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技能実習評価試験の整備に関する専門家会議(第90回)議事要旨
日時:令和7年6月19日(木) 10:00~11:30
場所:Web会議
出席者:市田委員、漆原委員、大迫委員、佐々木委員、當間委員、堀委員、花山委員
厚生労働省人材開発統括官付海外人材育成担当参事官室、出入国在留管理庁在留管理支援部在留管理課、外務省領事局外国人課、外国人技能実習機構
豆腐製造職種(豆腐製造作業)関係:日本豆腐協会、農林水産省食品製造課
かばん製造職種(かばん製造作業)関係:日本鞄協会、経済産業省生活製品課
【議題】
(1)豆腐製造職種(豆腐製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
(2)かばん製造職種(かばん製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
【概要】
○豆腐製造職種(豆腐製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
豆腐製造職種(豆腐製造作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することに関して、日本豆腐協会から説明があり、主として以下の質疑が行われた。
・カンニング防止のために試験会場に受験者と試験官のみが入室する、ということであれば、大きな工場で試験実施する場合、試験のために工場のラインを止めて貰う、という理解で良いか、という質問があった。
それに対し、初級の試験会場については企業の研究所を検討している。専門級については、具体的に機械を扱う試験課題が多いため、一部工場での試験を実施したい。試験会場を工場とする場合でも、連続式ではなく、バッチ式を取り入れている工場で実施することを考えているため、ラインをとめて試験を行うことは可能と考えている、と回答があった。
・実技試験の採点基準の安全衛生部分の項目について、具体的な内容を確認したいと委員から質問があった。
それに対して、例えば、マスク等服装が適切であるか等を確認することを考えていると回答があった。
それに対して、試験監督によって採点に差が出ないように、明確な採点基準を作成していただきたいと指摘があった。
また、他の委員から、服装については、安全衛生に関するものだけでなく、食品衛生に関するものも含まれるため、書き分けていただきたい、と指摘があった。
○検討の結果、豆腐製造職種(豆腐製造作業)については、試行試験を実施し、次回以降の専門家会議において、議論することになった。
○かばん製造職種(かばん製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
かばん製造職種(かばん製造作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することに関して、日本鞄協会から説明があり、主として以下の質疑が行われた。
・コバ液や接着作業時に使う有機溶剤等については有機溶剤中毒予防規則上の有機溶剤にあたり、労働安全衛生対策が必須ではないかと委員から意見があった。
それに対して、水性への切り替えを行っているところだが、まだ有機溶剤を使用している事業所もある。現在SDSに基づく取り扱いを行うよう業界内で周知しており、今後は外国の方に対し母国語で周知することも検討している。また、試験基準にもその点を記載し試験範囲に含めている、と回答があった。
それに対し、有機溶剤等の取扱いについては試験基準上は専門級のみに明記されている。接着作業の試験課題は初級でもあるが、初級の試験基準にも有機溶剤等の取扱いを含めるべきではないか、と質問があった。また、雇入れ時の安全衛生教育の中で有機溶剤等の取扱いについて教育した上で、作業の手順や換気の仕方を教えることが必要であると意見があった。
それに対し、初級の試験課題で行う接着作業では両面テープを用い有機溶剤は使用しないため、外している、また、雇入れ時の安全衛生教育についてのご指摘についても、業界団体として受入事業所が徹底するよう周知をしていきたいと回答があった。
・試験回ごとに実技問題を変更するとのことだが、事前に実技試験の内容を通知する予定はあるか、と委員から質問があった。
それに対して、具体的な試験内容は実技試験の一覧表に記載して受験者に案内する予定であると回答があった。
それに対し、委員から試験の範囲の中から試験当日にどの試験課題を出題するかということは受検者には知らせないのか、と質問があった。
それに対して、事務局から実技試験に関しては、事前に当日出題する試験課題を具体的に受検者にお示しいただくことが統一ルールになっていると回答があった。
