第29回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会 議事録

日時

令和8年2月20日(金)16:00~17:00

審議方法

オンライン会議

出席者

委員(五十音順)
新井文子委員、荒川玲子委員、伊藤智雄委員、卜部貴夫委員、加藤真介委員、川又均委員、喜島祐子委員、後藤和人委員、小林英夫委員、小松宏彰委員、杉原亨委員、清宮綾子委員、園田康平委員、武冨紹信委員、田中明彦委員、東條美奈子委員、中田光俊委員、南学正臣委員、西山充委員、沼部博直委員、針間博彦委員、藤田香織委員、別府志海委員、北條麻理子委員、星野卓之委員、谷川原綾子委員、安田和基委員、若杉三奈子委員

議事

1. 委員長選出
2. ICD-11の和訳について
3. その他

議事

議事内容
○事務局
 定刻を過ぎておりますので、これより第29回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会を開催いたします。
 委員の先生方におかれましては、お忙しいところ、ウェブ会議による御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
 冒頭進行を務めます事務局、国際分類情報管理室の中川と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
 開会に先立ちまして、本日はウェブによる開催ということで、御出席状況の確認と御発言の方法の説明をさせていただきます。
 Teamsの画面上にビデオ、マイクのアイコンがございます。
 ビデオ機能はONにしてください。また、マイク機能は、御発言をされるとき以外はOFF(ミュート)にしてください。アイコンをクリックして斜線が出ているとOFFということになっております。
 御発言の際は、マイク機能をON(ミュート解除)にした上で、お名前を名乗っていただき、委員長に指名されてから御発言をお願いいたします。
 御発言の終わりには、「以上です」との一言をつけていただき、マイク機能をOFF(ミュート)にしていただくようお願いいたします。
 Teamsにはチャットでメッセージを送る機能がございますが、御発言の際は、チャットではなく、口頭で御発言いただきますようお願いいたします。
 チャットのメッセージは、マイクが使用できない場合や不具合を事務局にお知らせいただく場合のみに御使用くださいますようお願いいたします。
 では、議事を開始いたします。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
 まず、開催に当たりまして、厚生労働省政策統括官参事官の高橋より御挨拶を申し上げます。

○高橋参事官
 厚生労働省の参事官の高橋でございます。
 本日は、皆様、お忙しい中、御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
 本委員会でございますが、このたび第10期がスタートいたしました。引き続き御就任いただいた委員の皆様、新たに御就任いただいた委員の皆様、共に御就任いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。
 本委員会におきましては、ICDの普及や和訳などにつきまして、専門的なお立場から皆様の御協力をいただいているところでございます。
 前回、昨年5月に開催いたしました委員会におきましては、第1章から第25章までの索引用語につきまして御審議いただき、取りまとめに御尽力いただきました。改めてお礼を申し上げます。
 今回につきましては、第26章から第X章までの索引用語について御審議をお願いすることとしております。引き続きよろしくお願いいたします。
 委員の皆様方におかれましては、専門的見地から忌憚のない御意見を賜りますとともに、引き続き御協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。

○事務局
 今回、第10期最初の委員会ということになりますので、最初に委員の皆様方を私のほうから御紹介させていただきます。お名前を読み上げましたら、簡単で結構でございますので、マイクをONにした上で、一言御挨拶をお願いいたします。
 最初に、聖マリアンナ医科大学、新井委員です。新井先生、お願いします。

○新井委員
 日本血液学会の新井です。よろしくお願いします。
 すみません。御挨拶のときに恐縮なのですが、マイクが聞きにくいようで、ハウリングを起こしているようです。すみません。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。失礼いたしました。
 続きまして、国立国際医療研究センターの荒川先生、お願いいたします。

○荒川委員
 小児科学会の荒川です。どうぞよろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 神戸大学、伊藤先生、お願いいたします。

○伊藤委員
 日本病理学会の伊藤でございます。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 順天堂大学、卜部先生、お願いします。

○卜部委員
 日本神経学会の卜部でございます。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 徳島赤十字ひのみね医療療育センター、加藤先生、お願いいたします。

○加藤委員
 日本整形外科学会の加藤でございます。よろしくお願いいたします。

○事務局
 獨協医科大学、川又先生、お願いいたします。

○川又委員
 獨協大学、川又です。口腔科学会と日本歯科医学会からの選出です。どうぞよろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 藤田医科大学、喜島先生、お願いいたします。

