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第8回 日独高齢化シンポジウム
2026年5月3日(日)から5日(火)にかけて、第8回日独高齢化シンポジウムをドイツ(ベルリン)にて開催しました。
1 事業開始の経緯
2007年7月、ドイツ連邦保健省より、日独間で介護保険制度に係る情報を交換することについて提案がありました。これを受けて2008年度から交流を始めることについて両国が合意し現在に至っています。(第3回以降は対象範囲を拡大)
2 これまでの実績
両国政府の代表が、社会保障分野全般について、経験の情報交換及び政策対話を日独交互に定期的に開催しています。テーマは、開催毎に両国間で協議して決定しています。
第1回 2009年2月 日本開催(日独仏三か国共同)
・認知症高齢者ケアの在り方、介護制度の構築等
第2回 2011年8月 ドイツ開催
・住居と介護、地域包括ケアセンターの役割と意義等
第3回 2013年4月 日本開催
・医療制度における現代の情報基盤について等
第4回 2015年5月 ドイツ開催
・高齢社会における予防、健康増進等
第5回 2017年1月 日本開催
・認知症施策について、介護保険制度一般、高齢者の社会参加のための支援
第6回 2020年2月 ドイツ開催
・看護・介護サービスにおける多職種連携(資格、組織、人員ミックス)、医療保健・看護・介護サービスにおける看護・介護専門職の役割
第7回 2024年7月 日本開催
・認知症施策、認知症に関する予防、認知症に関わる研究開発
第1回 2009年2月 日本開催(日独仏三か国共同)
・認知症高齢者ケアの在り方、介護制度の構築等
第2回 2011年8月 ドイツ開催
・住居と介護、地域包括ケアセンターの役割と意義等
第3回 2013年4月 日本開催
・医療制度における現代の情報基盤について等
第4回 2015年5月 ドイツ開催
・高齢社会における予防、健康増進等
第5回 2017年1月 日本開催
・認知症施策について、介護保険制度一般、高齢者の社会参加のための支援
第6回 2020年2月 ドイツ開催
・看護・介護サービスにおける多職種連携(資格、組織、人員ミックス)、医療保健・看護・介護サービスにおける看護・介護専門職の役割
第7回 2024年7月 日本開催
・認知症施策、認知症に関する予防、認知症に関わる研究開発
3 第8回日独高齢化シンポジウムの概要
(1)プログラム
「健康増進と予防による要介護化の防止」をテーマとし、セッションごとに日独双方で発表及び討議を行いました。
・セッション1「予防と介護の法的基盤」
・セッション2「予防と介護に関する研究」
・セッション3「日本とドイツの介護保険制度の今後の改革」
・セッション1「予防と介護の法的基盤」
・セッション2「予防と介護に関する研究」
・セッション3「日本とドイツの介護保険制度の今後の改革」
(2)出席者
【日本側】
神谷 政幸 厚生労働大臣政務官
林 俊宏 大臣官房総括審議官(老健、障害保健福祉担当)
山口 高志 大臣官房国際課長
堀 裕行 老健局老人保健課長 他
【ドイツ側】
ニナ・ヴァルケン ドイツ連邦保健省大臣
ゲオルク・キッペルス ドイツ連邦保健省政務次官
マルティン・シェルコプフ ドイツ連邦保健省局長
ニルス・ダール ドイツ連邦保健省政策アドバイザー
ファビア・ハイスリング ラインラント=プファルツ州社会問題省政策アドバイザー
アンドレア・ブトニック シャリテ・ベルリン医科大学医療社会学教授 他
神谷 政幸 厚生労働大臣政務官
林 俊宏 大臣官房総括審議官(老健、障害保健福祉担当)
山口 高志 大臣官房国際課長
堀 裕行 老健局老人保健課長 他
【ドイツ側】
ニナ・ヴァルケン ドイツ連邦保健省大臣
ゲオルク・キッペルス ドイツ連邦保健省政務次官
マルティン・シェルコプフ ドイツ連邦保健省局長
ニルス・ダール ドイツ連邦保健省政策アドバイザー
ファビア・ハイスリング ラインラント=プファルツ州社会問題省政策アドバイザー
アンドレア・ブトニック シャリテ・ベルリン医科大学医療社会学教授 他
(3)概要
キッペルス政務次官から、ドイツにおいても予防の重要性が共通認識となりつつあり、現在、重要な改革プロセスの途上にあるとの見解が示されました。また、人材不足や財政問題等の日独共通の課題や制度の可能性について意見交換ができることは有意義である旨が発言されました。
神谷政務官からは、両国の人口動態や社会保障制度の構造は類似性が高いため、政策や実践を相互に参照しながら議論を深めることができることは、極めて有意義であるとの認識を示しました。また、予防に関する課題は様々な政策分野に跨がるものであり、総合的に対策を講じることの重要性を改めて確認することができた旨を発言し、今後の日独連携の強化に期待を示しました。
セッション1「予防と介護の法的基盤」
日本からは、日本における介護保険制度の創設から現在までの改正内容及び行政の役割分担について説明が行われました。具体例として、2005年法改正による介護予防事業の創設及び2014年法改正による介護予防事業の再編について、地域包括支援センターの創設や通いの場の強化等の具体例を交えて紹介しました。
ドイツからは、ドイツにおける人口動態及び介護保険制度について説明されるとともに、予防強化及び健康増進に向けた連邦レベルでの取組が示されました。また、ラインラント=プファルツ州における高齢者の自立支援を目的とした包括的な相談プロジェクトが紹介されました。