○検討の結果、かばん製造職種(かばん製造作業)については、試行試験を実施し、次回以降の専門家会議において、議論することになった。
場所:Web会議
出席者:市田委員、漆原委員、大迫委員、佐々木委員、當間委員、堀委員、花山委員
厚生労働省人材開発統括官付海外人材育成担当参事官室、出入国在留管理庁在留管理支援部在留管理課、外務省領事局外国人課、外国人技能実習機構
豆腐製造職種(豆腐製造作業)関係:日本豆腐協会、農林水産省食品製造課
かばん製造職種(かばん製造作業)関係:日本鞄協会、経済産業省生活製品課
【議題】
(1)豆腐製造職種(豆腐製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
(2)かばん製造職種(かばん製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
【概要】
○豆腐製造職種(豆腐製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
豆腐製造職種(豆腐製造作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することに関して、日本豆腐協会から説明があり、主として以下の質疑が行われた。
・カンニング防止のために試験会場に受験者と試験官のみが入室する、ということであれば、大きな工場で試験実施する場合、試験のために工場のラインを止めて貰う、という理解で良いか、という質問があった。
それに対し、初級の試験会場については企業の研究所を検討している。専門級については、具体的に機械を扱う試験課題が多いため、一部工場での試験を実施したい。試験会場を工場とする場合でも、連続式ではなく、バッチ式を取り入れている工場で実施することを考えているため、ラインをとめて試験を行うことは可能と考えている、と回答があった。
・実技試験の採点基準の安全衛生部分の項目について、具体的な内容を確認したいと委員から質問があった。
それに対して、例えば、マスク等服装が適切であるか等を確認することを考えていると回答があった。
それに対して、試験監督によって採点に差が出ないように、明確な採点基準を作成していただきたいと指摘があった。
また、他の委員から、服装については、安全衛生に関するものだけでなく、食品衛生に関するものも含まれるため、書き分けていただきたい、と指摘があった。
○検討の結果、豆腐製造職種(豆腐製造作業)については、試行試験を実施し、次回以降の専門家会議において、議論することになった。
○かばん製造職種(かばん製造作業)の職種追加について(試験案等の確認)
かばん製造職種(かばん製造作業)を移行対象職種として技能実習評価試験及び審査基準を整備することに関して、日本鞄協会から説明があり、主として以下の質疑が行われた。
・コバ液や接着作業時に使う有機溶剤等については有機溶剤中毒予防規則上の有機溶剤にあたり、労働安全衛生対策が必須ではないかと委員から意見があった。
それに対して、水性への切り替えを行っているところだが、まだ有機溶剤を使用している事業所もある。現在SDSに基づく取り扱いを行うよう業界内で周知しており、今後は外国の方に対し母国語で周知することも検討している。また、試験基準にもその点を記載し試験範囲に含めている、と回答があった。
それに対し、有機溶剤等の取扱いについては試験基準上は専門級のみに明記されている。接着作業の試験課題は初級でもあるが、初級の試験基準にも有機溶剤等の取扱いを含めるべきではないか、と質問があった。また、雇入れ時の安全衛生教育の中で有機溶剤等の取扱いについて教育した上で、作業の手順や換気の仕方を教えることが必要であると意見があった。
それに対し、初級の試験課題で行う接着作業では両面テープを用い有機溶剤は使用しないため、外している、また、雇入れ時の安全衛生教育についてのご指摘についても、業界団体として受入事業所が徹底するよう周知をしていきたいと回答があった。
・試験回ごとに実技問題を変更するとのことだが、事前に実技試験の内容を通知する予定はあるか、と委員から質問があった。
それに対して、具体的な試験内容は実技試験の一覧表に記載して受験者に案内する予定であると回答があった。
それに対し、委員から試験の範囲の中から試験当日にどの試験課題を出題するかということは受検者には知らせないのか、と質問があった。
それに対して、事務局から実技試験に関しては、事前に当日出題する試験課題を具体的に受検者にお示しいただくことが統一ルールになっていると回答があった。
○検討の結果、かばん製造職種(かばん製造作業)については、試行試験を実施し、次回以降の専門家会議において、議論することになった。