○喜島委員
 藤田医科大学の喜島です。乳癌学会です。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 東海大学、後藤先生、お願いいたします。

○後藤委員
 東海大学の後藤と申します。よろしくお願いします。臨床検査医学のほうの代表をしております。失礼します。

○事務局
 ありがとうございます。
 とちぎメディカルセンターしもつが、小林先生、お願いいたします。

○小林委員
 日本呼吸器学会、小林です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 鳥取大学、小松先生、お願いいたします。

○小松委員
 お世話になります。すみません。音声のみでお願いいたします。日本産科婦人科学会から前回に引き続き参加させていただいております小松と申します。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 自治医科大学、杉原先生、お願いいたします。杉原先生、聞こえますでしょうか。
 では、次に進めさせていただきます。
 イムス富士見総合病院、清宮先生、お願いします。

○清宮委員
 日本周産期・新生児医学会の清宮と申します。今回から参加となります。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 九州大学、園田先生、お願いします。

○園田委員
 九州大学の園田でございます。眼科学会代表です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 北海道大学、武冨先生、お願いいたします。

○武冨委員
 北海道大学の武冨です。日本癌治療学会からです。すみません。車中からで。申し訳ございません。

○事務局
 ありがとうございます。
 昭和医科大学、田中先生、お願いいたします。

○田中委員
 昭和医科大学の田中です。日本アレルギー学会です。どうぞよろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 北里大学の東條先生、お願いいたします。

○東條委員
 日本循環器学会の代表として参加させていただいています東條です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 金沢大学、中田先生、お願いいたします。

○中田委員
 日本脳神経外科学会の中田です。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 東京大学、南学先生、お願いいたします。

○南学委員
 日本内科学会理事長、東京大学の南学です。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 高知大学、西山先生、お願いいたします。

○西山委員
 日本内分泌学会からの参加ですけれども、高知大学、西山です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 東京都立北療育医療センター、沼部先生、お願いいたします。

○沼部委員
 日本先天異常学会の沼部です。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 東京都立松沢病院の針間先生、お願いいたします。

○針間委員
 日本精神神経学会、針間です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 独立行政法人国立病院機構沖縄病院、藤田先生、お願いいたします。

○藤田委員
 日本診療情報管理学会から藤田です。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 国立社会保障・人口問題研究所、別府先生、お願いいたします。

○別府委員
 国立社会保障・人口問題研究所の別府と申します。利用者側からということで参加しております。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 順天堂大学、北條先生、お願いいたします。

○北條委員
 順天堂大学の北條でございます。日本消化器病学会の代表として今回から参加させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 北里研究所病院漢方鍼灸治療センター、星野先生、お願いいたします。

○星野委員
 日本東洋医学会の星野です。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 北海道科学大学、谷川原先生、お願いいたします。

○谷川原委員
 北海道科学大学の谷川原と申します。日本医療情報学会です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 杏林大学、安田先生、お願いいたします。

○安田委員
 杏林大学の安田です。日本糖尿病学会からです。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 新潟大学、若杉先生、お願いいたします。

○若杉委員
 日本腎臓学会です。若杉です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 自治医科大学の杉原先生、いらっしゃいますでしょうか。聞こえていますでしょうか。

○杉原委員
 自治医科大、泌尿器学会の杉原です。よろしくお願いします。

○事務局
 ありがとうございます。
 先生方、御挨拶ありがとうございました。
 それでは、運営要綱に従いまして、会の成立状況について、事務局より御報告いたします。
 あらかじめ事務局にて確認させていただいたところ、現在28名の出席をいただいております。事前に御欠席の連絡をいただいている委員は、掛屋委員、狩野委員、神田委員、齊藤委員、新村委員、神人委員、野口委員、本多委員の8名でございます。
 御出席の予定でまだお見えでない方もいらっしゃいますが、現時点で、委員の3分の1を超える御出席をいただいておりますので、本会議は成立しておりますことを御報告申し上げます。
 では、本日の会議資料の確認をさせていただきます。事前に先生方に送付いたしました会議資料を御覧ください。資料がお手元にない先生がもしいらっしゃいましたら、事務局のほうに挙手をしてお知らせいただければと思います。
 議事次第に始まりまして、資料1から資料4、参考資料1から参考資料8までの構成になっております。資料1がICD-11の和訳について。資料2がAll Index Terms(2023年1月公表版)(第26章からX章)の和訳案等。資料3が表計算ファイルSimple Tabulationに付属するReadmeの和訳案。資料4が「疾病、傷害及び死因の統計分類」(ICD-11準拠)の告示について(報告)となっております。
 参考資料についての読み上げは割愛させていただきます。
 議事に入ります前に、幾つか御連絡がございます。
 まず、円滑な議事の進行のため、報道機関の方の写真撮影(スクショ)はここまでとさせていただきます。また、議事の録音も御遠慮願います。御協力のほどよろしくお願いいたします。
 次に、委員会運営について、簡単に説明をさせていただきます。
 本委員会の運営については、社会保障審議会の運営に準ずること、会議は原則公開であること、議事録も原則公開されることとなっております。
 それでは、これより議事に移らせていただきます。
 まず、議事1の「委員長選出」についてということで、本委員会の委員長の選出を行いたいと思います。委員長は委員の互選により選任することとなっておりますので、委員の中から御推薦をいただきたいと思いますが、各委員の先生方、いかがでしょうか。御推薦があれば挙手をお願いいたします。別府先生、お願いいたします。