セッション2「予防と介護に関する研究」
日本からは、日本における要介護認定者の特徴や要介護状態となる要因及び予防のために生活習慣病予防や運動機能向上・低栄養予防・口腔機能向上・社会参加促進等が有効であることを説明しました。また、介護保険における介護予防に関する取組状況や効果に関する研究結果を示すとともに、優れた取組を行っている自治体等の表彰や厚生労働省ウェブサイトを通じた国民への周知啓発等について紹介しました。
ドイツからは、ドイツにおける今後の高齢化の見込みが示され、身体トレーニングや社会参加の重要性等、予防と介護に関する研究について共有されました。また、高齢者の自立性の維持のための予防の取組についても言及されました。
セッション3「日本とドイツの介護保険制度の今後の改革」
ドイツからは、ドイツの介護が直面する課題について示されるとともに、過去数年間の介護改革の概要について説明されました。また、今後の介護改革に向けた提案とロードマップに連邦保健省及び関係省庁、州省庁が合意したことが示されるとともに、専門の作業部会について言及されました。
日本からは、日本の介護保険制度の今後の改革について、地域包括ケアシステムや認知症施策、介護予防・健康づくりの推進などが重要である旨を発言しました。
神谷政務官からは、両国の人口動態や社会保障制度の構造は類似性が高いため、政策や実践を相互に参照しながら議論を深めることができることは、極めて有意義であるとの認識を示しました。また、予防に関する課題は様々な政策分野に跨がるものであり、総合的に対策を講じることの重要性を改めて確認することができた旨を発言し、今後の日独連携の強化に期待を示しました。
セッション1「予防と介護の法的基盤」
日本からは、日本における介護保険制度の創設から現在までの改正内容及び行政の役割分担について説明が行われました。具体例として、2005年法改正による介護予防事業の創設及び2014年法改正による介護予防事業の再編について、地域包括支援センターの創設や通いの場の強化等の具体例を交えて紹介しました。
ドイツからは、ドイツにおける人口動態及び介護保険制度について説明されるとともに、予防強化及び健康増進に向けた連邦レベルでの取組が示されました。また、ラインラント=プファルツ州における高齢者の自立支援を目的とした包括的な相談プロジェクトが紹介されました。
セッション2「予防と介護に関する研究」
日本からは、日本における要介護認定者の特徴や要介護状態となる要因及び予防のために生活習慣病予防や運動機能向上・低栄養予防・口腔機能向上・社会参加促進等が有効であることを説明しました。また、介護保険における介護予防に関する取組状況や効果に関する研究結果を示すとともに、優れた取組を行っている自治体等の表彰や厚生労働省ウェブサイトを通じた国民への周知啓発等について紹介しました。
ドイツからは、ドイツにおける今後の高齢化の見込みが示され、身体トレーニングや社会参加の重要性等、予防と介護に関する研究について共有されました。また、高齢者の自立性の維持のための予防の取組についても言及されました。
セッション3「日本とドイツの介護保険制度の今後の改革」
ドイツからは、ドイツの介護が直面する課題について示されるとともに、過去数年間の介護改革の概要について説明されました。また、今後の介護改革に向けた提案とロードマップに連邦保健省及び関係省庁、州省庁が合意したことが示されるとともに、専門の作業部会について言及されました。
日本からは、日本の介護保険制度の今後の改革について、地域包括ケアシステムや認知症施策、介護予防・健康づくりの推進などが重要である旨を発言しました。
(4)その他
バイ会談
神谷大臣政務官はキッペルス政務次官とバイ会談を実施し、人材不足や地域間格差などについて意見交換を行いました。
意見交換会
シャリテ・ベルリン医科大学病院の幹部と意見交換を実施し、シャリテ・ベルリン医科大学病院の歴史やワールドヘルスサミットなどについて説明を受け、医薬分業などについて意見交換を行いました。
視察
○Club Treptow(domino-worldTM)
ベルリン市内の自立支援型ケア施設。理学療法の知見を有する「ドミノコーチ」が、入所者個別の目標設定に基づき、科学的根拠を有するセラピーを実施する、施設独自のドミノコーチング手法について施設側から説明を受けました。その後、実際に施設内を見学し、ドイツのリハビリテーションや予防の取組について理解を深めました。
神谷大臣政務官はキッペルス政務次官とバイ会談を実施し、人材不足や地域間格差などについて意見交換を行いました。
意見交換会
シャリテ・ベルリン医科大学病院の幹部と意見交換を実施し、シャリテ・ベルリン医科大学病院の歴史やワールドヘルスサミットなどについて説明を受け、医薬分業などについて意見交換を行いました。
視察
○Club Treptow(domino-worldTM)
ベルリン市内の自立支援型ケア施設。理学療法の知見を有する「ドミノコーチ」が、入所者個別の目標設定に基づき、科学的根拠を有するセラピーを実施する、施設独自のドミノコーチング手法について施設側から説明を受けました。その後、実際に施設内を見学し、ドイツのリハビリテーションや予防の取組について理解を深めました。
(5)会合・視察の様子
<会合の様子>




<意見交換会及び視察の様子>






<意見交換会及び視察の様子>



