世の中に乗り遅れちゃって、あなた仕事もなくなっちゃって、失業しますよって、そういうメッセージを裏に出してる中で起こっている話なので、そういう意味でいうと、やはりITとかAIとか、そこの個人にフォーカスするということで、かつそのそこの部分に少しフォーカスをするという、そんなメッセージを少し出せるようなキャッチコピーというんですか、こういうものを作っていく方が私はよいのではないかなって、個人的には思っています。他にご意見のある方いらっしゃいますでしょうか。はい、ありがとうございます。では浜田さん、どうぞ。
 
○浜田委員 もちろん今の時代、どんな職業でも、もちろんエッセンシャルワーカーの方でも IT の知識とか必要だと思うんですけれども、いわゆる前回のいわゆるリ・スキリングブームとあえて言いますけれども、日本の。時に IT をすごく私は割と強く打ち出していて、それによって賃金を上げて労働流動性を高めようという、割とそういったストーリーが描かれていたので、そうなると例えばエッセンシャルワーカーの方とか、私には関係ないわ、みたいな、そんな感じに少しなっていたように思います。なので、幅広く、どんな仕事にも、これからはそういう最低限の知識も含めて、もう多分最先端の本当にAIとかの知識は、これ国民運動に私は馴染まないと思っています。もうやっている人はやっているので、どんどん。
むしろその国民運動というのを幅広くやるということに意味があると思うので、これまでそういうことの学習機会がなかった人たちに、でもあなたの仕事にもITのスキルとか、これから例えば将来 AI の知識とかも必要ですよっていうニュアンスにしていかないと、私関係ないわ、みたいな人をいかに作らないようにするかはすごく肝だなって思います。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。その通りだと私も思いました。はい、ありがとうございます。それではこの件、キャッチコピーに関してはこのくらいでよろしいですかね。  ロゴについてご意見何かありますでしょうか。キャッチコピーと関連の中で多分決まってくると思いますので。ではロゴについて特にご意見がなければ先に進みたいと思いますけれど、よろしいでしょうか。
 今厚労省の蒔苗さんがいらっしゃいましたので、一言お願いします。
 
○蒔苗審議官 厚労省の審議官の蒔苗でございます。本日、先の予定が長引き、参加が遅れてしまい失礼しました。この有識者会議の設置にあたりまして、一言ご挨拶申し上げたいと思います。本日、まずこの度のところ、全世代型リ・スキリング国民運動の有識者会議に御出席いただき、誠にありがとうございます。今と思いますけれども、労働供給制約あるいは企業経営のグローバル進化等が速く変化しておりますので、求められるスキルというのは非常に急速に進化しているということがありまして、今日お聞きをいただいているリ・スキリングの重要性や必要性をしっかりと理解していただき、日本全国において、こういった取組が進められるように、全国的な気運の醸成を図ることが大事だというように考えてございます。このため、今回、有識者会議では、労働者の方々、企業、大学等教育機関、業界団体等の皆様と連携協力するとともに、経済省や文科省をはじめとする全国の関係省庁とも連携しながら取組を展開しまして、リ・スキリングに取り組んでいこう、積極的に人材育成に取り組んでいこうという潮流を形成してまいりたいと考えてございます。こうした運動の展開にあたりましては、周知広報や積極的な情報発信等の取組が重要なポイントになると考えておりますけれども、こうした具体的な方策を含めて、その国民運動の在り方について、本日の集まりの有識者皆様から幅広くご意見ご提言いただく場として、この会議を設置させていただきました。本日は第1回でございますけれども、構成員の皆様におかれましては、どうぞ忌憚のないご意見、ご助言を賜りますようお願いを申し上げます。 厚生労働省といたしましては、有識者会議の皆様のお力をお借りしながら、人材育成、リ・スキリングの熱量を上げるべく、積極的な役割に取り組んでいきたいと考えておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。
 

(5)シンポジウム及び特設サイトに係る広報媒体の活用について
○守島座長 ありがとうございます。それではまた元の議論に戻りまして、広報の話に進んでいきたいと思います。まず資料7の説明をお願いいたします。
 