○別府委員
 国立社会保障・人口問題研究所の別府でございます。
 本委員会ですけれども、従来内科系の学会が牽引してきていると認識しております。そこで、委員長に内科学会の理事長をされております南学先生を御推薦したく存じます。いかがでしょうか。

○事務局
 別府先生、ありがとうございます。
 南学委員推薦の御発言がございましたが、皆様、いかがでしょうか。
 皆様の御異存がないようでしたら、本委員会の委員長は南学委員にお願いしたいと思っております。
 まずは、御就任に当たりまして、南学委員長から一言いただけますでしょうか。

○南学委員長
 別府先生におかれましては、御推薦、誠にありがとうございます。
 皆様に御賛同もいただけましたので、謹んで委員長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 では、南学委員長、本専門委員会の運営要綱によりますと、委員長は委員長代理を指名することができるとされております。よろしければ委員長代理の指名をお願いできますでしょうか。

○南学委員長
 ありがとうございます。
 それでは、徳島赤十字の加藤先生を推薦させていただきたいと思います。

○事務局
 ただいま南学委員長より加藤委員の指名がございましたけれども、皆様、いかがでしょうか。
 特に御異存がないようでしたら、委員長代理は加藤委員にお願いしたいと思っております。
 加藤委員長代理からも一言お願いできますでしょうか。

○加藤委員長代理
 加藤でございます。南学先生、どうもありがとうございました。
 私はICDの改訂の原案をつくる段階から関与しておりまして、もしかすると最古参の1人かもわかりませんし、外科系ということでの御指名かと思います。よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 それでは、ここからは南学委員長に議事進行をお願いしたいと思います。南学委員長、よろしくお願いいたします。

○南学委員長
 よろしくお願いいたします。
 それでは、次の議事になりますが、議事2の「ICD-11の和訳について」。事務局から御説明をお願いいたします。

○清水室長
 それでは、私のほうから説明させていただきます。ICD室の清水と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
 画面共有をさせていただきます。資料1を画面共有させていただきましたが、見えない委員の先生がいらっしゃいましたら、挙手をお願いいたします。
 皆様、見えておりますようですので、こちらを用いて説明させていただこうと思います。なお、議事1につきましては、該当する資料は資料1から3になりますが、資料2と3につきましては、これまで委員の皆様に対して複数回にわたって照会していることや、和訳の分量が非常に多いことから、私のほうからはこれらの資料に掲載している用語等を一つ一つ読み上げることはなく、説明は割愛させていただこうと思います。基本的には議事1については資料1を用いて説明させていただこうと思います。
 まずは資料1の2ページにお進みください。「1.ICD-11の和訳について」という形になります。こちらのページは審議内容ではなくて、これまでの和訳に至る経過を分かりやすくまとめたものとなります。ICD-11は2022年にWHOが発効した疾病等に関する国際統計分類となります。統計の国際間比較の観点からは、日本はこちらを統計分類として公的統計に導入するということでありましたが、英語で記載されていることもあり、和訳作業が必要になります。このため、これまで和訳作業を進めておりました。
 ICD-11に係るものとしては、代表語、代表語に関連する索引用語、死因コーディングのためのルール等を記載したReference Guide等があります。
 これまでは統計基準となる代表語の和訳作業を2018年より進めておりました。一方で、令和4年には統計基準の代表語だけではなく、先ほど述べました代表語以外のものについても統計分類の運用に当たって必要であることから、和訳すべきとICD部会で決定されており、令和6年のICD部会におきましては、それらのAll Index TermsやReference Guideの和訳等について優先順位を決定しております。
 なお、令和6年のICD部会において、統計基準となる代表語の和訳を確定していただいております。
 令和7年5月のICD委員会では1~25章のAll Index TermsやReference Guide、Coding Noteの和訳等については既に完了しております。
 今回の委員会では、残りの和訳案について御審議いただきたいと思っております。こちらについて記載しましたのが次のページになります。(2)和訳案、(3)今後の誤植修正対応と記載しております。
 1つ目、マル1ですが、まだ和訳を確定させていなかった26、X章、V章のAll Index Termsがあります。これらは資料2に一覧として案を掲載しております。
 なお、26、V章、X章のAll Index Termsの和訳作業を行う中で、既に和訳が確定しておりました26、X章、V章等の代表語に差別用語等と思われるものや誤植の疑いがあるものが含まれていたことが判明しました。それについても今回審議していただきたいということで、マル2に記載しております。差別等用語に該当すると思われるものは3つありまして、第1章の1E71、Monkeypoxの和訳案をエムポックス、26章のSD86のDementia disorder(TM1)の和訳案を認知症(TM1)、X章のXN2GMの和訳案をMonkeypox virusに変更するという案であります。これらについては、誤植のものと併せて先ほどの資料2に同様に記載させていただいております。
 最後に、Simple Tabulationに付属するReadmeの和訳案となります。Simple Tabulationというものは、第1章から第X章までの合計28章に掲載されている分類、Block、Chapterの属性等を一覧のエクセルファイルでまとめているものです。属性といいますと、どの分類がどの分類の上位分類になるか、また下位分類になるかといったものを示しているものとなります。この属性情報自体はICD-11のホームページを見れば分かるものですが、こういったエクセル形式でまとめておりますと、調査主体が集計する際のプログラム計算に用いるのにも有用だと思われます。このSimple Tabulationについている説明書のようなものがReadmeファイルであり、こちらも英語で記載されているため、今回和訳案を示しております。All Index Terms及びReadmeについてのファイルは、こちらのとおりとなりますので、別途御参照ください。
 なお、引き続いて、2ページの(3)今後の誤植修正対応のほうに移らせていただきます。これまでICD専門委員会の先生方の皆様の御協力もあり、多くの和訳作業をこなしていただきました。ただし、分量も多かったことから、これまでもそうですが、幾つか誤植等の軽微な修正が見つかる可能性も考えられます。つきましては、ここに記載のとおり、構成・内容等を実質的に変更するものではないと委員長が判断した場合については、その対応について委員長に一任することとしてはどうかというふうに提案させていただいております。
 なお、もし本件を御了承いただける場合には、今後これら和訳作業の成果を修正することとなった場合には、修正後の最新版のファイルは、既に御案内しておりますが、厚労省のICD-11専用のホームページに掲載させていただきます。なお、こちらにはこれまでICD委員会や部会の資料、ICD-11に関する普及啓発資材など、これまで取りまとまった和訳、WHOのリンク等も併せて掲載させていただいております。
 まず、(2)和訳案及び(3)の誤植修正対応について御審議いただけたらというふうにお願い申し上げます。

○南学委員長
 先生方から御意見、御指摘等ございますでしょうか。
 特に何もございませんでしょうか。
 特段の御異議がなければ、御了解いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
 ありがとうございます。
 どうぞ。

○伊藤委員
 日本病理学会の伊藤です。
 意見というか、質問ですけれども、例えば軽微な修正とかは、どうしても分量が多いので、人間のやることですからミスも起こると思うのですが、今後この和訳作業を進める上でAIとかの導入というのはどれほど考えられるものなのでしょうか。

○清水室長
 先生、御質問いただきありがとうございます。
 現時点ではAIということは考えておらず、専門的な知識を持ちました先生方の意見を踏まえた上で委員長に御判断いただくものだというふうに考えております。

○伊藤委員
 作業をする上で、これを私は使っていないですけれども、例えば誤植を抽出したりするAIの利用というのは考えられないのですか。これはどれほど秘匿しなければいけないものなのでしょうか。