○事務局 続きまして、資料7周知広報に使用する媒体案をご覧下さい。リーフレットの作成、動画、SNS の開設、その他日本経済新聞、PIVOT等のウェブ広告を活用し、幅広く国民に周知をするべく、様々な媒体での周知方法を想定しております。また、各関係省庁、地方自治体とも連携し、各地域における効果的な情報発信および躍動啓発を推進していきます。1ページ目については、リーフレットの案や活用案を掲載し、リーフレットの想定について記載しております。2ページ目にはキャンペーン動画の制作について案を掲載し、それぞれのシーンに合わせた動画制作案を掲載しております。3ページ目には SNSの開設を予定しており、開設する媒体について記載しております。また、4ページ目については、各関係省庁との連携について、アンバサダー企業に対してのPR活動案を掲載しております。5,6ページ目については、ウェブ広告を発信するにあたり、日本経済新聞社やPIVOT等を活用し、幅広い層への訴求を検討しております。資料の説明については以上となります。
 
○守島座長 はい、ありがとうございました。 それではただ今の広報媒体について何かご意見がおありになりましたらお聞きしたいと思います。
 
○角田委員 はい、角田でございます。先ほど蒔苗さんからお話で、全国で、津々浦々で、などのキーワードがありましたが、そういうことであればというか、ぜひですね、地方に主眼を置いたというか、インターネットとかそういうのはもちろんやるのですけれども、やはり地方で、私も全国を巡りながら中小企業や自治体の支援しながら思うのは、やはり対面の重要さとか、やはりその場その場で会話できる距離でやることは非常に重要。特にこの4番にある関係省庁や関係機関との連携、特に地方自治体様ですね、県とか市町村。やはりですね、地方に行けば行くほど、皆さん自治体の動きよく見てますので、声をかけすると、やはり信用度も高くてですね。「県で何かやっているよ」と県に声かけられたから、「では行こうかな 」とういうのもありますし。
なのでやはりこの地方自治体の連携が、非常に重要と考えます。タイアップして一緒にやっていく。で、できるだけリアルで、対面でやっていくというのが、手間はかかるのですけれども、結局一番早いと。機運醸成とか運動を広げるというんだと思っています。
私もアンバサダーとして、もしご協力できるのであれば、色々なところ一緒に回れたらと思いますけれども、そういったことをやっていくのが必要と考えます。もちろんですね、それと共にこうしたピボットなどのインターネット媒体ですね、今みんなピボットをビジネスに活用していますし、こういうのも集中的に、ちょっとお金かかるかもしれませんけれど、合わせ技でやっていくのが重要だなって思います。
 
○守島座長 はい、ありがとうございました。他にご意見ある方いらっしゃいますでしょうか。
 
○平田委員 ありがとうございます。5ページに日経新聞とありますけれども、本当に日経でよいのかという気もします。我々が届けたい層は、日経を読んでいない人という感じがします。日経を否定しているわけではなく、ではどこがよいかという案はありませんが、ちょっと安易すぎる印象です。以上です。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。他にご意見のある方いらっしゃいますでしょうか。
 
○角田委員 地銀さんとか非常に影響力が大きいですし、あと商工会議所さんです。なんといっても影響力大きい、これがですね。まず思うのは、地域地域によって自治体さんが強いところもあれば、中小企業、商工会議所が 一場所ずつ違うのが実態でありますので、そこをうまく引き上げながらやっていくと良いと思います。ちなみに大阪とかだといかがですか。
 
○堀内委員 大阪は商工会議所ですね。
 
○守島座長 商工会議所、なるほどなるほど。
 
○堀内委員 中央会さんとかもかなりやっていらっしゃる。
 
○守島座長 また裏返して言うと、対面で話す、話を伝えてくれる部分をできるだけやはりこう作っていこうと先ほどもおっしゃったんですけれど、そこだと、そのための相手先というのは自治体もあり得るし、商工会議所もあり、中央会もあり得るし、色々なものが、信金とかもそうですから、そういう部分にどのように食い込んでいくのかというのが多分大切だということです。
ありがとうございます。他の方々いかがでしょうか。では佐藤委員が手を挙げていらっしゃるので、どうぞお願いします。
 
○佐藤委員 はい、ありがとうございます。商工会議所の名前が出たので少しコメントをさせていただきますけれども、先ほども少し議論ありましたが、総論として、リ・スキリングに協力しないという経営者はいないと思うのですけれども、どうしても経営者の立場から言えば、特に中小企業の場合、なんとかその人に定着をしてもらいたい。極論、労働移動を前提にするような、リ・スキリングに対して少し否定的な方も多くいらっしゃる中、私ども商工会議所含めて各機関と連携を深めていく上で、企業向けに具体的にどのような効果や目的を訴求しながらこうした連携をやっていくのかというところは、きっちり企業向けのメッセージとして打ち出しておく必要があると思っております。
先ほどのスローガンについては、働く人に主眼を置いたというところは異論ないですけれども、企業も一緒に盛り上げていくのであれば、企業視点でリ・スキリングが何のためになるのか、御社のためにどんな意味があるのかというところは丁寧に構築していく必要があるかと思っております。以上です。
 