○清水室長
 誤植については、どのような形で先生方が抽出するかは先生方の御判断になりますし、AIを使われる先生方もいらっしゃるかと思います。先生方がAIを用いて見つけられたものが誤植として確定するのではなく、まず事務局のほうにお渡ししていただければ、誤植の可能性があるものということで事務局がそれを拝見させていただいて、委員長と相談して決めさせていただきます。ですので、先生方が作業して抽出する中で、誤植等の見つけ方でAIを使うかどうかは先生方の御判断になるかなと考えております。

○伊藤委員
 よく分かりました。ありがとうございました。

○南学委員長
 ありがとうございます。
 ほかはいかがでしょうか。
 特段の御異議がなければ、御了承いただけたということで、この内容でICD委員会の取りまとめとしたいと思います。
 なお、今後もし誤植が疑われるものが認められた場合の取扱いは、事務局から御相談いただいて、最終的に委員長である私に御一任いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、最後の議事になりますが、議事3の「その他」について、事務局から報告事項などございましたら、よろしくお願いいたします。

○事務局
 事務局の国際分類情報管理室の大塚と申します。
 私からは、ICD-11準拠の疾病、傷害及び死因の統計分類が先日1月19日に告示されましたので、その御報告をいたします。
 資料4「『疾病、傷害及び死因の統計分類』(ICD-11準拠)の告示について(報告)」を御覧ください。まず、「1.『疾病、傷害及び死因の統計分類』とは」でございます。「疾病、傷害及び死因の統計分類」は、公的統計を疾病、傷害及び死因別に表示する場合の統計基準でございまして、統計法に基づき、総務大臣が定めております。
 この分類は、WHOが定めるICDに準拠して作成、変更されておりまして、これにより公的統計の国際比較可能性の向上を図っております。
 次に、「2.今回の改定の経緯」でございます。御案内のとおり、ICD-11につきましては、令和元年5月の第72回WHO世界保健総会において採択され、令和4年1月に発効しました。これを受けて、国内においてもICD-11に準拠して分類表の改定を行うこととなりまして、分類表の表記に用いる用語の和訳について、本委員会において取りまとめていただきました。
 分類表の改定につきましては、令和6年9月に厚生労働大臣から社会保障審議会に諮問されまして、社会保障審議会から統計分科会に、その後、統計分科会からICD部会に付議されました。
 ICD部会における審議の結果、第13回ICD部会におきましてICD-11準拠の分類表が取りまとめられまして、ICD部会から統計分科会への報告、統計分科会から社会保障審議会への報告を経て、令和7年6月に社会保障審議会から厚生労働大臣に答申されました。
 なお、※3にございますとおり、当該分類表につきましては、第14回ICD部会の審議を踏まえまして、一部改正の答申がなされております。一部改正の内容につきましては、参考資料4に記載のとおりです。
 次のページに参りまして、厚生労働省における答申を踏まえまして、総務省において、ICD-11に準拠した疾病、傷害及び死因の統計分類の変更につきまして、令和7年12月に総務大臣から統計委員会に諮問され、答申が行われました。
 次に、「3.分類表の構成及び分類符号」でございます。分類表は、基本分類表、疾病分類表、死因分類表の3つがございます。各分類表は参考資料としておりますが、第1章から第25章までを範囲としておりまして、項目数等は資料に記載のとおりとなっております。
 最後のページに参りまして、「4.告示及び施行について」でございます。冒頭にお伝えしましたとおり、ICD-11準拠の疾病、傷害及び死因の統計分類につきましては、令和8年1月19日に告示されまして、令和9年1月1日に施行予定となっております。
 私からは以上でございます。

○南学委員長
 ありがとうございます。
 以上、事務局からの報告につきまして、何か御発言、御質問等ございますでしょうか。特にございませんでしょうか。
 よろしいでしょうか。
 ありがとうございます。
 それでは、議事のほうは以上で終了いたしましたので、最後に事務局から御連絡がありましたら、よろしくお願いいたします。

○事務局
 ありがとうございます。
 事務局です。
 本委員会の次回開催ですけれども、現在のところは未定です。議題案などがまとまりましたら、委員会開催の日程調整をまた御依頼させていただきますので、先生方におかれましては、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

○南学委員長
 ありがとうございます。
 では、これで第29回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会を閉会いたします。先生方におかれましては、お忙しい中、誠にありがとうございました。
 以上になります。
(了)

照会先

厚生労働省政策統括官付参事官付国際分類情報管理室 清水、中川

代表03-5253-1111 内線7493