○守島座長 ありがとうございます。非常に有益だと思います。他にどなたかいらっしゃいますでしょうか。周知方法は媒体も含めてなんですけれど、内容というか、どういう方法でいくのかというと、ある程度決まらないとなかなか難しいですよね。若者に訴求するのだったら、SNSはすごく効果あるでしょうけれど、私みたいな中年以上リタイア寸前の人間にするのであれば、やはり少し違った媒体が必要になってくると思って、そういう意味では包括的に考えないとなかなか難しいかなっていう感じが私はします。
他にご意見のある方いらっしゃいますでしょうか。一応これで全部、今回の議題が終わりましたので、そういう意味でいうと、第1回としては非常によく意見が出て、かつ私が何度も申し訳ないですけれど、個人なのか、それとも企業なのかというのは、国民運動自体の方針も含めて少し考えてみたところと、シンガポールのようになればとは申し上げませんけれど、やはりこう、今リ・スキリングという意味では遅れてると言い方がよいと思う。気がついてないのは働く個人だと私は思っています。経営者さんもそういう意味では結構意識っしてやっている、行動してるかどうかは別問題としても、結構気がついてる方は多いと個人的には思っています。ですから、やはり個人がどのように変わっていかないと、個人が企業をしていく、進めていくという部分も多分あると思いますので、そこの部分が重要かなって。個人的には。それではですね、時間も少しありますので、委員の方々からもし何かご意見とかございましたらお伺いしたいと。総括的な意味でご意見があったらお伺いしたいところなんですけれど、いかがでしょう。はい、ありがとうございます。そしたら漆原さん。どうぞご発言いただきたいと思います。 よろしくお願いします。
 
○漆原委員 どこで発言したらよいかを悩んでしまったのですが、体制について発言させてください。日本全体としてリ・スキリングを進めていくということは重要であると考えている一方、今回の仕組みは厚労省以外にも他省庁にも協力をいただく仕組み・体制だと思っています。しかし、周知方法等も含めて改めて拝見すると、従来、厚生労働省として、単独で取り組んでいるやり方とそれほど変わらないような印象を持ってしまったところがあります。経産省さんなど他の省庁として、周知・広報を含めどのようにコミットしていくのかとか、どういう協力をしていくのかというところはあまり見えなかったのですが、それは今後出てくるという理解でよろしいでしょうか。というところを確認できればと思ったところです。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。では澤口さん。
 
○澤口参事官 はい、澤口です。その点については、文科省さん、経産省さん、今日はオブザーバーで出席もいただいてますが、今色々相談しているところであります。 今日シンポジウムの資料出しましたが、そこでも連携していこうという話をしており、とにかく色々なそれぞれリ・スキリング支援策をやっている中で、本当に国民の皆様も含めて支援策が周知されてるだろうか、周知が十分なのかという点、連携して支援策をいかに幅広く知ってもらうとことも大事ではないかと、そういうことも含めて今相談をしているところでありますので、厚労省だけの取組とかということではなく、連携してもう少し幅広くできるようなことも含めて考えていきたいと思っております。 以上でございます。
 
○守島座長 はい、ありがとうございます。漆原さん、それでよろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。基本的には多分そういうことだというふうに私も理解しています。では他の方、何かあるでしょうか。ご意見何か他いらっしゃいますでしょうか。以上ですかね。それではですね、これで本日の会議の議事は終了といたしたいと思っております。 最後に事務局からご連絡等あればよろしくお願いいたします。
 
○事務局 守島座長、委員の皆様、本日はありがとうございました。長時間にわたり、活発な議論と、円滑な事業運営にご協力いただきましてありがとうございました。本有識者会議の議事内容につきましては、事務局で作成の上、皆様に展開させていただいた後に、厚生労働省のホームページにて公開させていただきます。次回の第2回有識者会議について、今画面投影しておりますけれども、来月の7月30日の木曜日10時から、または31日金曜日の10時からで調整できればと考えておりまして、また改めて事務局からご連絡させていただきます。また、会場参加の皆様に対してですけれども、会場の都合上ですね、16時での完全撤収となりますので、ご協力をお願いいたします。では、以上をもちまして、第1回全世代型リ・スキリング国民運動有識者会議を終了いたします。 本日はお忙しい中ご参集いただき、誠にありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。